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Japan

THE GALLERY企画展 江成常夫写真展「『被爆』ヒロシマ・ナガサキ」開催のお知らせ

写真展会場「THE GALLERY」(新宿・大阪)にて、江成常夫写真展「『被爆』ヒロシマ・ナガサキ」を2019年7月23日(火)より開催いたします。

作家のコメント

アジア太平洋戦争の記憶を写真に留める仕事の文脈のもと、被爆地ヒロシマに最初、赴いたのは1985年8月6日。広島平和記念公園には原爆忌40周年とあって、内外から多くの新聞、テレビの取材陣が集まっていた。その日から被爆者を訪ねた。井上ひさしの戯曲『父と暮せば』でも語られているが、地獄を見た人たちからは、亡くなった人たちへの鎮魂、生き残ったことの後ろめたさ、慙愧の心を教えられた。それをもとに閃光と爆風に遭い肉体が消滅した人たちの視覚化に努め、写真集『ヒロシマ万象』(新潮社)を上梓した。原爆禍は写真表現にとって普遍的テーマである。その後、被爆した人たちの衣類や時計、生活用品、学校、地下工場跡などの遺品と遺構を凝視することで、原爆の魔性と罪業を思索してきた。長年にわたる撮影行で、ようやく上木に重ね写真展に漕ぎつけることができた。写真展では、遺品と遺構で構成し、繰り返してはならない原爆禍の記憶を呼び戻したい。(江成常夫)

江成常夫(えなり つねお)氏プロフィール

1936年、神奈川県相模原市に生まれる。
1962年、東京経済大学経済学部卒業と同時に毎日新聞東京本社に入社。東京オリンピック(64年)、三億円強奪事件(68年)、東大紛争(69年)、沖縄返還協定調印(71年)、など撮影取材。1974年同社を退社、フリーランスに。同年渡米、ニューヨークに滞在。1978年渡米、ロサンゼルスに滞在。戦後米兵と結婚し渡米した「戦争花嫁」を撮影取材。
以後一貫して「戦争の昭和」に翻弄された人たちの声を写真で代弁し、昭和に対する日本人の歴史認識を問い続ける。
2001年、総合写真祭「フォトシティさがみはら」を構想、創案、運営に携わる。九州産業大学名誉教授。

THE GALLERY企画展 江成常夫 写真展「『被爆』ヒロシマ・ナガサキ」

「THE GALLERY」について

「THE GALLERY」は2017年7月に新宿、2017年8月に大阪に開設された、写真文化の普及・向上を目的とする写真展示場です。ニコンの最新機材を用いて著名な写真家が制作した質の高い作品などを展示する企画展の他、ニッコールクラブ会員展、写真団体展を展示します。

以上

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