Nikon Imaging
Japan
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ニコンサロン bis21



榊 晃弘写真展
[ローマ橋紀行~眼鏡橋のルーツを求めて~]

10/26(火)~11/1(月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休



<写真展内容>
“眼鏡橋”の愛称で親しまれている日本のアーチ式石造橋は九州を中心に全国にある。その中で最古の橋は、沖縄を除くと、1634年(寛永11年)につくられた長崎眼鏡橋である。一説によると中国からもたらされた、と言われているが、それを証明する文献はない。
作者は1971年から眼鏡橋を取材しているが、そのルーツに興味をもち、現在、中国、ヨーロッパの石橋を取材している。この取材で、日本の眼鏡橋のルーツではないか、と思わせるほどよく似たポルトガルの石橋にいくつも出会えたのは驚きであったという。
今回展示する作品は、過去3回、約3ヶ月かけてスペイン、ポルトガル、南フランスのローマ橋を撮影した中から選んだものである。
なお今回展示する作品も掲載した写真集『ローマ橋』を来年出版する予定である。カラー50点。



<作者のプロフィール>
1935年福岡市生まれ。73年「装飾古墳」(写真集・写真展)で日本写真協会新人賞受賞。84年「眼鏡橋」(写真集・写真展)で日本写真協会年度賞、土木学会著作賞受賞。91年度第16回伊奈信男賞受賞。93年福岡市文化賞受賞。
写真集に、『装飾古墳』(朝日新聞社、泰流社)、『眼鏡橋』(葦書房)、『歴史の町並み』、『薩摩の田の神さぁ』(以上東方出版)などがある。
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