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イベントフォトコンテスト

「関西(近畿)ブロック」撮影会

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総評 ハナブサ・リュウ

魅力的な作品ばかり

京都の撮影会では恒例になりつつある舞妓さんの登場。京都植物園では2度目ですが、何とかお天気にも恵まれました。レンズの貸し出しコーナーも定着してきた感じで、85ミリや 105ミリf1.4などを皆さんに体感していただきました。
さて、コンテストの結果ですが、特選は須藤明弘さん「ビクトリア」です。美しいモノクロームで正面から対峙してストレートに表現した強さが光っています。話題の 105ミリf1.4 開放のボケ味が素晴らしい作品です。準特選、青木竹二郎さん「秋に抱かれて」は、柔らかい光を見事にとらえて、情緒ある作品にしました。秋本勝さん「冬めいて」は、枯れた蓮を対称的にデジタル合成、舞妓さんが一人佇んでいる風景に仕上げた力作です。原登志雄さん「憂鬱」は美しい青い目とブロンドをうまく使って、魅力的な作品にしています。
入選、榎元博敏さん「さわやかな女」、木の枝を持ったモデルの初々しさが光っています。奥田隆行さん「麗人」、柔らかい表現は麗しいの一言に尽きます。藤﨑優子さん「所作美」、舞妓さんの美しい姿と竹林の見事な調和です。西口裕男さん「爽やかに」、透明感のある少女と紅葉が映えます。松尾広国さん「秋の香」、秋に溶け込んだような自然さに好感が持てます。宮本節夫さん「笑顔」、屈託のないモデルの表情をうまくとらえています。八木慶次郎さん「まなざし」、家族を撮るような親しみのある表現です。佳作も魅力的な作品ばかりです。

イベント概要

開催日 2016年12月4日(日)
参加者 423名
応募点数 1,031点
審査 小林紀晴、ハナブサ・リュウ