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松井 一泰展 [カントリーマアク]
任 在弘展 [終わらない戦争の悲劇]

7/31 (木)~8/6 (水)
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
会期中無休





[カントリーマアク]

<松井 一泰展>
作者は、家業の配達の仕事をしながら、毎日生活圏である山あいの田舎町とその周辺を中心に撮影している。休日などには車でさらに山の奥へ行ったり、海沿いの町へ出かけては撮影をしている。
足を運び、車を止めてしまう場所の多くは、作者の生活圏と同じような自然と人間・人工物が入り交じった所だが、作者はそういう場所にとても魅力を感じ、そんな場所で遭遇する様々な物事を撮影し、現れてくる写真から何かを見つけたいと考えている。カラー作品。



<作者のプロフィール>
松井 一泰(マツイ カズヤス)
1973年生まれ。東京綜合写真専門学校ならびに同校研究科卒業。
写真展に、2007年「MILD NATURE」(コニカミノルタプラザ)がある。





[終わらない戦争の悲劇]

<任 在弘展>
砲声激しい戦争から55年。現在朝鮮戦争の話は教科書や映画でしか伝えられておらず、過去の出来事として、私たちの記憶から徐々に忘れられつつある。
しかし韓国の軍事境界線の周辺地域では、戦争はまだ終っていないということを証明しているかのように、様々な傷跡が残り、緊張感溢れる状態がずっと続いている。
そんな中、韓国には北緯38度線を中心に、あちこち地雷が埋められている。戦争当時に米軍のヘリコプターから無差別に撒かれたため、その数は確認できない。地雷は人気のない山奥や未開拓地などで隠れていたり、大雨や台風などの影響で流失し、多くの人々が住んでいる民家まで流され、罪もない人々に被害を与えている。誰も知らないところに眠っている鬼のような地雷は、次に誰を襲うのか、人々は不安で夜も眠れない。
これは終わった過去の歴史ではなく、今でも実際に信仰している現在の姿であり、今後私たちが共に担っていく課題となるだろう。モノクロ作品。



<作者のプロフィール>
任 在弘(イム ジェホン)
1979年韓国ソウル生まれ。2003年来日。04年4月日本大学芸術学部写真学科入学。08年3月同校卒業。4月(株)Y-CUBE入社。07年APA AWARD入選。同年6月、早稲田大学平山郁夫記念館において個展を開催。
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