Nikon Imaging
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新宿ニコンサロン 2013年1月

12/29 (土) ~1/4 (金)
年末年始休館
写真
第60回ニッコールフォトコンテスト入賞作品展
第2部カラー 第3部ネイチャー
1/5 (土) ~1/14 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

本展は、ニッコールクラブが主催する第60回ニッコールフォトコンテスト(平成24年度)に入賞した作品を一堂に展示するものである。
ニッコールフォトコンテストは、世界中の写真愛好家に広く門戸を開き、写真芸術の発展と写真技術の向上を図るとともに、写真を通じて友好を深めようという趣旨のもとに行われるもので、ニッコールクラブ創立以来毎年行い、今回で60回を数える。
今回も3月から募集を開始して7月上旬に締め切り、応募点数は46,525点(第1部9,526点、第2部23,233点、第3部8,520点、第4部5,246点)となった。
入賞作品の内訳は、第1部57点、第2部90点、第3部57点、第4部50点と決定した。
なお作品は、1月5日(土)~14日(月)まで新宿ニコンサロンにおいて第2部カラー入賞作品と第3部ネイチャー入賞作品を、またニコンサロンbis新宿において第1部モノクローム入賞作品と第4部U-31(Under31)入賞作品をそれぞれの会場で同時開催する。

<第1部 モノクローム>
ニッコール大賞(1点) 「幸せのひととき」 岩渕 真理(埼玉)
推選(1点) 「子供達の記録」 井上 勉(愛媛)
準推選(1点) 「不安な日」 荒井 俊明(京都)
特選(4点) 「自写像」 柏原 力(千葉)
「故里への誘い」 辻 修司(大阪)
「夏暦」 野澤 正樹(埼玉)
「72歳、一人暮らす」橋本 浩市(新潟)

<第2部 カラー>
長岡賞・ニッコール大賞(1点) 「Cambodia ~親がいない子どもたち~」 大星 勇樹(大阪)
推選(1点) 「夢路/祖母の夢」 山上 新平(神奈川)
準推選(2点) 「memories」 古結 敦士(兵庫)
「観光地が生活を取り戻す瞬間」 嶋口 紗友梨(神奈川)
特選(6点) 「Face」 大角 勝(静岡)
「5月の小路」 岡田 治(和歌山)
「こはだ」 木寺 憲吾(東京)
「出番前」 林 栄之(大阪)
「thailand」 福田 創一郎(東京)
「少女」 山﨑 猛(大阪)

<第3部 ネイチャー>
ニッコール大賞(1点) 「頑張れカワアイサの親子」 上田 正洋(北海道)
推選(1点) 「夜灯り生活」 渡邉 智之(山梨)
準推選(1点)「厳冬の贈り物」 櫻庭 弘(埼玉)
特選(4点) 「アースエナジー」 遠藤 励(長野)
「四季霧彩」 倉持 隆雄(茨城)
「浮上」 平山 弘(和歌山)
「テイクオフ・フラミンゴス」 村野 哲也(大阪)

<第4部 U―31>
ニッコール大賞(1点) 「雨の街」 知念 愛佑美(福岡)
推選(1点) 「新盆を迎えた日」 小島 千尋(神奈川)
準推選(1点) 「井戸の底でたゆたう光」 渡部 雪(東京)
特選(2点) 「塩味」 林 康太郎(神奈川)
「夏色」 藤井 香奈子(東京)

<審査員>
海野和男、大西みつぐ、織作峰子、川上義哉、管 洋志、田沼武能、ハナブサ・リュウ、藤岡亜弥(敬称略・五十音順)

安掛 正仁写真展

写真
蛞蝓草紙 (なめくじ そうし)
1/15 (火) ~1/28 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

何でもないような日常でも、とある瞬間に「ふっ」と、何か別の世界にでも入り込んでしまったかのような気がする時がある。そんな時に見える世界は、楽しくもあったり、恐ろしくもあったり、さびしくもあったり、いろいろな世界だ。
それは昔、子供のころに学校で友達と怖い話に夢中になった後、気づくと自分の回りの世界がすべて変わって見えてしまった時のような、オモシロく、不思議で、コワい感じといえばいいかもしれない。作者にはそんな感覚がゾクゾクした肌触りを伴って今でもパッと蘇る。子供のころに置いてきたと思っていたこの刺激的な出会いに、作者はワクワク、ソワソワしている。それらは場所も、時間も関係ないかのような世界だが、作者が作り出した物語りではなく、作者が見て体験した世界なのである。モノクロ約30点。

作者のプロフィール

安掛 正仁(アガケ マサヒト)
1969年東京生まれ。90年代初めより写真を撮りはじめる。2008年写真誌「アスファルト」1号に参加。09年サードディストリクトギャラリーに立ち上げより参加。個展を中心に活動し、現在に至る。
主な写真展に、「霰弾」(蒼穹舎)、「ずんべらぼう」「蛞蝓草紙」シリーズ(以上サードディストリクトギャラリー)など多数。

juna21 千村 明路写真展

写真
砂界 ~SHAKAI~
1/29 (火) ~2/4 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

作品は、茨城県神栖の海岸で4年の歳月をかけて向き合ってきた、砂に横たわる物達のドキュメンタリィ・ポートレートである。
漂着物とも投棄物とも知れず、空と海の間、白い風車の足元にただ静かに存在し、朽ち果て、忘れ去られ、知らぬまに砂の中や海の底へと消えて行くその姿と在り様は、環境破壊や海洋汚染といった社会問題の象徴、害悪そのものなのだろう。
だが作者は、眼の前で繰り広げられる移ろいの中にこそ眼を向けるべき美しさがあると確信し、撮影を続けてきた。
その砂浜も、2011年3月11日を境に私達の日々の生活同様、その風景を変えていったが、物達は以前と何ら変わること無く、写真という手段を使って対話をしてきた作者に、何がしかを語りかけて来るのである。その声無き声が今の時代においていったい何を伝えようとしているのか。本展では、その物達が語るメッセージを届ける。カラー25点。

作者のプロフィール

千村 明路(チムラ アキミチ)
1980年北海道石狩郡花川生まれ。2006年京都造形芸術大学通信教育学部芸術学科写真コース入学。大学カリキュラムにおいて、北井一夫ワークショップに3年間学ぶ。11年同校中退。12年写真作品集『砂界~SHAKAI~』(冬青社出版)上梓。
作品は清里フォトアートミュージアムに収蔵されている。

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