Nikon Imaging
Japan
At the heart of the image.

D610

捕捉力と機動力

シャッターチャンスを逃さない、 FXフォーマットで約6コマ/秒、100コマまでの高速連続撮影

D610は、高速性能をさらに充実。専用の駆動機構を設けて独立させた高速のミラー動作と画像処理エンジンEXPEED 3の高速処理能力とにより、 FXフォーマットで最高約6コマ/秒※1、最大100コマ※2までの高速連続撮影を可能にしています。たとえば10秒間連続撮影した場合、約4.5コマ/秒との比較では約15コマも多く撮影でき、接近する列車や飛び立つ野鳥などの動く被写体の決定的瞬間をより確実に捉えやすくなります。動く被写体を的確に捕捉するダイナミックAFと組み合わせて使用すればピントも安心。フレーミングに集中して撮影できます。起動時間はわずか0.13秒※1、レリーズタイムラグはD4の約0.042秒※1に迫る約0.052秒※1を達成。電源ONとシャッターボタンを押す動作をスムーズにつなぐシャッターボタンと同軸の電源スイッチや、指の動きを妨げないグリップ形状も迅速、快適な撮影に貢献しており、突然のシャッターチャンスにも素早く対応します。

CIPAガイドライン準拠。
JPEG。FXフォーマットで、画質モードFINE・画像サイズL (最大51コマ)、画質モードNORMAL・画像サイズL(最大90コマ)の場合を除く。

静音撮影モード、静音連続撮影モード 【NEW】

ミラーの動作音を抑えて静かに撮影したい場合に適しています。ミラーダウンの音自体が1コマ撮影に比べ静かなのに加え、シャッターボタンを全押ししている間はミラーダウンせず、シャッターボタンを半押し状態に戻すと同時にミラーダウンするため、ミラーダウンのタイミングを遅らせて衣類などで遮音することができます。設定はレリーズモードダイヤルを「Q」に合わせるだけの簡単操作。通常の1コマ撮影と静音撮影の切り換えが容易にできます。昆虫や野生動物、子どもの寝顔あるいは式典や発表会などの撮影に便利です。さらに、レリーズモードダイヤルを「Qc」に合わせると、静音状態のままで約3コマ/秒※の連続撮影が可能です。

CIPAガイドライン準拠。

視野率約100%、ガラスペンタプリズム使用の光学ファインダー

FXフォーマットの魅力のひとつは大きなファインダー像。D610の光学ファインダーは、35mm判フィルムと同等の広い撮像範囲をくまなく確認して厳密なフレーミングができるよう、D4、D800シリーズ同様、約100%の視野率を確保しています。倍率は、ファインダー内情報表示まで含めたすべての視覚的要素を把握しやすい約0.7倍※。ガラスペンタプリズム使用。D4、D3シリーズやD800シリーズと同じ視野率、倍率の大きく明るいファインダー像で、 サブ機として使用する場合にも違和感なく撮影できます。ファインダー内には風景や建築物などの構図に便利な格子線の表示もできます(FXフォーマット時)。

50mm f/1.4レンズ使用、∞、視度-1.0m-1のとき。

優れた被写体捕捉性能を実現した高密度39点AFシステム

AFセンサーにはマルチCAM 4800オートフォーカスセンサーモジュールを採用。使用頻度の高い中央部に、より確実に被写体を捉える9点のクロスタイプセンサーを採用した高密度な39点のフォーカスポイントで、被写体を的確に捕捉・追尾します。AFエリアモードは、シーンに応じてシングルポイントAF、ダイナミックAF(9点、21点、39点)、3D-トラッキング、オートエリアAFから選択可能。より小さな被写体を認識できる2016分割RGBセンサーを用いたシーン認識システムと相まって、一段と高い被写体追尾・判別性能を発揮します。さらに、39点すべてを有効にしたまま、選択できるフォーカスポイントの点数だけをカスタムメニューで11点に限定することも可能。フォーカスポイントの位置をすばやく動かしたいときに便利です。

39点のフォーカスポイント
はクロスタイプセンサー)
選択できるフォーカスポイントを11点に限定することも可能

シングルポイントAF

選んだフォーカスポイント1点だけを使ってピント合わせをします。ポートレート撮影で被写体の目にピントを合わせたいときなど、静止した被写体の撮影に最適です。

ダイナミックAF

動く被写体の撮影に適しています。選択した1つのフォーカスポイントから被写体が一時的に外れても、周辺のフォーカスポイントからのピント情報を利用してピント合わせを実行。ピント合わせに使用するフォーカスポイントの数は、[9点]、[21点]、[39点]から選べます。いずれも、選択されているフォーカスポイントとその周囲のポイントを使って被写体を面でとらえ、AFモードのAF-C[コンティニュアスAFサーボ]との組み合わせで、動く被写体にピントを合わせ続けます。

9点構図を決めて撮影するときや、被写体の動く方向が予測できフォーカスポイントで捉えやすいときに
21点被写体の動きがランダムで予測しにくいときに
39点被写体の動きが速く、選択したフォーカスポイントで捉えにくいときに

3D-トラッキング

39点すべてのフォーカスポイントを使って被写体を追尾します。画面内を上下左右に動く被写体を自由な構図で撮影するときに適しています。選んだフォーカスポイントで被写体にピントを合せると、シャッターボタンを半押ししている間は被写体の動きに合わせてフォーカスポイントを自動的に切り換え、ピントを合わせ続けます。シーン認識システムの「被写体追尾」により、選択したフォーカスポイントで捉えた被写体の色と輝度のより詳細なパターンを認識し、高い精度で安定して被写体に追従します。

オートエリアAF

39点すべてのフォーカスポイントを使って、カメラが自動的に被写体を判別してピントを合わせます。オートエリアAFでG/E/Dタイプのレンズ※使用しているときは、背景、前景を判別するとともに、人の肌を識別してその位置を推定するので、人物にピントが合う精度が高くなります。

PCレンズを除く。
写真のフォーカスポイントは実際の見え方と異なります。また、ダイナミックAF[9点]および[21点]で周辺部のフォーカスポイントを選択すると、利用するフォーカスポイント数が9点、および21点に満たない場合があります。

機動性の高い超望遠AF撮影を可能にするf/8対応AF

39点中7点(中央部5点+中段左右各1点)のフォーカスポイントがf/8に対応。1.4倍および1.7倍テレコンバーター使用時にもストレスのないスムーズなAFを実現しており、開放F値4の望遠レンズと2倍テレコンバーターの組み合わせで合成F値が8になる場合でも、確実なAFが可能です。これにより、D610の小型・軽量ボディーと最新設計の小型・軽量FXフォーマット対応レンズ、テレコンバーターの組み合わせでシステムとしての高い機動力を実現。遠距離から野鳥や鉄道などを高倍率で捉えたいときでも快適なAF撮影ができ、撮影領域が広がります。

f/5.6対応のフォーカスポイント
f/5.6超~f/8未満対応のフォーカスポイント
f/8対応フォーカスポイント
※  はクロスタイプセンサー

D610 + AF-S TELECONVERTER TC-20E III + AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR

合成F値が8となるこの身軽な装備で、140-400mm (DXフォーマットでは210-600mm相当の画角※)の望遠~超望遠AF撮影が可能

FXフォーマット/35mm判換算。

D610 + AI AF-S TELECONVERTER TC-14E II + AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR

合成F値が6.3-7.84となるこの身軽な装備で、112-560mm (DXフォーマットでは168-840mm相当の画角※)の望遠~超望遠AF撮影が可能

FXフォーマット/35mm判換算。

厳密なピント合わせを可能にするコントラストAF

D610のコントラストAFはD4、D800シリーズと同等の高速システム。ライブビュー撮影時と動画撮影時の高速かつ厳密なピント合わせを可能にします。AFモードは静止画撮影に適したシングルAFサーボ(AF-S)と動画撮影に適した常時AFサーボ(AF-F)を用意。AFエリアモードも4種類あり、被写体に応じて最適なモードを選択できます。コントラストAFは画面上のどのポイントでもピント合わせができるので、構図の自由度を高めます。

顔認識AF
記念写真など、人物の顔にピントを合わせたいときに。最大35人までの顔認識が可能です。複数の顔を認識した場合は、カメラが最も近いと判断した人物の顔にピントを合わせます。このとき、マルチセレクターで他の顔を選ぶこともできます。

ワイドエリアAF
風景などを手持ちで撮影するときに。フォーカスポイントは撮影画面内の好きな位置に移動できます。

ノーマルエリアAF
フォーカスポイントの大きさがワイドエリアAFより小さいので、クローズアップ撮影など、ピンポイントでピントを合わせたい三脚撮影時に有効です。フォーカスポイントは画面内の好きなところに移動できます。

ターゲット追尾AF
動く被写体にピントを合わせたいときに。マルチセレクターの中央ボタンでロックした被写体の動きに合わせてフォーカスポイントが追従します。

2016分割RGBセンサーと高画素撮像素子で高い精度を発揮するシーン認識システム

撮影前に測光センサーと撮像素子を用いて撮影画面を詳細に分析し、そこで得たさまざまな情報を各種オート機能の制御に反映させるシーン認識システム。D610では、高精度な測光センサーでもある2016分割RGBセンサーと2426万画素の高画素撮像素子を用いて、撮影画面内の輝度や輝度分布、輝度差、被写体の明るさや色、位置、さらに人物領域や顔の位置などを的確に把握。取得した情報を オートフォーカス、自動露出、i-TTL-BL調光、オートホワイトバランス、アクティブD-ライティングなどの制御に反映させ、プロフェッショナルも積極的に活用する高精度で実用的なオート機能を実現しています。

「被写体判別」「被写体追尾」
位相差AF(ファインダー撮影時)では、画面内の人物にピントを合わせやすいオートエリアAFに「被写体判別」、被写体の動きに合わせてフォーカスポイントを切り換える3D-トラッキングに「被写体追尾」を利用。コントラストAF(ライブビュー・動画撮影時)ではターゲット追尾AFに撮像素子による「被写体追尾」を利用しており、高精度なピント合わせをサポートします。

「光源判別」はオートホワイトバランスの精度を高めるだけでなく、画面内のハイライト部をきめ細かく検出する「ハイライト解析」とともに、自動露出制御、i-TTL-BL調光などに使用。露出に与える影響を加味して適正露出を演算し、より高精度な制御を実現します。

撮像素子の「顔認識」情報により、ライブビュー時、動画撮影時には顔認識AFが可能。静止画再生時の顔の拡大再生では人物の顔を中心に画像を拡大でき、ピント状態の確認が容易にできます。

2種類の撮像範囲

撮像範囲をFXフォーマット(35.9×24.0 mm)、DXフォーマット(23.5×15.7 mm)の2種類から選択可能。それぞれの撮像範囲はファインダー内で確認できます。DXフォーマットでは焦点距離の短いレンズで遠くの被写体をより大きく写せます。また、2426万画素の有効画素数によりDXフォーマットの撮像範囲でも十分な画像サイズ(約1040万画素)を確保できるため、お手持ちのDXレンズ資産を有効に活用できます。DXレンズ使用時にはDXフォーマットが自動的に選択されます(初期設定)。

FXフォーマット
DXフォーマット

前後の傾きも検知できる水準器を搭載

ボディー内に搭載した水準器でローリング(左右方向の傾き)とピッチング(前後の傾き)を検知し、液晶モニターにはローリングとピッチングの両方を、ファインダー内にローリングを表示可能。静物や風景、建築物などの撮影に便利です。

液晶モニター表示
ファインダー内水準器表示