Nikon Imaging
Japan
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ニコンサロン bis 大阪 2011年11月

ニッコールクラブ

写真
「大自然に抱かれた最果ての地、極東ロシア・サハリン」撮影ツアー作品展
10/20 (木) ~11/2 (水)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

本展は、今年7月14日から19日のスケジュールで実施された「大自然に抱かれた最果ての地、極東ロシア・サハリン」撮影ツアーへの参加者と、ニッコールクラブ顧問・海野和男、スタッフの合同写真展である。
極東ロシア・サハリンは、かつては「樺太」と呼ばれ、多くの日本人が暮していたところである。近年では北部のエネルギー開発などの産業が盛んだが、いわゆる観光開発はほとんどされておらず、まさしく手付かずの原風景や素朴な人々の素顔がそこにあった。
広大な原野が続く中をサハリン鉄道が走り、ツアーではその鉄道に乗車して、列車内でモデル撮影やスナップ撮影を行った。また、様々な草花が咲き誇る州植物群特別保護区でネイチャーフォトに挑戦し、ロシア伝統の家庭菜園付き別送“ダーチャ”群や小さな集落を訪れて、地元の人々とふれあいながらのスナップ撮影は、参加者も印象深かったと思う。
日本時代に建築された遺構が数多く残されており、神社跡や製紙工場跡など特別許可を得ての撮影もあった。海岸には廃船等も残されており、彼の地ならではの風景も大変魅力的であった。
ツアー参加者の中にはサハリンで生まれ育ち、66年前にコルサコフ港から日本本土に渡られた方もいて、66年ぶりに訪問した生まれ故郷、僅かな記憶を頼りにその生家のあった場所をツアー参加者の協力で探しだすことができたことは、意義ある出来事であった。
かつて宮沢賢治が、亡くなった最愛の妹の魂の行方を求めて行き着いたのが樺太(サハリン)だった。当時の樺太鉄道(サハリン鉄道)に乗って北を目指した賢治、その旅の経験が代表作『銀河鉄道の夜』のモチーフになったと言われている。
サハリンは、たしかに風土は厳しく、風景は少し寂しげだが、人々は親切で温かく、陽気でとても魅力的な笑顔が印象的であったように、一般のツアーとは異なる特別なツアーの良さを余すところなく写真で表現した作品を展示する。

写真
2011大阪芸術大学写真学科選抜展・NEXT
11/3 (木) ~11/9 (水)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

小さくまとまった完成度の高い作品よりも、未知の可能性に賭けた表現の冒険を求めた作品で、大阪から写真の世界に新風を吹き込む力作を展示する。

団体のプロフィール

大阪芸術大学写真学科全学年の中より選抜された学生20名。

読売写真クラブ

写真
第16回読売写真クラブ西日本選抜展
11/10 (木) ~11/16 (水)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

通称「YPC」は、読売写真クラブのローマ字表記「YOMIURI PHOTO CLUB」の頭文字をとったもので、読売新聞社がバックアップし、各地の写真愛好家によってつくられたクラブである。
83年に東京本社管内の宇都宮市に設立されて以来、1都2府35県の38グループとなり、北は北海道から、南は鹿児島まで広がるに至った。大阪管内でも近畿2府4県と、岡山、広島、鳥取、愛媛、高知に設立し、会員数も、各クラブともに順調に伸ばしている。
各YPCの運営や活動は、会員の創意により自主的に行うことが基本で、月例会、研究会、写真講座、撮影会やコンテスト等いろいろな催しも行っており、月例会での審査の結果、優秀な作品は読売新聞紙上や、YPC会報「フレンズ」等に掲載している。また、YPCごとに独自に写真展も開催し、よみうり写真大賞事務局のホームページでは、全国の各YPCの活動などを紹介している。
本写真展は、YPC西日本の会員作品から選ばれた写真94点を展示する。昨年からは近畿2府4県のYPC(大阪、京都、神戸、奈良、滋賀、和歌山)と広島、高知に加え、新たに岡山、山陰(鳥取県)、愛媛のYPCからも作品が出展され、今回も昨年同様に大阪管内11YPCが一堂に会した写真展である。

八木澤 扶美子

写真
生き抜く -祈りの民・チベット-
11/17 (木) ~11/23 (水)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

作者はここ数年、激変していく中国各地の都市・農村を見てきたが、チベットという辺境の地さえも驚くほどの変容を遂げた。「中国化政策」は一段と拍車がかかり、チベットの人口をはるかに超える中国人の流入は、チベットの伝統・文化・宗教・言語などを抹殺する最終的手段となっている。ラサをはじめとする各都市は中国の観光地と化し、年毎にチベット色は薄れていっている。
それでも、まだ豊かな自然に恵まれた東部(カム・アムド地方)は、一昨年・昨年と大地震が襲い、いくつもの震源地は壊滅的被害を受けた。折りしも日本もこの春、地震・津波・原発事故など未曾有の災害の中で、何とか力を合わせて復興に立ち上がろうと心をひとつにしている。この惨禍の中で、快適・便利という文明に寄りかかり、効率という数字に縛られ、それに支配されてきた今までの日本の姿を考え直す必要も生まれている。
貧しくとも「大自然の営みの中に生かされている命」「永遠のいのちの流れの中の自分」ととらえ、常に感謝の祈りの中にあるチベット人のブレない民族の確かさを見ていると、人間として最も大切なことはどんな困難な中でも「生き抜く」ことだろうと思われる。我々日本人も、今この世にあることの幸せに思いをいたし、謙虚な知性・知恵を持ち合って、力強く行きぬくことにしたいと心から思う。
本展を、作者はささやかな応援歌になればと願っている。カラー48点。

作者のプロフィール

ギャラリー「銀座・スペース5」において個展4回開催。雑誌「アサヒカメラ」で「いのち輝く大地」(05年9月号)掲載。ニッコールクラブ会員。

juna21 吉原 かおり

写真
よびみず
11/24 (木) ~11/30 (水)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

どうしてこんな写真を撮ったのか、自分でもわからないことがほとんどだ。
子供の頃にあった×××は、大人になった自分から、もうすでに遠くにあるイメージになってしまった。
あの頃とても怖かった×××に、もう一度出会えるかもしれない、というある種のこわいもの見たさからシャッターをきる。目の前に近づいてきては、すぐに過ぎ去ってゆく現実。目をつぶっても現実は消えることはない。それらは写真におさめることで、作者からも、日常からもほんの少しだけ離れて、子供の頃の×××を思い出させる。
すべてが消えてなくなる前に、シャッターをきり、イメージせよ。
作者は自分に言い聞かせる。
※「×××」は、作者が子供の頃にきっと見えていた、言葉に表せない何かである。

作者のプロフィール

1980年兵庫県生まれ。
写真展に、03年「カプセル アパート」(PLACE M/東京)、07年同(新宿ニコンサロン・大阪ニコンサロン)、08~09年7回連続展「吉原十景」(PLACE M/東京)、10年「晴天乱気流」(TAP/東京)、「カプセル アパート」写真集出版記念展(TAP・PLACE M/東京)、11年「#1」(TAP/東京)などがあり、写真集に「カプセル アパート」(2010年・TAP刊)などがある。

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