Nikon Imaging
Japan
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新宿ニコンサロン

2010年2月

フォトシティさがみはら2009
プロの部 入賞作品展



2/2 (火)~2/15 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
2/11 (木)、2/12 (金) 休館



<写真展内容>
●相模原市総合写真祭「フォトシティさがみはら」について
写真は、芸術写真から家族写真まで広い地盤を持ち、その卓越した記録性と豊かな表現機能により、多くの人に感動を与えるものであるとともに、私たちの生活にとても身近な存在である。
相模原市では、豊かな精神文化が求められる新しい世紀の幕開けにあたり、写真文化にスポットをあて、これを「新たなさがみはら文化」として全国、世界に発信することを目指して、総合写真祭「フォトシティさがみはら」を2001年にスタートさせた。
この写真祭は、新たな時代を担うプロ写真家の顕彰と、写真を楽しむアマチュアに作品の発表の場を設けるとともに、市民が優れた芸術文化に触れたり、それぞれの場に参加できたりする市民参加型の事業で、写真をキーワードとして、時代と社会を考え語り合うことで、新世紀における精神文化の育成に貢献することを基本理念にしている。
また2006年には、地域における写真文化の振興に顕著な貢献をしたとして社団法人日本写真協会が主催する「日本写真協会賞・文化振興賞」に、相模原市総合写真祭フォトシティさがみはら実行委員会が選定された。

●受賞作品について
本写真展では、2009年10月に開催された第9回写真祭プロの部において、広義の記録性の分野で活躍している中堅写真家の中から「さがみはら写真賞」1名、新人写真家の中から「さがみはら写真新人奨励賞」2名、また、アジア地域で活躍している写真家を対象にした「さがみはら写真アジア賞」1名の入賞作品を展示する。



<入賞者のプロフィール>

●さがみはら写真賞
伊奈 英次(イナ エイジ)
1957年愛知県名古屋市生まれ。77年中部工業大学工業物理科中退。84年東京綜合写真専門学校研究科卒業。88年第4回東川町国際写真フェスティバル新人賞受賞。98年レオボルト・ゴドウィスキーJr. カラー写真賞(2席)入賞。
写真展:1984年「In Tokyo」(ツァイト・フォト・サロン東京)、87年「ZONE」(ツァイト・フォト・サロン/東京)、89年「人工楽園」(INAXギャラリー/大阪・INAXギャラリー2/東京)、91年「MATERIAL EVOLUTION」(パルコ・ギャラリー/東京)、97年「WASTING-AWAY」(かねこ・あーとギャラリー/東京)、2002年「WATCH」(art & river bank/東京)、03年「Private Watch」(難波ギャラリー/東京)、05年「COVER」(art & river bank/東京)、07年「伊奈英次 1981-2006」(ギャラリー・アートアンリミテッド/東京)、08年「EMPERORS」(ツァイト・フォト・サロン/東京)、「In TOKYO+Emperor of Japan」(ギャラリー・アートアンリミテッド/東京)
写真集:1995年『WASTE』(自費出版)、98年『WASTE』(Nazraeli Press USA)、2008年『Emperor of Japan』(Nazraeli Press USA)
 
  ●さがみはら写真アジア賞
AMIT MEHRA(アミット・メーラ)
18年間にわたる視覚的な旅行を通じ、旅先でさまざまなジャンルの写真を網羅し続けた。作品は、タイムズ紙(英国)、デア・シュピーゲル誌(ドイツ)、フォーチュン誌(米国)、コンデンセート誌(米国)、エル誌(フランス)、エル・デコ誌(フランス・インド・イタリア)、インディア・トゥデイ誌、テヘルカ誌(以上インド)、ガレリエ誌(インド)などで紹介された。
最近では、インド首相からの依頼により、写真誌「Dome Over India」において大統領官邸の撮影を、また、エジプト政府からの依頼により、エジプト文化やエジプト建築様式についての記録写真の撮影を行っている。
作品は、ロンドン、ニューヨーク、シドニー、ミラノ、メルボルンなど世界各地でのアートフェアでも出展され、「His Signatures」はインド国内ではデリー、ムンバイ、チェンナイ、そして海外ではフランス・パリでも展示された。また、パリ政府との合作である彼の最新作「Paris -A Love Affair-」は、デリーで展示され、今後はインド各地での展示のあと、パリでも展示が予定されている。
さまざまな宗教が行き交うインド国内で、一般庶民の生活を世俗的なアプローチで収めた彼の作品「India -A Timeless Celebration-」は、パリ、ロンドン、ベルリン、モーリシャスの4か所での展示が予定されている。また同作品は、東京・銀座のキャノンギャラリーや、スペインのARCOアートフェア開催期間中のガバロン美術館においても展示された。彼はいま、「We Indians」および「Kashmir」の作品に取り組んでいる。現在、インド・デリー在住。
 
  ●さがみはら写真新人奨励賞
ERIC (エリック)
1976年香港生まれ。97年来日。2001年専門学校東京ビジュアルアーツ卒業。01年「蓄積と未来」でコニカフォトプレミオ大賞受賞。02年「一日と永遠」で第19回写真ひとつぼ展グランプリ受賞。04年「every where」で第2回ビジュアルアーツフォトアワード大賞受賞。
写真展に02年「蓄積と未来」(コニカプラザ/東京)、「裏と表」(ビジュアルアーツギャラリー/東京)、03年「一日と永遠」(ガーディアン・ガーデン/東京、ビジュアルアーツギャラリー/大阪)、05年「日本ファミリー」(プレイスM/東京)、06年「cold snap」(新宿ニコンサロン・大阪ニコンサロン)、07年「eric flash」(プレイスM/東京)、08年「中国好運」(銀座ニコンサロン・大阪ニコンサロン)、09年「中国女」(AKASAKA東京)などがあり、写真集に『every where』(東京ビジュアルアーツ)がある。また、作品は清里フォトアートミュージアムにコレクションされている。
 
  船尾 修 (フナオ オサム)
1960年兵庫県神戸市生まれ。84年筑波大学生物学類卒業。出版社勤務を経て、さまざまなアルバイトをしながら世界を放浪。96年フリーランスの写真家となり、旅をしながら[地球と人間の関係性]をテーマに撮影を続けている。2000年大分県の国東半島へ移住。現在、大分県立芸術文化短期大学非常勤講師。
写真展:1997年「共棲大陸アフリカ」(コニカプラザ新宿/大阪)、99年「森の民 狩猟採集民ピグミー」(コニカプラザ新宿/札幌、由布院空想の森美術館など)、2000年「UJAMAA」(コダックフォトサロン/銀座、国立京都国際会館)、02年「草よ、大地よ、人間よ 半農半牧民ハマル」(銀座ニコンサロン)、04年「印パ 国家という幻想の狭間で」(コニカミノルタプラザ/新宿)、06年「パキスタン大地震から1年」(モンベル渋谷/神戸、由布院アートプラザ)、09年「カミサマホトケサマ」(エプサイトギャラリー/新宿)
写真集・著作:『アフリカ 豊饒と混沌の大陸(全2巻)』、『UJAMAA』(以上山と溪谷社)、『東京路上細見記』(けやき出版)、『循環と共存の森から』(新評論)、『カミサマホトケサマ』(冬青社)

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日本カメラ
自然と風景フォトコンテスト2009展



2/16 (火)~2/22 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休



<写真展内容>
本コンテストは2000年、月刊『日本カメラ』が創刊50周年を迎えたのを機に、それまで年4回行っていた「自然と風景フォトコンテスト」を年1回に集約、毎年実施することにしたもので、今年は第10回目となる。
20世紀から21世紀へ時代が変わるなか、われわれをとりまく自然風景はずいぶんと変化している。この激変の時代にあって、改めて自然風景を見直し、新たな写真表現を発見しようという意味を込め、これまで以上のスケールで、より多くの方々の参加を期待する。
審査は日本カメラ誌編集顧問の梶原高男とゲスト審査員の2名で行われている。ゲスト審査員は、2000年が今森光彦氏、01年が水越 武氏、02年が竹内敏信氏、03年が中村征夫氏、04年が宮嶋康彦氏、05年が細川 剛氏、06年が川口邦雄氏、07年が海野和男氏、08年が今森光彦氏、09年は吉野 信氏が務めた。



<日本カメラ社>
1948年7月7日東京・銀座に光芸社として創立。同年10月隔月刊誌『アマチュア写真双書』を創刊。50年3月『日本カメラ』に改題。51年月刊とする。71年に港区西久保巴町から現在の日本橋人形町へ移転。2010年、『日本カメラ』は創刊60周年を迎え、“写真とカメラのいまを発見する雑誌”として現在に至る。
現在、月刊誌のほか、日本カメラMOOK各種、『カメラ年鑑』、写真集、単行本など多数出版。

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宮崎 勇太展



juna21


橋の向こうに

2/23 (火)~3/1 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休


2/27 (土) 13:00~14:00 ギャラリートーク開催



<写真展内容>
作者は鉄道が好きだ。橋脚を真正面から見ると、巨大なオブジェのような感じがする。そして作者の興味は鉄道橋にとどまらず、川に立つ道路、水道、ガス橋と広がっていった。
橋脚にはひとつとして同じ形がなく、さまざまである。橋脚を取り巻く自然環境は、それを建築する際に考慮されているのだろうか? それぞれの形は何を意味しているのか。上流から下流域までいろいろな形状をしたものがあり、見る楽しみのためと思うのは作者、自分だけだろうか。
関東近辺の川に架かるさまざまな橋脚を見に行き、自分の目で確認するようにシャッターを切った。すると当然のこととして、橋脚の向こうにさまざまな風景が見えてきた。モノクロ20点。



<作者のプロフィール>
宮崎 勇太(ミヤザキ ユウタ)
1988年神奈川県生まれ。2007年神奈川県立向の岡工業高等学校卒業。現在日本写真芸術専門学校在学中。
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