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PAGETOP
Vol.
01

河野英喜 × AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G

85mm f/1.4。このレンズで、また一歩"人"に近づいた。

01
初めて写真を撮ったのは中学時代だった。そして、高校生2年のとき、一年先輩の女性を撮った写真がコンテストで入選。それから約30年間、ポートレートを撮り続けてきた。レンズは常に50mmを基本とし、今でもそれは変わっていない。しかし、このAF-S NIKKOR 85mm f/1.4Gに出会って考えが少し変わったと思う。全体にほぼ歪みがなく、開放F値1.4の明るくクリアーな、いわゆる“ぬけ”のよい視界。被写体となる人物の肌のキメまで緻密に描写し、ファインダーを覗いているのに、まるで肉眼でそのまま素肌を見ているようにも感じられる。何とも心地よいレンズだ。
(次へ続く↘)

メインカット

・カメラ : D800E ・レンズ : AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G ・画質モード : 14 ビットRAW(NEF) ・撮影モード:マニュアル、1/125 秒、f/2.8 ・ホワイトバランス:色温度(4800K) ・ISO 感度:100 ・ピクチャーコントロール: ニュートラル

作品2

・カメラ:D800E ・レンズ:AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G・画質モード:14 ビットRAW(NEF)・撮影モード:マニュアル、1/125 秒、f/2.8 ・ホワイトバランス:色温度(4800K)・ISO感度:100・ピクチャーコントロール:ニュートラル
01
今回の撮影では自然光とレフ板だけで肌の色や透明感を表現する、切れの良いフォーカスを狙った。そしてさらに、このレンズの美しく自然なボケ味と中望遠レンズの圧縮効果で、彼女の存在感を更に強調したいと考えた。『目を中心とするシャープなフォーカスと、彼女を包み込むように柔らかく溶け合う美しく自然なボケ色』という難しい要求に、このレンズは十分に応えてくれた。この日は日差しがとても強く、撮影した時間もお昼ごろだった。屋外における逆光というあえて厳しい状況を選んだが、ナノクリスタルコートの効果により、普通なら確実に出るゴーストやフレアが見事に抑えられていた。
(次へ続く↙)
01
カメラボディーは現在メインで使っているD800E。高解像のNIKKORレンズだからこそ約3600万画素の高画素が余すところなく活かされたと実感している。これからは、いわば私の本能に沁み込んでいるともいえる50mmはもちろんだが、シャープさと明るさで、さらに一歩、人に迫れるこのAF-S NIKKOR 85mm f/1.4Gでも、主題となる人物をさらに印象づける画づくりをしていきたい
―― 私のNIKKORで。

作品3

・カメラ:D800E ・レンズ:AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G・画質モード:14 ビットRAW(NEF)・撮影モード:マニュアル、1/250 秒、f/2.2 ・ホワイトバランス:色温度(4800K)・ISO感度:200・ピクチャーコントロール:ニュートラル

PHOTOGRAPHER

河野英喜(こうの ひでき)

NIKKOR

AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G

BEHIND THE SCENE

撮影レポート
01
真夏の光が注ぐ洋館での撮影

  • ステンドグラスからの光が差す部屋で撮影開始

撮影場所は、英国からわざわざ移築したチューダー様式(※)の洋館、室内には博物館級のとても貴重な家具や装飾品が並んでいました。本物の持つ静かな迫力に少し緊張します。今回の撮影では、自然光だけで撮ることを決めていた河野先生。屋根裏部屋も含めたいくつもの場所から、まず、ステンドグラスを通した光が差し込む部屋での撮影を始めました。柔らかい光の中、自然光とレフ板のみで撮影を続けます。静かな部屋の中に、D800Eの心地よいシャッター音、そして時おり、河野先生の声が響きます。モデルさんとの心の距離を少しずつ縮めていくような、優しく、それでいてしっかりとした声です。

※:英国の15世紀末頃から17世紀初頭までの建築様式
02
徹底したシビアなフォーカスを狙う

  • D800E +マルチパワーバッテリーパックMB-D12
    + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G


  • マニュアルで微妙に
    フォーカスリングを調整しながらの撮影

ピントリングに指をあて、微妙な調整を繰り返しながら何枚も撮り続ける河野先生。そのことについて撮影の合間にお伺いしたところ、「今日は、最近メイン機として使用しているD800Eを使っています。AF-S NIKKOR 85mm f/1.4Gによって、約3600万画素の実力が驚くほど引き出されますね。とても明るく、どこまでもシャープに見えます。本当にシビアなフォーカスを狙いながら、無数に変わるモデルの表情を追っているので、当然ピント合わせも慎重になりますね。」と答えてくださいました。このシーンはマニュアルでの撮影でしたが、軽すぎず、重すぎず、指のほんの僅かな動きにも繊細に応える、フォーカスリングのタッチにも非常に満足しているとのことでした。
03
強烈な日差しに耐えながら撮ったベストショット

  • 強い日差しの中、逆光での撮影


  • 光の降り注ぐ庭を背景に

午前11時すぎ、室内から庭へと撮影場所を移しました。この時間は、真夏の太陽が強烈に照りつけます。河野先生はあえて逆光での撮影を行いました。モデルさんを手前に、光にあふれる庭の奥ゆきを活かしながら、背景を大きくぼかし、人物を強調することが狙いでした。少し風はあったもののかなりの暑さ。“うだるような”とはこのことです。しかし、上がってきた写真を見て驚きました。丸く美しくボケた木漏れ日を背景に、透き通るような涼しい目をした少女が微笑んでいます。透明感のある肌は瑞々しく、光を受けて輝く長い髪も、フォーカスのきている部分では、その一本一本が見事に描写されていました。「本当ならフレアやゴーストが出る状況だけれど、それらを抑える“ナノクリスタルコート”の効果を実証するためにも、あえて撮った」という河野先生。その期待に、AF-S NIKKOR 85mm f/1.4Gは見事に応えました。河野先生、モデルの富川ゆいさん、本当に暑かったですね。お疲れさまでした。

こちらに掲載されている情報は、2012年9月現在のものです。

DATA

撮影日: 2012.08.21
写真家: Hideki Kono
レンズ : AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
カメラボディー : Nikon D800E
キーワード : ポートレート
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