Nikon Imaging
Japan
プレミアム会員 ニコンイメージング会員

ニコンサロン bis 新宿 2014年10月

山本 富久写真展

写真
The messages of the Rocks
9/30 (火) ~10/6 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

黒潮洗う紀南の海に立つと、光と潮の加減で刻々と変わる岩の文様に目が引き寄せられてい く。それは自然界のいたずらだろうが、作者は最近、この文様の1コマ1コマに岩が動きだしそうな不思議な感覚を覚えるようになった。 何億年もの時の流れを経てきた自然界の底知れぬエネルギーが訴えかけてくるようにも感じ られ、それは一個人の想像力をはるかに超えた自然の崇高さのようにも思える。 作者は若い頃、主に人々のドラマに目を奪われそれらを撮り続けてきたが、老境に差しかかった今、自然界のかすかな気配に感動を覚え、それらにレンズを向けた作品を展示する。カラー40 点。

作者のプロフィール

山本 富久(ヤマモト トミヒサ)
1937年生まれ。和歌山県田辺市出身。79年第33回和歌山県展特選。85年ニッコールフォ トコンテスト(第一部)準特選。96年同特選。2001年第86回二科展入選。03年フジフォトコンテスト(自由写真の部)金賞、第28回JPS展入選。05年第65回国際写真サロン入選。 日本写真協会会員。ニッコールクラブ会員 (82年入会 )。写団「創和」会員。
写真展に、09 年「心のふる里-木守小学校の思い出」、11 年「The Messages of the Rocks「妖怪」」( 以上ニコンサロン bis 大阪 ) があり、写真集に『心のふる里』(09年刊 ) がある。

藤井 克己写真展

写真
幸ノトリ 再び
10/7 (火) ~10/13 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

1971年、日本の各地を優雅な姿で飛んでいた「コウノトリ」が自然界から姿を消した。高度経済成長時代に人々の生活様式や価値観で環境を破壊し、食べ物のドジョウやカエル、草地の昆虫がいなくなり、絶滅に追い込んだ。
しかし、あれから43年が経ち、「コウノトリをもう一度大空へ戻そう」との合言葉で、自然界への復帰を願い、多くの関係者の努力が実を結び、豊かな環境を取り戻した。
幸ノトリが帰ってきたのだ
但馬の里に、ニュースターが誕生した。澄みきった青空を舞い、地域の人々との共生が始まり、田んぼや小川に幸せを運んできた「コウノトリ」が、ゆったりとした時間を過ごしている。
でも、主役は我々人間である。これからも彼らとの共生には生活改善、環境改善に対する積極的な取り組みが必要であることを忘れてはならない。カラー50点。

作者のプロフィール

藤井 克己(フジイ カツミ)
1940年山口県周南市生まれ。2001年セントラル硝子株式会社退職。03年社団法人西宮市シルバー人材センター入会。08年日本写真家協会JPS展優秀賞受賞。ニッコールクラブ入会。10年西宮芸術文化協会会員。コウノトリファンクラブ入会。11年東日本大震災被災地(宮城県南三陸町・名取市・気仙沼市・岩手県陸前高田市)取材。12年岩手県釜石市根浜地区、平田地区、鵜住居地区へコウノトリ写真集『生きる』を寄贈。現在兵庫県西宮市在住。
写真展に、10年コウノトリ写真展(西宮市・豊岡市)があり、写真集に「コウノトリ写真集『生きる』」がある。

ニッコールクラブ千葉支部展

写真
千葉に生きる
10/14 (火) ~10/20 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

ニッコールクラブ千葉支部は、「千葉を撮る」を合言葉に活動を続けてきて、創立20周年を迎えた。本写真展はその一つの節目を記念しての開催である。
三方が海に囲まれて温暖な気候に恵まれた千葉。そこに生きる人間の喜怒哀楽やそれぞれの生きざま、また、人間とは異なる動植物の生など、会員それぞれの感性と洞察力とその思いで表現した作品を展示する。
カラー36点・モノクロ6点(参加会員31名)。

グループのプロフィール

<ニッコールクラブ千葉支部>
1995年8月20日、15名で創立。千葉市内において隔年ごとに千葉支部展「わが街ちば」を開催。創立5周年と10周年には、ニコンサロンbis新宿にてそれぞれ「わが街ちば」と「わが街ちば―海と房総―」を開催。また、支部会員5名が、ニコンサロンやニコンサロンbisにて延べ14回個展を開催している。会員38名(2014年7月1日現在)。

team SKIT 写真展

写真
フォトオペラ「転生」
10/21 (火) ~10/27 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

人は皆 仮面をつけて生きている
人は仮面をつけることで本来の姿を見せず、我が身を守っている。
孤独なピエロの心は「都会での孤独」「妬みと妄想」「友情と恋」の狭間で揺らぎ、傷つきながらも現実を素直に受け入れ、温かい気持ちに触れる日々の中で、仮面の下に隠された姿は次第に変わっていった。
やがて来る別れは、決して悲しいものではなく新しい始まりとなり、生まれ変わろうとするピエロの大切な一歩に繋がっていく。
この世は舞台であり 人は役者にすぎない
仮面をつけた登場人物たちの姿は、いつかどこかで出会った誰かと重なっているでしょう。
カラー約40点。

グループのプロフィール

<team Skit>
写真仲間が集まり、「全員が役者であり撮影者である」という撮影スタイルで物語を表現するという企画が生まれ、4人のイニシャルから「team Skit」として活動をしている。

juna21 皆川 祐嗣写真展

写真
祖父と競馬
10/28 (火) ~11/3 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

作者は祖父が大好きである。何故大好きなのかというと、作者の考えや提案を受け入れてくれる良き理解者だからだ。
幼い頃の作者は、祖父の事が理解不能だった。
祖父は、土曜日と日曜日だけ競馬をする。平日に馬の着順を予想して、土曜日と日曜日に全力を尽くすというのが1週間のサイクルだ。競馬をしている祖父はすごく楽しそうで、一つのレースにかける情熱が伝わってくる。幼い頃の作者が祖父の事を理解不能だったのは、競馬がどんなものかわからず、テレビに向かって数字を叫んでいる祖父を理解することができなかったからだ。
しかし、月日が経って作者が大人になった今、祖父を見ていると、競馬をしている時だけ子供の様に騒ぎ、純粋に楽しんでいる姿がそこにあった。
そんな祖父と競馬は絶対に離れてほしくないと思うとともに、今年で87歳になる競馬歴68年目の祖父の事が理解できるようになった。
作者は、優しくて、面白くて、子供の様な祖父が競馬をしている姿が大好きである。モノクロ31点。

作者のプロフィール

皆川 祐嗣(ミナガワ ヒロツグ)
1993年千葉県生まれ。2014年東京ビジュアルアーツ写真学科卒業。

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