Nikon Imaging
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新宿ニコンサロン 2012年7月

6/26 (火) ~7/9 (月)
安世鴻写真展は諸般の事情により中止することといたしておりましたが、東京高等裁判所から、「ニコンサロンを安世鴻氏の写真展のために仮に使用させなければならない」との仮処分が発令されましたので、これに従って、安世鴻氏に対し新宿ニコンサロンを仮にご使用いただくことといたしました。

李 容夏写真展

写真
3rd Generation
7/10 (火) ~7/23 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

作者は、1972年1月、大韓民国の軍人としてベトナム戦に参加した。所属部隊はベトナムのクイニョン(Quy Nhon)に位置する猛虎師団隷属の機甲連隊作戦状況室だった。
その危険で生と死の分かれ目を無事乗り越え、20数年前から枯葉剤の病魔に全財産を奪われ、家庭が破綻し、自ら命を断つ一部の戦友らの壮絶な事情と、ベトナム現地の枯葉剤第三世代患者の辛い現実を、作者はメディアを通じて分かった。
これを世の中に伝えなければ永遠に忘れられる恐れがある中で作者はカメラを手にし、これを伝えるためにも56歳で写真の世界に入り、日本の大学に留学、卒業論文のテーマも枯葉剤“Agent Orange”に決めた。
韓国の報勲病院とベトナム現地の枯葉剤被災地の村及び病院を訪れ、ホーチミンからハノイまで2年3カ月かけて幅広く撮影した。微かな希望も何も見えないまま病室で苦しんでいる戦友と、後の代まで遺伝し、消えない傷を負ったまま生きていく幼い患者の様子と、生れることなくホルマリン溶液の中に入れられ保管された胎児を見て、この事実を世の中に知らせるのが、ベトナム参戦が与えてくれた作者の人生の任務だと思った。
今、歴史の影に徐々に忘れられていくベトナム戦争の枯葉剤の傷を、戦争当事国であろうと、傍観国であろうと関係なく、人類共通の責任意識を持って、ベトナム現地の子供患者たちに温かい愛と激励が何よりも必要である。また、この病魔がこれ以上次の世代につながらないように、一日も早く治療薬が開発できるように、実力のある製薬会社らが力を結集してほしい。
作者は、本展をきっかけに“戦争なき平和”が世界中に定着することを望み、これ以上この地球上の人が互いに銃口を向けあい、命を奪い合う行動が起こらないことを望んでいる。
自国の利益のために他国の財産と尊い命を奪う行為は、真の力のある勝者ではない。
カラー作品。

作者のプロフィール

李 容夏(イ ヨンハ)
1950年韓国ソウル生まれ。2009年韓国桂園造形芸術大学写真学科卒業。12年九州産業大学大学院映像芸術学科卒業。同年韓国桂園造形芸術大学写真学科教授就任。
写真展に、〔個展〕07年「春の花園」(モチャルトゥギャラリー・韓国)、11年「戦争のない平和」(麻浦区役所・韓国)、12年「The Land Scape of Horizon」(Me Gallery Fukuoka)、〔団体展〕07年「漢江(ハンガン)の力」(桂園大学校27ギャラリー)、08年「パリの夜明け」(セルジオ芸術大学ギャラリー)、10年「釜山夜景」(九州産業大学円形ギャラリー)、同「戦争のない平和」(安陽市庁・韓国)、11年「3rd Generation」(アジア美術館・福岡)、同「3rd Generation」(コニカミノルタプラザ・東京)、12年「同」(福岡県立美術館)などがある。

juna21 Garrett Hansen 写真展

写真
Partner and Passage
7/24 (火) ~7/30 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

一連の作品は、日々の撮影と行く先々での個人的な経験から生まれたものである。
香港からインディアナ州の田舎町まで、過去10年間のネガフィルムから取り上げたディップティック(二つ折りの絵屏風)は、それぞれ「私のパートナー」と「私たちの旅」というテーマを隣り合わせで構成していて、これらのネガフィルムが時間的な近似、または物理的接続によって別々の存在を慎重に結びつけており、それが本展の核となっている。
これらの概念的考察に加え、本展は、作者とパートナーとの個人的で密接な関係を物語っている。作品の多くがこの10年の絆によって生まれた親密性を反映すると同時に、最も親密な人々の間にでさえ必然的に存在する空間をも気づかせてくれる。それが人間、場所、そして時間の間にある空間についての瞑想なのである。
なお、デジタル技術がますます現代の画像制作を支配するようになっているが、作者にとって本展は、ネガフィルムの独創的かつ重要な特性を再検討するきっかけとなったという。
モノクロ32点。

作者のプロフィール

Garrett O.Hansen(ギャレット・オー・ハンセン)
1979年ニューヨーク市生まれ。グリンネルカレッジにて政治経済を学ぶ。卒業後、カンボジアに居住し就労。2006年中国で教鞭をとるためにアジアに戻る。インディアナ大学ブルーミングトン校にて美術学修士号を取得し、米国及び海外で写真術を教授。作品は世界中で出版・展示されている。

河野 謙児写真展

写真
Faces of the Navajo ナバホインディアンのポートレート
7/31 (火) ~8/6 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

作者がアメリカインディアンの今日の生活をカメラにてドキュメントしようと、アリゾナ州、ニューメキシコ州、ユタ州の3州にまたがって保留地を持つアメリカ最大の種族ナバホインディアン保留地を訪れたのは1974年春で、24歳のときであった。
あれから38年が過ぎ、ナバホの女性ルースを娶り、一人娘のさくらは二人の娘の母親となり、作者は未だ飽きることなくナバホを被写体として、広大な保留地を自分のスタジオに撮り続けている。
作者がナバホの赤い大地を訪れた事は、その時から作者を保留地に留まらせてしまった。特に南太平洋の島々で日本軍と戦ったナバホ暗号部隊との出会いは、作者の写真活動の起源となった。
本展では、作者がナバホ居留地に行って以来撮影した「WARRIORS/ナバホ暗号部隊」をはじめ、5つの企画の中から選抜したモノクロポートレート作品を展示する。モノクロ作品。

作者のプロフィール

河野 謙児(カワノ ケンジ)
1949年福岡県生まれ。73年渡米。アリゾナ州のナバホインディアン保留地を訪れ、以後ナバホをカメラでドキュメントしている。
著書に「WARRIORS:Navajo Code Talkers」「In the Fifth World」「Navajo Women」「ヤッテ ナバホ」などがあり、「WARRIORS」の写真展は、アメリカ国内で50回以上開催。

ギャラリートーク開催のお知らせ

作者によるギャラリートークを下記の通り開催いたします。
ぜひご参加下さい。

日時:8月1日(水)18:30~20:00
会場:新宿セミナールーム(ニコンプラザ新宿内)
※入場無料・予約不要です。当日は直接会場にお越し下さい。

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