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juna21
安達 康介展
[洛中洛外景]

7/3 (火)~7/9 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休



<写真展内容>
16世紀、狩野派の絵師たちが京の町の様子を描いた『洛中洛外図屏風』には、観光名所を訪れ、祇園祭を楽しみ、鴨川で憩う、21世紀を生きる私たちとそれほど変わらぬ人々の営みが鳥瞰図で描かれている。
当時はなかったカメラという道具を用いて、今それらの風景を歴史として記録すること、それは現代日本に生きる作者だからできるひとつの行為ではないか。またその行為は、京の人々がその時々のモダンなものを受け容れながらも伝統と歴史を守り続けてきた事実、日本はもとより世界中の人々を魅了し、この町へと足を運ばせ続ける理由、そして作者自らのアイデンティティ、それらを確認するための作業でもある。
何百年か後には、清水の舞台も京都駅ビルの大階段も、東寺の五重塔も京都タワーも、みな一様に歴史的建造物として人々に認識されているかもしれない。作品は、そんな未来に向けた記録である。カラー約30点。



<作者のプロフィール>
安達 康介(アダチ コウスケ)
1973年京都市生まれ。97年中央大学経済学部国際経済学科卒業。2000年日本写真芸術専門学校卒業。03~04年キューバを撮影。
写真展に、04年「Cuba Libre」(新宿ニコンサロン・大阪ニコンサロン)ほか、グループ展に06年「2005年度ヤング・ポートフォリオ」、07年「2006年度ヤング・ポートフォリオ」(以上清里フォトアートミュージアム)があり、清里フォトアートミュージアムに作品(「Cuba Libre」「洛中洛外景」)がコレクションされている。
http://adachikosuke.com
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