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ニコンサロン bis 大阪 2017年3月

高等学校文化連盟全国写真専門部

写真
日韓中 高校生フォトコンテスト 写真展
2/23 (木) ~3/1 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

第5回日韓中 高校生フォトコンテストに応募した日本・韓国・中国の高校生の入賞・入選作品展です。
このフォトコンテストは、日本・韓国・中国の高校生が、フォトコンテストをとおして、写真視点の広がりと写真技能の向上を目指すと共に、写真をとおしての文化、社会、人間への理解を深め、交流を図ることをコンセプトとして実施しています。自由テーマで撮影した写真を広く募集し、公益社団法人日本写真家協会の熊切圭介会長をはじめ、写真関係のメーカー、大学、新聞社、団体などの代表によって審査されたものです。
写真は、言葉が通じなくても分かりあえ、国境を越えた共通言語となります。主催者は、日本および韓国、中国の高校生それぞれが感じたメッセージを読み取ってほしいと考えています。
(全国高等学校文化連盟)

モノクロ・カラー合計70点(入賞15点、入選55点)

団体のプロフィール

第5回日韓中 高校生フォトコンテストに応募した日韓中の高校生。

juna21 青木 秀平 写真展

写真
彩の国
3/2 (木) ~3/8 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

作者は家のそばから少しずつ距離を伸ばしながら撮影を続けた。

撮影当初、作者にとって、都市近郊にあたるこの土地は「変わる」というイメージが強かった。
少し前までは畑や田んぼだったところが急に、家の建築工事が始まっていたりする。

しかし、撮り歩き続けることにより、これらとは違う、別のものに作者は目が行くようになった。

春夏秋冬を通して行われる農作。
先人の残した跡など変わらないものが見えてきた。
これらのものを探しているうちに、作者の足は北、東、南にかかる県境まで達した。
なかには、お稲荷さんや御岳山に見立てた塚。
古いものでは江戸時代につくられた道祖神などがあった。

作者にとって、変わらないものとは、はた目には変わらないように見えるという意味で、微細な変化はもちろんある。
農作のあり方が変わっていたり、先人の残した跡は、その土地の人びとがそこに新たな鳥居を建てたりしている。

急に大きく変わる風景。はた目にはわからないが、微細に変わっている風景。
二つの風景を撮影し展示することにより、埼玉県東南部の風土や姿を感じていただければと作者は思う。
カラー約35点

作者のプロフィール

青木 秀平(アオキ シュウヘイ)
1989年埼玉県生まれ。2012年日本写真芸術専門学校卒業。同年から日本カメラ財団菊池東太写真塾に在籍。写真展に13年「forest park」(Juna21新宿ニコンサロン、Juna21大阪ニコンサロン)がある。

田渕 善信 写真展

写真
元町高架下
3/9 (木) ~3/15 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

神戸の街は、その中央部を東西にJRが走り三宮-元町-神戸へとつながっている。
その元町駅から神戸駅への約1.3kmにわたる高架下に、神戸のイメージとはかなり趣を異とした約70年の歴史を持つ元町高架下商店街(通称:モトコー)がある。
当初は闇市の印象も濃くやや怪しげな雰囲気のなか外国の船員達や多くの人々で活気に溢れ賑わっていた。
今のモトコーは、昭和の匂いを残しながらも若い店主が加わり新しい感性と旨く溶け合い、レトロ、ポップ、モダン、アート・・・と「非日常で新鮮な空間」を呈している。
ただ、元町駅から神戸駅と進むにつれシャッター通りとなって行くのは何となくさびしい。
この写真展は、店主やそこに集う人々を通して今のモトコーの雰囲気を写し撮ろうとしたものである。
現在、この高架下が耐震補強工事の時期に来て大きく変わろうとしているとのニュースを聞いた。この魅力的な商店街を何らかの形で存続させて欲しいと願う一人である。(田渕善信)

カラー49点。

作者のプロフィール

田渕 善信(タブチ ヨシノブ)
1939年大阪府生まれ。64年大阪市立大学工学部卒業。2001年機械メーカー定年退職後、趣味として写真を撮り始める。
写真展(個展)に、13年「都市・ashita-梅田北ヤード・JR大阪駅周辺-(ニコンサロンbis大阪)」がある。このほか、ニコンプラザ大阪フォトスクエアでの展示(09年、12年、15年)、第3回大邱フォトビエンナーレ「日韓交流写真展」への出品がある。
受賞歴に、全日本写真展、全日本シニア写真展、朝日展などでの上位入賞がある。

juna21 田巻 海 写真展

写真
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3/16 (木) ~3/22 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

均一な形体が無数に存在している。自律していて、他を必要としない、視覚的に安定した構成。それらは世界に対しある一定の距離を保ち、影響を与えることはない。また、そうした世界から置き去りにされた無数の形体は、営為が浸透する空間において、現前することはない。  (田巻 海) 

カラー10点。

作者のプロフィール

田巻 海(タマキ カイ)
1991年山梨県生まれ。2016年武蔵野美術大学大学院卒業。

志岐 利恵子 写真展

写真
支えられて今
3/23 (木) ~3/29 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

撮影に出かけると様々なご夫婦をお見かけする。自分とは違う人生を送っている夫婦に新鮮さと魅力を感じた。そこには支え支えられた夫婦特有の機微の様なものを感じることができる。
撮影地はすべて奈良県である。年齢は38歳から88歳、仕事を始めて間もない方から家業を継いで16代目という方まで幅広い。
突然の訪問にも関わらず、足を止め、仕事の手を休めて撮影に応じて下さいました。
亭主元気で留守がいいとか、空気みたいな存在だとか言えるのは当たり前の様で、実はこんな心強いことはないと改めて感じる。
共に歩んだ時間は相方が亡くなった後でも宝として残ることだろう。やっぱりいいものです、夫婦。
私も現役でサラリーマンをしている夫に感謝を忘れてはいけないと、思いを新たにしている。  (志岐利恵子)
カラー40点。

作者のプロフィール

志岐 利恵子(シキ リエコ)
奈良県生まれ。2012年ニッコールクラブに入会。
写真展に、13年「野辺の送り」(二人展)(ニコンサロンbis大阪)がある。
受賞歴に、14年サロン・ド・ニッコール年度賞3位、15年同賞年度賞5位がある。15年「正月準備」で第63回ニッコールフォトコンテストニッコール大賞(第2部:カラー)を受賞。

後藤 安男 写真展

写真
IN THE PARK 2012-2016 広島
3/30 (木) ~4/5 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

2012年〜2016年までの各年8月6日(一部8月5日を含む)に、広島平和記念公園内で撮影したスナップ写真、モノクロ40点を展示する。
2011年4月に個展「8月6日 広島平和記念公園の人々」を開催したが、なんと、その直前に東日本大震災・福島原発事故がおきた。日本はこれからどう変わるのだろう、変わることができるのだろうかと、さまざまな思いに駆られた。そして2012年以降も8月5日、6日の広島を訪れた。被爆70周年の年があり、米国大統領の訪問もあった。しかしなにより、世の中が大きく動き始め不安がよぎる5年間だった。かつて広島市内有数の古くからの繁華街として賑わい、多くの人々が居住し暮らしていた所、今も土の下に多くの犠牲者の遺骨が眠る所。この公園はこれからどのような8月6日を迎えていくのだろうか。    (後藤安男)

作者のプロフィール

後藤 安男(ゴトウ ヤスオ)
1946年兵庫県尼崎市生まれ。大阪府茨木市在住。71年大阪外国語大学中国語学科卒業。82年フォトグループABCに入会。ニッコールクラブ会員。
写真展に、2011年「8月6日 広島平和記念公園の人々」、12年「私図鑑「構造物」」、14年「過ぎてゆく景色」(以上ニコンサロンbis大阪)がある。

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