Nikon Imaging
Japan
プレミアム会員 ニコンイメージング会員

新宿ニコンサロン


juna21
永沼 敦子展
[虹の上の森]

11/25 (火)~12/1 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休



<写真展内容>
本展において、作者は、1枚1枚をじっくり観てもらうというより、会場全体を見わたした時に1つの大きな絵を観ている感覚になる写真展にしたい、もしくは、全体で何かざわざわとしたものを感じてもらいたい、と思っている。
主人公は自然でもなく、人間でもない。背景でもない。それぞれをデフォルメして世界全体が主要な登場人物であること。
言葉は力を持ちすぎたため、感じる力が衰えてしまっている。男女、自然と人間、見えない線でクモの巣状態になっている世界。しかし、線の上にいたら線は見えない。その代り上に立って、あっちこっちに移動できる可能性はある。そんな自由な移動を感じて世界のアノニマススポットを楽しんでもらいたい。
作者は、隅々までピントが合った美しい写真でも、日本の風景を写し損ねていると感じており、もっと奥深いものを表現できるのは絵でしかできないと思っていた。しかし作者は、写真の新しい可能性を本シリーズで探ろうとしている。(今回で終わりではなく、「ユモレスク」シリーズとしてこれからも継続していく予定である)
カラー40~50点。



<作者のプロフィール>
永沼 敦子(ナガヌマ アツコ)
1978年生まれ。2002年東京綜合写真専門学校卒業。
写真展に、02年第19回「ひとつぼ展」出展。03年「にせものトレイン」(コニカミノルタプラザ)、「bug train in KOREA」(Days Photo Gallery)、04年「ギンザ・フォト・ストリート 1930-2004」(HOUSE OF SHISEIDO)、05年第5回中国平遥国際写真フェスティバル、個展「ハエプラネット」(GUILD GALLEY)、06年「Magic Mirror ―ひとつぼ展の軌跡―」(京都造形芸術大学 GALLERY RAKU)などのほか、海外でグループ展多数開催。
ニコンイメージングプレミアム会員
ニコンイメージング会員