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新宿ニコンサロン


juna21
元木 みゆき展
[息の結び目]

3/27 (火)~4/2 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休



<写真展内容>
作者が長年撮り続けてきた北海道・牧場一家。ケミカルカメラから機動性の高いデジタルカメラに持ち代えた作者は、まるで呼吸をするようにシャッターを押し、牧場一家の日常を切り取っていく。
牧場一家が織り成す日常は、決して牧歌的な生活や営みだけで成り立っているわけでも自然の風景だけが満ち溢れているわけでもない。機械音がもたらす雑音もあれば、メディアの喧騒、都市的な風景、消費文化に侵された光景もある。むしろ、作者が切り取ってみせた牧場一家の日常は、自然・風土といった地理的空間と文化・社会的空間が重なり、絡み、擦れ合う、現代社会の軋みのようなものである。
考える前に、あるいは考えるスピードを超えて切り取られた光と知覚のざわめき。作者はさまざまな事物や人との出会いのなかで、自らの息遣いとともに、“生のざわめき”のようなシンフォニーを奏でてみせる。



<作者のプロフィール>
元木 みゆき(モトキ ミユキ)
1981年千葉市生まれ。2001年東京造形大学デザイン学部デザイン学科視覚伝達専攻入学。05年同校デザイン学部写真コース(高梨豊ゼミ)卒業。07年東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻入学。03年第21回ひとつぼ展入選、05年第22回ひとつぼ展グランプリ受賞。
主な個展:03年第21回ひとつぼ展入選受賞展「mother farm」、05年第22回ひとつぼ展グランプリ受賞展「学籍番号011145」(いずれもガーディアン・ガーデン/東京・銀座)、「わ・る・つ」飯沢耕太郎企画展(表参道画廊/東京)、「光を嗅ぐ」Declinaison+GalleryIMAGO共同企画展(GalleryIMAGO/東京・千駄木)。
主なグループ展:03年「造形・D-style」(node gallery/神奈川・相模原)、04年「現場」(web collaboration)、「Continue Art Project 2004」(新潟・大島村)、「phos 7つの変調」(ニコンプラザ新宿マルチファンクションルーム)、05年「New Digital Age 2」(クラスノヤルスクミュージアム/ロシア)、「平和・進歩」(平遥国際写真フェスティバル/中国)、06年「aniGma-2006」(ノボシビリスクミュージアム/ロシア)
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