NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR
旅に出掛けると「もっと、こんなふうに撮りたい」と思うシーンにたくさん出会う。軽やかに、それでいて幅広いシーンに対応できるズームレンズこそ、旅には欠かせない理想的なアイテムではないだろうか。このレンズは約14.2倍のズーム倍率を備え、最適な焦点距離でシャッターを切れる。特に400mmの超望遠域であれば、遠くの動植物を大きく切り取ったり、圧縮効果を活かした印象的な写真を撮ったりできる。決して明るいレンズではないが、手ブレ補正があるので手持ちでも安心。工夫次第で柔らかいボケも表現できる。1本で多様な場面に対応できるこの万能レンズは、旅の撮影をよりワクワクさせてくれるだろう。
大阪府在住のフォトグラファー。「ふんわりかわいい写真」をテーマに、観光プロモーションや人物・広告等の出張撮影、写真セミナー講師など幅広く活動中。
大阪府在住のフォトグラファー。「ふんわりかわいい写真」をテーマに、観光プロモーションや人物・広告等の出張撮影、写真セミナー講師など幅広く活動中。
イルカショーのワンシーンを切り取った1枚。撮影位置を変えられないショーでは、即座に画角を調整できる約14.2倍の高倍率ズームが大活躍。動きの速いシーンもしっかり捉えられるスムーズなAF性能も実感できた。大きなジャンプを表現するため、余白を大きめに、かつ背景が青空のみになるように焦点距離とアングルを工夫した。
旅先でつい食べたくなるソフトクリームを、あえて400mmという超望遠で撮影した。絞り開放がF8となるが、背景との距離を取ることで、単焦点レンズのような柔らかく大きなボケを表現できる。主役はシャープに写り、美しくおいしそうなカットになった。
このレンズは近接撮影が得意で食事などのテーブルフォトにも対応できる。ぐっと近寄ることで、プリンの質感やフルーツのみずみずしさを表現。室内でシャッタースピードを稼ぎにくい環境だが、手ブレ補正のおかげで安心して撮影できた。
水槽に日光が差し込む幻想的な空間で撮影した1枚。影になる部分を意識的にフレーム内に取り入れることで、降り注ぐ光とのコントラストの美しさを強調した。約14.2倍の高倍率ズームは構図の自由度が高く、広角域を活かした画角調整も容易に行える。
桜を撮影していたときに、ふいに現れたヒヨドリ。かなり離れた場所で動き回っていたが、素早く望遠端400mmにズームして被写体を画面いっぱいに撮影。ヒヨドリの細かい模様までしっかり捉えられており、このレンズの描写力の高さが伺える。
NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR
1本で広角から超望遠をカバーできる高倍率ズームレンズ
いつでも気軽に持ち出せる機動力の高い軽量・コンパクト設計
広角端(28mm時)の最短撮影距離は0.2m※1で、被写体に思い切り近づける
レンズ単体で5.0段※2、対応ボディーとの連動で5.5段※3の手ブレ補正効果を発揮する内蔵VRを搭載
ステッピングモーター(STM)による高速なAFを実現
フォーカスブリージング※4の低減など、動画撮影に配慮した設計
安心して持ち歩ける、防塵・防滴に配慮した設計※5
※1 レンズフードを装着して接写撮影をする場合は、レンズフードが被写体にあたらないようにご注意ください。
※2 CIPA規格準拠。[NORMAL]モード使用時。最も望遠側で測定。
※3 CIPA規格準拠。[NORMAL]モード使用時。シンクロVR対応ボディーとの組み合わせ時。
※4 フォーカシング時にピント位置の移動にともなって画角が変化する現象。
※5 すべての条件で完全な防塵・防滴を保証するものではありません。