Nikon Imaging
Japan
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新宿ニコンサロン

2010年1月

関西スポーツ紙写真部長会展





関西スポーツ紙カメラマン写真展

1/5 (火)~1/13 (水)
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
会期中無休



<写真展内容>
今回の写真展に集まった写真は、関西スポーツ紙写真部長会加盟社(スポーツニッポン、日刊スポーツ、デイリースポーツ、サンケイスポーツ、報知新聞、共同通信、中日スポーツ、大阪スポーツ)のカメラマンが、2008年12月から2009年12月上旬までの間に撮影した力作である。
内容は、プロ野球、アマチュアスポーツ、芸能、社会などだが、各社の若手カメラマンの育成を主眼に選考した作品で、この1年間をふり返ることができる。



<プロフィール>
1977年、在阪スポーツ紙(日刊スポーツ、報知新聞、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、デイリースポーツ)の5社の写真部長により“関西スポーツ紙写真部長会”が発足。81年には共同通信、中日スポーツの2社が参加、95年度には大阪スポーツ新聞社が参加、以後8社の写真部長が例会および総会(年間最優秀賞選考会)を今日まで行ってきた。年間の最優秀賞選考と表彰が行われてきたが、今回のような写真展は19回目である。

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第11回三木淳賞奨励賞受賞作品展
大丸 剛史展





東京タワー

1/14 (木)~1/20 (水)
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
会期中無休


<大丸 剛史展>
作者は東京タワーの近くを歩いていて、街並みの隙間から先端だけが見えたり、ビルに一部が反射したりする状況に数多く出会った。確かに300メートル以上の高さを誇る紅白の電波塔は、周囲の建築物や街並みから抜群に目立っていて、断片や映り込みが見えただけにも関わらず「東京タワーだ」とすぐに分かる。
外見だけでなく、国家全体の希望があった時代に建設され、半世紀もの間日本と東京のシンボルとして培ってきたイメージとしての姿も作用しているのだろう。
ある時、作者はタワーの断片が経験や記憶との化学反応を起こし、頭の中であの全体像が瞬時に膨らんでいく、そんな想像をした。
イメージという能力は、どこまで東京タワーを構築させようと脅迫するのか。あるいは、どこまで細切れにすれば東京タワーから解放されるのか。その分水嶺はどこにあるのか。
もしかしたら、ものの姿とは不完全で不安定な私たちそれぞれの頭の中にしかないのかもしれない。
先日、東京都墨田区に現在建設中の新タワーの名称は「東京スカイツリー」に決まった。誰もが予想した「新東京タワー」にならなかったのは、現タワーの持つイメージや歴史を受け継ぐことがいかに困難であるかを物語っているように思える。
カラー。



<授賞理由>
開業50周年を迎え、新タワーの建設も始まり、ひとつの使命を終えたかのように屹立する東京タワー。高度成長期の東京のイメージを支え、人々に夢や希望をもたらしたこの塔も、今や一種の郷愁の光のなかに佇んでいるかのようだ。
17歳の修学旅行で初めてこの塔を見た作者は、10年後に再上京した時、そのイメージの不思議さに再び心を捉えられ、塔の回りを遠くから近くから、リフレクションや陰影まで含め、多種多彩なイメージを撮り押さえゆくことになる。ビルのガラスに映りこんだり、街並みの隙間に挟まれたり、公園の茂みの先に尖端を覗かせていたり、ストリートシーンに填めこまれ、街と融合する塔のイメージを作者は克明に捉えていった。
これらの東京タワー像は、都市のサインやシンボルといった側面を超え、東京人に身体化してしまった特別な建造物の有り様を浮かび上がらせている。新しい心的な都市イメージ論として興味深いアプローチである。



<作者のプロフィール>
大丸 剛史(オオマル コウジ)
1980年福岡県生まれ。2004年早稲田大学社会科学部卒業。09年早稲田大学芸術学校卒業。
写真展に、2008年個展「東京タワー」(新宿ニコンサロン)、09年個展「箱」(コニカミノルタプラザ)、グループ展第1回「1_WALL」展などがある。

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第11回三木淳賞奨励賞受賞作品展
鶴崎 燃展





海を渡って

1/21 (木)~1/27 (水)
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
会期中無休


<鶴崎 燃展>
満洲国の存在は歴史の教科書で習い、中国残留邦人のことも作者は子供の頃からニュースで知っていた。しかし、中国残留邦人は異国の地となった場所に取り残され、何十年後かにやっとの思いで帰国できた時には、言葉や年齢の事情もあり、いい仕事が見つからない。多くの人が今も生活保護を受けなければ生活できない状況だ。二世、三世の問題もある。
一方で、中国には今やたくさんの日系企業が進出し、多くの日本人が海を渡っている。かつて日本人によって造られた街や建物があちこちに残る満洲国の地も例外ではない。
「かつて海を渡った人の今」「今、海を渡った人」
同じ時間に存在するこれらが、どうも繋がって見えない。過去が切り捨てられてきたからではないか。国が積極的にこの問題に取り組んでこなかったため満洲国の後遺症は個人に押し付けられている。
過去の経験は共有し、未来へつないでいかなければいつかまた何か別の形で後悔する時が来るのではないだろうか。
カラー。



<授賞理由>
中国残留邦人の帰国後の生活と、中国北東部、かつての満洲国に今も残る当時の面影やその地で働く日本人の若者たちの姿を並置させた「海を渡って」は、満洲国の存在からは遥か遠くに隔たった写真家の、幻のようにあてどなく、しかし確実に存在した国家に対する真摯なアプローチの成果である。
異国の地に取り残され、何十年後かにやっと日本に帰国できたものの、生活はうまくゆかず、高齢の身のうえや子孫の未来を案じながら暮らす人々の現実と、今や多数の日本企業が進出し、日本の若者たちが夢を求めて働いているかつての満洲の光景、それらに繋りや関係を見い出せぬまま、二つを対比させる作者の眼差しには、二つの国の間の、あるいは過去と現在の間の途方もない亀裂に対する無力感や苛立ちとともに、見えない歴史を見ようとする意志が秘められている。



<作者のプロフィール>
鶴崎 燃(ツルサキ モユル)
1975年愛知県生まれ。中部大学土木工学科卒業。2003年名古屋ビジュアルアーツ写真学科卒業。卒業後1年間同校助手を勤め、その後写真家大石芳野氏の助手となる。現在大石芳野写真事務所に所属しながらフリーとして活動中。

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日本写真映像専門学校卒業制作選抜展



1/28 (木)~2/3 (水)
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
会期中無休



<写真展内容>
写真学科2年生では、写真表現コースと営業写真コースに分かれており、それぞれに課題がある。写真表現コースでは「自由作品」「広告」「ファッション」で、営業写真コースは「自由作品」「家族」「肖像」である。本展では、このうち「自由作品」のなかより選抜された作品を展示する。
デジタル写真が多くなってきている中で、フィルムを使用し、手焼きでプリントしたり、カラー、モノクロ等、自分自身は何が好きで、何を撮影したいということを気づくことができた学生もいれば、デジタルカメラのみでずっと作品を制作している学生がいたり、新しい技法、昔からの撮影技法を使って表現していく学生がいたり様々で、個性的な作品が仕上がっている。
2年間を経て、学び、悩み、撮り続けた集大成が卒業制作に繋がっている。



<団体のプロフィール>
日本写真映像専門学校は写真学科、映像学科、ホテルブライダル学科、フォトファイン学科(夜間)に分かれており、写真学科は2年次に写真表現コースと営業写真コースに分かれる。写真表現コースは、主に広告写真・ファッション・スタジオライティングを学び、営業写真コースは、主にポートレート写真を学び、就職先の写真館やホテル、ブライダルフォト等の業界を目指し、日々学習している。
卒業生:梅 佳代・浅田政志
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