Nikon Imaging
Japan
At the heart of the image.

AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

製品特長

焦点距離300mmの撮影領域を広げる、NIKKOR初、PFレンズ採用の世界最軽量レンズボディー

NIKKORで初めてPFレンズを採用。大幅な軽量・小型化により、世界最軽量※1レンズボディーを実現しました。従来の製品※2と比較して、質量を約42%減となる約545g軽減、全長(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)を約75mm、最大径を約1mm短縮しています。焦点距離300mmの望遠レンズながら、優れた携行性を発揮するとともに、軽快な手持ち撮影も可能にしています。山やスポーツはもちろん、街中でのポートレートやスナップ撮影など、活用シーンが大きく拡がります。

2015年1月14日現在、焦点距離300mmの35mmフィルムサイズ相当の撮像素子を搭載したデジタル一眼レフカメラのオートフォーカス(AF)単焦点レンズとして。ニコン調べ。
2000年9月発売のAI AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-EDの三脚座取り外し時と比較。

PF(Phase Fresnel:位相フレネル)レンズは、ニコンが開発した光の回折現象※を利用して色収差を補正するレンズです。PF素子と通常のガラスレンズを組み合わせることで、優れた色収差補正能力を実現。PFレンズの強力な色消し効果によって、レンズの薄肉化や比重の小さい硝材の使用が可能となり、レンズの軽量化が可能になりました。

回折現象:光は波としての性質を持っています。波は、障害物に出会ったときにその影の部分に回りこむ性質を持っており、これを回折と呼んでいます。回折は、屈折とは逆順に色分散が発生する特徴があります。
PFレンズイメージ図

望遠レンズの全長を短縮させるためには、テレ比(全長/焦点距離)を小さくする必要があります。一般的なカメラ用レンズ(屈折レンズ)のみの構成でテレ比を小さくすると、レンズ前方の凸群で発生する色収差を後方の凹群で拡大してしまうため、全長の短縮には限界がありました。PFレンズは、一般的なカメラ用レンズとは逆の方向に強力な色収差を発生させることで効率的な色消しが可能となり、全長を短縮しても優れた色収差補正を達成。光学系の全長短縮が鏡筒の短縮を実現し、望遠レンズの軽量・小型化ができるようになりました。

一般的なカメラ用レンズ(屈折レンズ)は、光の屈折現象を利用して撮像面に像を結んでいます。光は色(波長)により屈折する強さが異なり、レンズに近い方から青(B)・緑(G)・赤(R)の順で結像します。この色ズレは「色収差」と呼ばれ、色のにじみとして画像の劣化につながります。これに対しPF素子は、レンズに近い方から赤(R)・緑(G)・青(B)の順で結像します。PFレンズは、PF素子と屈折レンズを組み合わせることで、それぞれの色収差を打ち消し合い高い色収差補正を可能にしています。

PF(位相フレネル)レンズ 色収差補正の仕組みのイメージ図

PFレンズの特性上、画面内外に強い光源がある場合、光源を中心にリング状の色つきのフレア(以降「PFフレア」とする)が写り込むことがあります。画像に写り込んだPFフレアは、Capture NX-Dに搭載の「PFフレアコントロール」機能で軽減することが可能です。詳細についてはソフトウェアのヘルプをご覧ください。ソフトウェアは必ず最新版にバージョンアップしてお使いください。

PFフレア
Capture NX-DによるPFフレア補正

「対DX1.3×クロップ」設定時、焦点距離585mm相当の撮影画角

DXフォーマットで撮影すると35mm判換算で焦点距離450mmレンズに相当する画角で撮影でき、手軽に超望遠の撮影シーンが楽しめます。また、ニコンD7100における「対DX1.3×クロップ」の撮像範囲設定時では、35mm判換算で焦点距離585mmレンズに相当する撮影画角で撮影可能。さらに、AF-S TELECONVERTER TC-14E III(別売)と組み合わせれば、本格的な超望遠撮影が実現。35mm判換算で焦点距離819mmレンズに相当する画角で撮影できます。

D7100にAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRを装着
画像はイメージです。

手ブレ補正効果4.5段のVR機構が望遠撮影を強力にサポート。

従来製品※にはなかったVR機構を搭載。望遠撮影で起こりやすい手ブレによる画像のブレだけでなく、ファインダー像のブレも効果的に軽減します。

2000年9月発売のAI AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-EDと比較。

手ブレ補正効果が極めて高く、VRモードを使わないときと比べシャッタースピードを4.5段※(CIPA規格準拠)遅くしても、手ブレの影響を受けずに撮影できます。望遠撮影はもちろん、暗い場所での手持ち撮影を強力にサポートします。

NORMALモード使用時。35mmフィルムサイズ相当の撮像素子を搭載したデジタル一眼レフカメラ使用時。

動きの変化が激しい被写体の撮影に適したVRモード「SPORTモード」も搭載。高速連続撮影および、カメラを止めたときと振ったときのファインダー像の連続性を重視した制御で、流し撮りにも有効。スポーツなど動きのある被写体の撮影時にも安定したファインダー像を提供します。

VRモード(SPORTモード)搭載
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR 01
焦点距離:300mm シャッタースピード:1/3200秒 絞り:f/5.6 フォーマット:ニコンFXフォーマット
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR動画
動画の解像度は閲覧するデバイスや回線速度に応じて調整される場合があります。

ゴーストを低減したクリアーな画像が得られるナノクリスタルコート採用

多くのプロフェッショナルにも信頼されているニコン独自のナノクリスタルコートを採用。全可視光域にわたって極めて高い反射防止効果を発揮し、逆光時のゴーストの発生を効果的に低減します。クリアーな描写が安定して得られることで、多様な撮影状況にあっても本格的な作品づくりを楽しめます。

ナノクリスタルコートの効果イメージ図
ナノクリスタルコートは、従来の多層膜コーティングに比べて反射率をさらに低く抑えるとともに、より広い波長域、角度範囲での反射防止を可能としました。
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR 02
焦点距離:300mm シャッタースピード:1/5000秒 絞り:f/8 フォーマット:ニコンFXフォーマット
© Drew Gurian

撮影領域を拡げる高い光学性能

PFレンズとEDレンズを採用した最新の光学設計により色収差の少ない高い光学性能を実現しています。開放F値4の、単焦点レンズならではの美しいボケを活かした写真表現ができ、夕焼けや朝焼け、室内など暗いシーンでも画質を落とすことがなく、撮影領域が拡がります。

多彩な先進技術を備えた高性能レンズ

電磁絞り機構やフッ素コートなどのさまざまな技術を採用。最先端レンズならではの高度な仕様を備えています。

Eタイプレンズ※はレンズ本体に駆動機構付き絞り羽根ユニットを搭載しており、ボディー側から電気信号により絞り制御を行うレンズシリーズです。レンズマウントから絞り羽根までの距離が長くなる望遠レンズで、特にテレコンバーター使用時において高精度な絞り制御を実現。高速連続撮影時に安定した露出が得られます。

使用制限があるカメラはこちらをご覧ください。

ニコンのフッ素コートは、優れた防汚性能でレンズ表面に汚れ(埃、水滴、油、泥)が付着しにくく、付着した場合も簡単に拭き取り可能です。しかも、ニコン独自のコーティングテクノロジーで、耐久性が極めて高くコーティングが剥がれにくいため、他の同様のコーティングよりもはるかに多くの拭き取り回数に耐え、その優れた効果が長期にわたって持続します。反射防止効果もあり、クリアーな画像の撮影にも貢献します。

フッ素コートの効果イメージ図
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR動画
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