Nikon Imaging
Japan
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銀座ニコンサロン 2014年10月

若杉 憲司写真展

写真
襖フォトグラフィー DIORAMA
9/24 (水) ~10/7 (火)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

展示する作品は、360年前の襖に憑依した風景写真である。江戸初期に建てられた紀州徳川家の数寄屋風別荘の襖に、作者が旅先で写した花や鳥や山水を組み込み、360年の昔からそこに存在していたかのように息づかせる、非現実の中の襖絵―襖〔フォトグラフィー〕。すべてコンピューターで作ったDIORAMAの世界である。 着想は谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』から得たもので、始まりは2011年の夏、福島原発事故による節電で、夜の街が暗くなった時である。 暗い街は、明るい電灯の中で失ってしまった何かを思い出させ、作者が『陰翳礼讃』を再び読み直すきっかけとなった。モノクロ30点。

作者のプロフィール

若杉 憲司(ワカスギ ケンジ)
1941年佐賀県唐津市出身。70年六本木スタジオ入社。75年フリーランスのフォトグラファー に。97年 My Shangri-La ニューヨーク ADC 国際展入選。2014 年デボラ・クロチコ氏(サンディエゴ写真美術館館長)のレビューを受け、推薦状をもらう。
主な写真展に、97年「わが桃源郷」( 銀座キヤノンサロン )、02年宇宙木(Cosmo Tree) 写真展 ( ベルギー在日本大使館 ) などがあり、写真集に『わが桃源郷』(96年平河出版社刊 ) がある。

門山 大介写真展

写真
Throw a boomerang
10/8 (水) ~10/21 (火)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

拾い上げた枝を足元へ突き立てる。
次の点まで抜かずに歩くと、線を引き、やがて地図を結んだ。
二つに割れた枝先を削り、しならせる。
腕を上げて、枝を放った。
反時計回りに描かれる曲線を目でなぞり、
「あのとき」から「いま」への距離を測る。

目の前は写されるために在るのではない。

静かにシャッターを押しこむ。
彼方からの手紙を読むように、
その写真を眺めた。

私は、写真を撮りたかった。
ただ、それだけです。                  (門山大介)

カラー41点。

作者のプロフィール

門山 大介(カドヤマ ダイスケ)
1981年生まれ。写真展に2006年「STRIPE」(コニカミノルタプラザ)がある。

野村 恵子写真展

写真
赤い水
10/22 (水) ~11/4 (火)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

2006年に発表した「Bloody Moon」、2009年の「Red Water」、2012年の「Soul Blue」と続いた一連の作品の流れの中で、この2年間に撮りおろした新作を中軸とした、集大成的な作品を展示する。
水は天地を廻り、自然の中で、永遠のサイクルを持っている。この身体という器に湛えられた「赤い水」。この器が壊れて消えたとき、その水は、魂は、やはり空に、地に帰っていくのか?
そんなことを常に考えながら、作者は日々を生きて、撮っている。
被写体の女性は、長年にわたって撮り続けている女性達である。彼女たちは写真となり、イコンとしてこの作品の中で存在している。
イメージは街を、天地を、時空を自由に翔ける。それが暫しの永遠となることを願っている。カラー50点。

作者のプロフィール

野村 恵子(ノムラ ケイコ)
兵庫県神戸市生まれ。大阪ビジュアルアーツ専門学校卒業。卒業後渡米。ロサンゼルス、サンタフェにて写真を学ぶ。99年に沖縄をテーマにした写真集『DEEP SOUTH』をリトルモアより発表。同年、同名の写真展を渋谷パルコギャラリーにて開催。人物や風景から滲み出す濃密で切ない空気感、その独特の色彩感覚から力強く紡ぎ出された作品が高く評価された。97年「コニカプラザ新しい写真家登場」年間グランプリ、99年日本写真協会新人賞、2000年東川賞新人作家賞を受賞。12年新作写真集『Soul Blue 此岸の日々』を赤々舎より発売。その他既刊の写真集に『In-between』(Europe Today/05年刊)、『Bloody Moon』(冬青社/06年刊)、『Red Water』(Artbeat Publishers/09年刊)などがある。個展、グループ展多数開催。現在東京都在住。

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