ニコンサロン bis

佐藤昭一展
[見知らぬ時間～素顔の風景]
9/2 (火)～9/8 (月)
10：00～19：00（最終日は16：00まで）
会期中無休

＜写真展内容＞
お金と時間と健康があれば誰でも世界中に行ける時代なのに、作者はぶらりと訪れた近くの公園が、なんとなくお気に入りのスポットになってしまった。
作者は、有名な撮影地に遠出することもあるが、日常的に舞い戻る場所となったここに惹かれて、通い詰めて5年、知らなかった表情を丹念に拾う。里山の風情を思わせる場所に漂う静かな時間。食事どきを忘れるほど素顔の魅力は尽きない。
東京郊外の小さな公園に日頃見ることの少ない表情を探した作品で、首都圏では珍しい雪景色など四季の凝縮した作品を展示する。カラー38点・モノクロ7点。

＜作者のプロフィール＞
佐藤昭一（サトウショウイチ）
1943年東京生まれ。66年法政大学法学部卒業。高校生の頃モノクロ体験に目覚めて写真家を目指すが、別の道へ進む。勤めていた都市銀行を合併後に辞め、印刷会社に勤務。印刷業界のノウハウを吸収し、温めてきた夢の道へ。デジタル化の波に乗り、新しい手法で自らプリントを手がけ、毎年個展を開催して作品発表を続けている。