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PAGETOP
Vol.
16

藤田孝夫 × AF-S NIKKOR 200-400mm f/4G ED VR II

200-400mm。アスリートの表情に迫るために。

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「スポーツを撮る」ことは、結局「人を撮る」ということだ。常に強く意識しているのは、できるだけポピュラリティーにとらわれず、ハイライトだけに目を奪われることなく、その本質を冷静に捉えること。その中で追い求め続けているものは、それぞれのアスリートたちが見せる「個」としての表情である。今回はアイスホッケー大学リーグ戦の最終日を狙った。レンズは200-400mm f/4。スポーツの現場では撮影ポジションが限定されるケースが多い。しかし、このレンズならフットワークが縛られる状況でも、ズームワークで柔軟に対応できる。
(次へ続く↘)

メインカット

・カメラ : D4 ・レンズ : AF-S NIKKOR 200-400mm f/4G ED VR II ・画質モード : 14ビットRAW(NEF) ・撮影モード:マニュアル、1/1000秒、f/4 ・ホワイトバランス : プリセットマニュアル ・ISO感度 : 3200 ・ピクチャーコントロール : スタンダード

作品2

・カメラ:D4 ・レンズ:AF-S NIKKOR 200-400mm f/4G ED VR II ・画質モード:14 ビットRAW(NEF)・撮影モード:マニュアル、1/1000 秒、f/4 ・ホワイトバランス:プリセットマニュアル ・ISO感度:3200 ・ピクチャーコントロール:スタンダード
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そしてボディーは高感度と連写に優れたD4を選択。200-400mm f/4の場合、400mm f/2.8などの単焦点系と比較して、光量の少ない室内では不利な印象もあるが、D4の優れた高感度性能によってシャッタースピードを落とすことなく、高い画質を得ることができるからだ。手持ちの状態でもレンズとボディーのバランスが非常に良く扱いが楽であり、スポーツ撮影には最適な組み合わせと言える。
(次へ続く↙)
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そして、この日最も実力が伯仲した最終戦。拮抗する試合展開で、選手同士が激しくぶつかるクロスプレーも数多く、必然的にシャッターチャンスも増えていった。いくつかの限られたポジションを移動しながら撮り続ける中、試合の流れを見て守戦に回っているチームのキーパーに意識を集中する。彼にとっては非常に苦しい時間帯だった。執拗な攻撃が何度もゴールを襲う。そして、相手チームのフォワードが放った強烈なシュート。瞬時に反応したキーパーがキャッチグローブを広げ、時速百数十キロで迫る黒いパックをつかむ。「ゴールを死守する」という強い意志を秘めた眼をシャープに捉えることができた。これからも「スポーツ」を、「人」を、撮り続ける
―― 私のNIKKORで。

作品3

・カメラ:D4 ・レンズ:AF-S NIKKOR 200-400mm f/4G ED VR II・画質モード:14 ビットRAW(NEF)・撮影モード:マニュアル、1/1000 秒、f/4 ・ホワイトバランス:プリセットマニュアル ・ISO感度:3200 ・ピクチャーコントロール:スタンダード

INTERVIEW
MOVIE

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PHOTOGRAPHER

藤田孝夫(ふじた たかお)

NIKKOR

AF-S NIKKOR 200-400mm f/4G ED VR II

BEHIND THE SCENE

撮影レポート
01
圧倒的なスピードと目まぐるしく変化する試合展開

  • 試合前のウォーミングアップが始まった


  • 驚くほどのスピードと激しさ、力強さ

今回の撮影場所は東京都東伏見のアイスアリーナ。この日は、東京都アイスホッケー連盟が主催する関東大学アイスホッケーリーグ戦の最終日でした。秋から2ヵ月以上にわたって続いた戦いの締め括りとなる四試合が行われました。ホッケーリンクの大きさは約60m×30m。この広い氷上を両チームの選手が縦横無尽に滑ります。直径10cmにも満たない小さなパックを奪い合うトップスピードは時速約60キロ。そして、シュート時のパックは時速150キロ以上で飛びます。他のスポーツでは考えられないスケールとスピードで、攻守があっと言う間に入れ替わり、油断すると眼で試合を追うこと自体難しいほどです。会場内に多くの照明はあるもののやはり室内、決して十分な光量とは言えません。しかもこのスピーディーな展開から決定的瞬間を切り取るためには、速いシャッタースピードが要求されます。これはなかなか難しい撮影だと感じました。
02
難しい条件を克服するズームレンズの力

  • D4+AF-S NIKKOR 200-400mm f/4G ED VR II


  • 観客席の後ろからリンクを狙う

室内であるという光量の問題だけではありません。会場内では撮影するポイントが非常に限られてきます。運営スタッフや選手の控えている場所、観客席からの撮影は基本NG。藤田先生は、観客席の後ろ側の通路、リンクの各チームのゴール寄り(フェンス越し)などいくつかのポイントを試合の流れを見て移動しながら撮影を行います。レンズは、撮影ポイントの制限をズームでサポートするために、AF-S NIKKOR 200-400mm f/4G ED VR IIを選択。ボディーは開放F値4を補うための高感度性能を持ち、高速連写にも優れたD4です。このレンズはD4とのバランスがとてもよく、取り回しが非常に楽だとおっしゃっていました。そして、撮影に入る前、藤田先生が最初に行ったことが、リンクの白を基準にホワイトバランスをプリセットすること。足元が全面“白”という条件もまた撮影を難しくしていました。
03
「予測して撮る」その手法に応えた200-400mm

  • ゴール付近の迫力ある攻防


  • ときにはリンクのすぐ近くから選手を捉える

目まぐるしい試合展開。肉眼でも一瞬でパックの行方を見失ってしまうことが少なくありません。藤田先生は撮影しつつ時々ファインダーから眼を離しリンクを見ていました。「パックだけを追っていたらシャッターチャンスには間に合わない」と話し始め、「リンク全体を見て、次にどんな展開になるかを予測して撮らないとだめなんですよ」と教えてくれました。広く大局を見ながら、同時にズームで瞬間を切り取る。そこに、プロフェッショナルならではの経験のなせる技を感じました。そして、ほぼ丸一日に及んだ撮影の最後となる第四試合。実はこの一戦がリーグの2位と3位を決定するもの。実力も拮抗しており一段と激しい試合となりました。撮影を続けながら、リンクを見つめ、劣勢となっているチームのゴール付近に移動した藤田先生。そこで捉えた一枚が今回のメインカット。シュートが放たれるタイミングを予測しシャッターをきる。それに応えるかのように決定的瞬間をここまでシャープにクリアーに捉えました。

こちらに掲載されている情報は、2014年1月現在のものです。

DATA

撮影日: 2013.11.24
写真家: Takao Fujita
レンズ : AF-S NIKKOR 200-400mm f/4G
ED VR II
カメラボディー : Nikon D4
キーワード : スポーツ
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