Nikon Imaging
Japan
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銀座ニコンサロン


松本 泉展
[晴れと褻の狭間]

10/29 (水)~11/11 (火)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休



<写真展内容>
作者にとっての「晴れの日」というのは祭りである。しかし、作者は私たちが「日常」生活している環境とあまり差を感じない。それは、本来祭り自体が持っている空気が希薄になって「日常」へと移行しているせいなのか、それとも作者が傍観者となって観ているせいなのか分からないが、作者が幼い頃の記憶にある祭りを感じることは、今はない。
カメラを携えて歩いていると、何の変哲もない何処にでもあるような風景の中で行われる現代の祭りに出会う。そこで作者は、「晴れの日」であるにもかかわらず、出会う人たちが自由奔放に振る舞う姿に「日常」を感じたり、また、祭りを観に来る人たちが、特別な衣装を着ているわけでもないのに、衣裳をまとった主役に混じって並んでいても、不自然さを感じさせることがないことに、また「晴れ」の世界へと引き戻されてしまう。
本展では、「晴れ」と「日常」が同居している現代の祭りを浮遊しながら、その狭間を探し求めた作品を展示する。カラー40点。



<作者のプロフィール>
松本 泉(マツモト イズミ)
1963年兵庫県朝来市生まれ。81年写真を始める。87年有野永霧氏に師事。93年ロングアイランドの大学にてワークショップに参加。
おもな写真展に、99年「迷景」(伊丹)、2002年「時の欠片」(東京ポラロイドギャラリー)、03年同(大阪千スペース)などがある。
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