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もう一つの東京。アングルを変えると、見慣れたものと違う東京がファインダーに広がった。日常に散らばる新鮮な景色を探し出し、カメラに収めたい。フォトグラファー・網中健太が4つのテーマを胸に、D750を携えクロスバイクで走り出す。

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未知なる表情を見せる築

日本を代表するビジネス街を行く。美しい夕陽が、無表情でそびえ立つビル群に反射する光景が印象的だった。アングルを変えながら、一心にシャッターを切る。 異国に迷い込んだかのような街並みが、そうさせたのだろうか。今まであまり経験のないローアングルで撮ってみたくなった。 その建築のパブリックイメージとは違う画を撮りたくて、内部を渉猟する。無数の金属素材で緻密に構成された骨組み。繊細きわまる造形が心を捉えた。 上から見下ろすと、独創的な構造を持つこの建物ならではの、水面のような光と影があった。すぐに画面を起こしてライブビューにし、画づくりにこだわりながら撮り切った。

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革新的な機動力

手にした者の前に、撮影フィールドは限りなく拡がる。
気負いなく連れ出せるサイズに、多彩な表現の可能性を凝縮。
自然にフィットする安心感と、悪条件に負けない信頼感。
小さく軽いD750となら、どこへでも、どこまでも行ける。

築

巨大都市の中に息づく然

柄杓を使う女性の所作と、手から滴る水の様子が、色っぽく感じた。思わずシャッターを高速にセットし、レンズを向ける。それは、お気に入りの一枚となった。 都心とは思えない、鬱蒼とした森。ここに来ると、煩わしい日常を忘れられる。風に揺れる木々のさざめき、鳥や虫たちの声に、自然と目線が上へと向かう。 昼食で立ち寄ったハンバーガーショップの軒先で、彼はずっと遠くを見つめていた。考えるより先に、手が動く。このカメラに馴染んできたのだろう。 降り続いた雨が、ようやくあがった。陽がゆっくりと沈み、夜に変わるひとときの夕空の色合いに目を奪われた。シャッターを切った次の瞬間、あたりは暗くなった。

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瞬時の捕捉力

刻一刻と変化する被写体は、撮影意欲を刺激してやまない。
D750は初動から精密にフォーカスし、
二度と出会うことのない一瞬を永遠に焼き付ける。
心の赴くままに、感性の命ずるままに、レンズを向けよう。

然

その先を辿りたくなる道

街角を人々が足早に行き交う。低い目線からの見え方に興味が湧いた。どんな人の足が、どの位置に現れるかは予測不能。自分の勘と偶然の相乗効果を楽しんだ。 友人のショップの前を通りかかった。道の向かいの木々による、揺れ動く光と影のコントラストが目を捉える。表情豊かな仕上がりに、自分でも驚いた。 ホテルの前に並ぶ黒いタクシーは、東京ならではの風景ではないだろうか。低く奥行きのある構図を選び、落ち着きのある洗練された街を描き出した。 次々と流れ星のように行き去るテールランプ。肉眼では見られない画を撮りたい。三脚を立て、できる限りの高所から、夜の向こうへ伸びていく光跡を収めた。

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自在な表現力

視点を変えると発想が変わる。発想が変わると表現が変わる。
D750のチルト画面を活用し、すれすれのローアングルで
煽ったり、ハイアングルから俯瞰で狙ったり。
思いもよらなかった世界が、目の前に広がる。

道

モノトーンの日常に咲く彩

深い緑の中に浮かぶ、鮮やかな赤。散策する人たち、美しくきらめく水鏡。それぞれの大きさのバランスも申し分ない。もはや撮らずにはいられなかった。 色鉛筆みたいにカラフルなサイン。配された矢印が、気分まで誘導しているよう。水平や垂直なもの、記号的なものを、デザインする感覚で構図を決めるのが好きだ。 ひと息入れようと、アメリカンなカフェへ入る。おしゃれなドリンクとメニューが目についた。いい写真にしようと構えるのではなく、日常を記録するような気分で撮ってみた。 江戸の粋と芸術が融合したアートアクアリウムへ。金魚と水と光が織り成す幻想的な世界。あえてシンプルに真正面から、単焦点レンズで開放気味に被写体へ迫った。

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卓越の描写力

被写体やシーンに合わせ、狙う画を定めてレンズを選ぶ。
どんな時間帯も、光を味方に付けて鮮やかに写し込む。
何気なく撮った一枚さえ作品に昇華するD750は、
表現者の歓びを掻き立て、さらなる挑戦に駆り立てる。

彩