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尾崎 大輔展
[写真は私たちの記憶を記録できるのですか?]

4/8 (火)~4/14 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休



<写真展内容>
展示する作品は、ロンドンの障害者と健常者で構成されるダンス・シアターカンパニーAMICIを作者が約1年間撮影したものである。
タイトルは、作者と友人がその写真について話している時に、友人が作者へ質問したものをそのまま引用したものだが、“私たち”というのは、盲目の人も含めたすべての人を指している。また、作品は対象がきちんと写っているものと、ほとんど対象が何かわからない抽象的なものとで構成されているが、それは、展示する作品の中の1枚である全盲の女性が作者を撮った写真のように具体的にはっきりと対象を覚えている記憶と、抽象的な写真のようにあやふやになっていて、ほとんど対象を覚えていないような記憶に分かれているのであろうということから、2種類の作品で構成している。
そして、この作品の中では、実際には重度の障害者であるにもかかわらず全くの健常者に写っている人も何人かいるが、作者の記憶では彼ら・彼女らをそのように記憶しているのだと写真が記録したものと作者は思っている。カラー19点(予定)。



<作者のプロフィール>
尾崎 大輔(オザキ ダイスケ)
1983年三重県生まれ。早稲田大学社会科学部在学中にファッションジャーナリストを経て、写真家として活動を開始。2006年同校卒業後渡英。07年London college of communication (ABC diploma in photography) 卒業。現在東京を拠点に活動中。
写真展に、07年「写真は私たちの記憶を記録できるのですか?」(PLACE M/東京)があり、写真集に『写真は私たちの記憶を記録できるのですか?』『無』(07年刊・PLACE M発行・月曜社発売)がある。
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