Nikon Imaging
Japan
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銀座ニコンサロン


鈴木 邦弘写真展
[灰と記憶]

1/16(月)~1/28(土)
10:00~19:00
1/22(日)休館



<写真展内容>
中国人強制連行はアジア太平洋戦争中の1944年から本格的に開始された。その時に連行された中国人の生存者たちと、日本国内の労働現場や収容所跡の現況を撮影した作品である。強制連行では、約1年間で民間人を含む38,935人が連行され、6,830人が死亡している。作者は、日本国内の労働現場跡などのヒストリカルランドスケープと中国人サバイバーたちのポートレートで作品を構成することによって、60年の歳月を経た現在の戦争の跡を表現できるのではないかと考えた。そして、この作品を私たち自身と歴史の距離を測る、ひとつの物差しとして捉え、私たち自身の現在のあり方を考えるきっかけにできればと思っている。カラー約50点。



<作者のプロフィール>
鈴木 邦弘(スズキ クニヒロ)
1959年福島県生まれ。84年日本大学卒業。85年日本写真芸術専門学校卒業。写真家樋口健二氏に師事し、以後、雑誌媒体を中心にフリーカメラマンとして活動。91年より日本写真芸術専門学校講師、97年より日本ジャーナリスト専門学校講師。日本写真家協会会員。
93年「森の人PIGMY」により第18回伊奈信男賞受賞。
写真展:93、94年「森の人PIGMY」(銀座・大阪ニコンサロン)、95年「CAMP・難民の肖像」(銀座ニコンサロン)、97年「破壊の記憶」(銀座・大阪ニコンサロン)、99年「沈黙の叫び」(銀座ニコンサロン)、2002年「INDIENS」展(Parc La Villette・パリ市)に出品。
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