Nikon Imaging
Japan
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大阪ニコンサロン 2012年2月

樋口 徹

写真
五冊の余熱
1/26 (木) ~2/1 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

梶井基次郎の『檸檬』。安部公房の『箱男』。横光利一の『上海』。そして異色の獄中文学、永山則夫の『木橋』。これら小説の舞台となった場所、街を歩き、文中を彷徨い、行間にはフィクションを加えて“写真捩り”をした作品である。
また、明治29年の三陸大海嘯を綴った山内ヒロヤスの『砂の城』は、歴史の教訓から今回の3・11を予告していた。
被災地の壮絶な光景を目の当たりにして、作者は《津波の脅威》を僅かでもとどめたいと、個の力の限界を感じながらも記録した作品である。カラー25点・モノクロ60点。

作者のプロフィール

1943年宮城県生まれ。96年「砂箱遊び」(「日本カメラ」1~12月号に連載)、2002年「津軽」、05年「緋い場所」(ともに「日本カメラ」)掲載。
写真展に、97年「砂箱遊び」(ニコンサロン/東京・大阪)、2000年「場所」(宮城県美術館)、05年「緋い場所」(ニコンサロン/東京・大阪)などがあり、写真集に『砂箱遊び』(スクラップ舎・2000年)などがある。

写真
大阪芸術大学写真学科2011年度
卒業制作選抜展
2/2 (木) ~2/8 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

写真を志し、大阪芸術大学に集って修練を積み、いままさに各方面に旅立とうとする学生たちの作品展である。
作品は、各人が卒業制作としてテーマを選び、それぞれが習得した知識と写真技術を駆使し、研究・創作を重ねた成果である。
本展では、卒業生の中より優秀と認められ選抜された10名の作品を展示する。作品制作者それぞれの感性に触れてもらい、旅立つ若者たちへの温かい声援を願っている。

写真
第59回ニッコールフォトコンテスト入賞作品展
第2部カラー 第3部ネイチャー
2/9 (木) ~2/22 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
休館:2月18日(土)・19日(日)

写真展内容

本展は、ニッコールクラブが主催する第59回ニッコールフォトコンテスト(平成23年度)に入賞した作品を一堂に展示するものである。
ニッコールフォトコンテストは、世界中の写真愛好家に広く門戸を開き、写真芸術の発展と写真技術の向上を図るとともに、写真を通じて友好を深めようという趣旨のもとに行われるもので、ニッコールクラブ創立以来毎年行い、今回で59回を数える。
今回も3月から募集を開始して7月上旬に締め切り、応募点数は44,197点(第1部8,645点、第2部21,742点、第3部8,281点、第4部5,529点)となった。
入賞作品の内訳は、第1部82点、第2部105点、第3部65点、第4部23点と決定した。
なお作品は、1月5日(木)~16日(月)まで新宿ニコンサロンにおいて第2部カラー入賞作品と第3部ネイチャー入賞作品を、またニコンサロンbis新宿において第1部モノクローム入賞作品と第4部U-31(Under31)入賞作品をそれぞれの会場で同時開催する。

<審査員>
海野和男、大西みつぐ、織作峰子、川上義哉、管 洋志、田沼武能、ハナブサ・リュウ、藤岡亜弥(敬称略・五十音順)

日本カメラ社

写真
2011 日本カメラフォトコンテスト展
2/23 (木) ~2/29 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

本コンテストは、1950年(昭和25年)創刊の『日本カメラ』(51年に月刊化)における誌上月例コンテストで、60年の歴史を有している。特色は、著名な写真家が1年間を通じて審査を担当、結果を毎月誌上で発表するとともに、毎月の入賞得点を年間集計して、年度賞を競うところにある(「ビギナーズ」は年間優秀作品賞)。
「モノクロプリント」「カラースライド」「カラープリント」「ビギナーズ」の4部門があり、「ビギナーズ」を除く3部門では、各部の応募点数が相当数に達し、しかも1年間平均して入賞しなければ年度賞の上位に入れないことから、入賞作品のレベルは高く、日本のアマチュア写真コンテストとしてはトップレベルにある。
2011年度の審査には、「モノクロプリント」の部を中藤毅彦、「カラースライド」の部を米美知子、「カラープリント」の部を土田ヒロミ、「ビギナーズ」の部を新美敬子の4氏があたり、総応募点数は80,000点以上にのぼった。
今回は、各部門の代表作品を応募時のオリジナルのまま(「カラースライド」はダイレクトカラープリント)展示する。

団体のプロフィール

<日本カメラ社>
1948年7月7日東京・銀座に光芸社として創立。同年10月隔月刊誌『アマチュア写真双書』を創刊。51年3月『日本カメラ』に改題。51年7月月刊とする。71年に港区西久保巴町から現在の日本橋人形町へ移転。2010年、『日本カメラ』は創刊60周年を迎え、“写真とカメラのいまを発見する雑誌”として現在に至る。
現在、月刊誌のほか、日本カメラMOOK各種、『写真の教室』、『カメラ年鑑』、『写真年鑑』、写真集、単行本など多数出版。

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