Nikon Imaging
Japan
プレミアム会員 ニコンイメージング会員

ニコンサロン bis 新宿 2010年4月

2009年度 TopEye フォトフォトサロン入賞作品展
3/30 (火) ~4/5 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休

写真展内容

(株)ニコンイメージングジャパンでは、中学生・高校生の写真に関する技術と知識の向上に資することを目的として、写真誌『TopEye』を制作・発行し、1979年から現在まで全国の中学校、高等学校ほか(約8000校)の写真部あてに送付(無料)している。
同誌では、誌上に情報発信の場を提供するとともに、生徒を対象としたコンテスト(年4回)と先生を対象としたコンテスト(年1回)――『フォトフォトサロン』を行っており、本作品展では、このコンテスト(2009年4月15日~2010年2月15日発行号)に入賞した作品全44点を展示する。
カラー35点(内組写真6点)・モノクロ9点(内組写真1点)。

juna21 米山 洋平

3.141
4/6 (火) ~4/12 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休

写真展内容

きっかけは、アジアを旅行している時に現地の人に言われた言葉であった。
「日本の働いている人はロボットみたいだ」
体の中で沸き上がった怒りと、静かな納得がない交ぜになりながら喉の奥からからみつき、作者の頭には、顔のボヤけた表情の読み取れない一人の男がスーツ姿で立っていた。
しかし、すぐに作者は“なぜ自分は怒りと同時に這い上がってきた納得を、あきらめるように受け入れてしまったのだろう”と気になり始めた。
自分の肌で感じなければ何も分かるものか思って「遠い場所」に来ていた作者であったが、実は「近い場所」ではそうすることをやめ、画一的なイメージで、人間への思考をストップさせていた。
本展では、そんな作者が帰国し、写真というものを通して今まで考えることさえおろそかにしていたことへの対峙であり、知らない誰かに話しかけられるという解放感が成したものものであるようにも思われる。
カラー約100点。

作者のプロフィール

米山 洋平(ヨネヤマ ヨウヘイ)
1983年生まれ。鹿児島県出身。

デジスコ倶楽部写真展

第7回デジスコ写真展
4/13 (火) ~4/19 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休

写真展内容

コンパクトデジタルカメラとフィールドスコープを繋ぎ合わせた通称「デジスコ」は、機材総重量2.5~7kgと、女性でも簡単に持ち運びできるコンパクトな機材で、フルスケールのデジタル一眼レフ撮影機材を上回る、鮮明で色鮮やかなのが特徴である。
本展では、焦点距離1000~6000mmでの超望遠で撮影された全国のデジスコ倶楽部会員の作品から厳選された野鳥や小動物・昆虫・植物などのネイチャー系のカラー写真70点を展示する。
作品は、今回は1000~1400万画素クラスのデジタルカメラでの作品も多く、A4・A3サイズでの作品を展示する。

グループのプロフィール

超望遠撮影法「デジスコ」を趣味とする愛好家約1,200名が集まって運営している写真や撮影法をテーマにしたグループ。野鳥や昆虫、植物を被写体とし、趣味を通しての人的交流を目的としている。イベント運営は、入門者の指導・情報の交流・撮影マナーの啓蒙・写真コンテスト・写真展・デジスコ講習会・デジスコ体験会・会報の配信などを会員のボランティア活動で進めている。

東日本読売写真クラブ展

2010年東日本読売写真クラブ連合展
4/20 (火) ~4/26 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休

写真展内容

本連合展は東日本のYPCごとにテーマを決め、競い合うグループ対抗戦である。1995年の第1回を皮切りに今回で15回目を迎える。
管洋志氏、熊切圭介氏、竹内敏信氏らの写真家が歴代の審査委員を努められ開催ごとに応募点数は増加する傾向にある。
会員はテーマに向かって一年がかりで作品作りに励む。膨大な数の作品が地区ごとの例会で提出され、そこで勝ち抜いた代表作品が展示会場に並び最終審査を迎える。審査基準はテーマ性や群写真としてのまとまりなどが重んじられる。優れた単写真を集めただけでは勝ち抜くことはできない。前回は小山YPCが「渡良瀬遊水地6彩」で最優秀クラブ賞を初めて受賞した。歴代では埼玉YPCが6回最優秀クラブ賞に輝き安定した実力を発揮している。

グループのプロフィール

読売写真クラブ(YPC)は、読売新聞社が母体となり全国の写真愛好家が集う写真クラブである。現在、全国に36クラブ5800名を超える会員が在籍する。1982年、宇都宮市に一番目となる栃木YPCが発足してから今年で28年目、自主独立による運営を基本とし、各YPCがそれぞれ例会、撮影会、勉強会、作品展などを通して活動を行っている。
YPCの特徴は、各クラブの例会などに、読売新聞社の現役カメラマンや写真家が精力的に出向き、審査やセミナーを行っていることである。また、審査で選ばれた上位作品は読売新聞の地域版に掲載されることも魅力の一つとなっている。さらに全国レベルの写真コンクールや撮影会なども定期的に開催されており、初心者から上級者まで自分に合った参加が可能である。

juna21 鈴木 慎之介

代謝
4/27 (火) ~5/3 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休

写真展内容

作品は、作者の祖父を写したものである。
撮影地は祖父母の家がある福島県二本松市。作者は幼い頃からこの地を訪れ、学生の時にはカメラを持って行くことが多かった。しかし、祖父の記憶の中から作者が消えていくように思われる頃から、作者はカメラを祖父に向けることが多くなった。
初めて会う人と話すように作者と話す祖父。しかし作者は、家族以外の人には見せることのない表情をファインダー越しにみつけ、今まで見たことのない祖父の姿を写真の中にみつけると、祖父の中の作者は消えてしまったのではなく、新しい孫(作者)として、祖父の中で生まれ変わっているのではないかと思うようになった。
それはまるで“代謝”するかのようである。そう気づくと、作者は幼い頃によく訪れたこの地の風景、山や草、風、虫、日の色、季節も月の満ち欠けも、人も写真の中も“代謝”しているように思うようになった。
この写真は私的なものだが、これは作者自身のドキュメンタリーである。

作者のプロフィール

鈴木 慎之介(スズキシンノスケ)
1981年生まれ。2005年日本大学芸術学部写真学科卒業。07年から09年8月にかけてカメラマンアシスタント。
05年銀座ペッパーズロフトギャラリー・プライベートプロジェクト4参加(展示作品「THE MIND OF CHEMERA」)、06年銀座ガーディアンガーデン・フォトドキュメンタリーNIPPON参加(展示作品「新盆」)。

ニコンイメージングプレミアム会員
ニコンイメージング会員