レンズ鏡筒に、マルチに使える便利なコントロールリングを搭載しました。フォーカスモードセレクター「MF」のときには、コントロールリングを回すことで細かいピント合わせが可能です。「AF(オートフォーカス)」のときには、「露出補正」(初期設定)、「ISO感度」※、「ホワイトバランス」の中から、事前に割り当てた機能の設定が行えます。直感的な操作でピントのマニュアル調節や割り当てた機能の設定がスムーズにでき、撮影に集中できます。
グリップしたまま、右手親指をわずかに動かすだけで、すばやくフォーカスモード(AF/MF)の切り換えが可能です。
使用頻度の高い撮影モードを集約したモードダイヤルに月、鳥モードを追加しました。他にも4つの露出モード[P/S/A/M]やシーンモード、撮影でよく使う設定を登録できるユーザーセッティングモードなどを片手ですばやく設定できます。さらに、コマンドダイヤルの採用により、シャッタースピードなどの変更もスピーディーに行えます。
撮る道具としての使いやすさと、超望遠撮影時のホールド性を高めつつ、高品位なデザインを追求しました。カメラを構えたまま各種設定を片手でスムーズに変更しやすい、最適な位置にレイアウトしたボタンやダイヤルが、表現を操る楽しさと快適な操作性を実現。焦点距離3000mm※という超望遠を一台に凝縮した、機動性の高い小型ボディーも魅力です。
画像モニターは、多彩なアングルからラクな姿勢で被写体を狙えるバリアングルタイプ。屋外でも見やすい広視野角大画面モニターと相まって、撮影の自由度がさらに大きく広がります。
モニター撮影をしていても、目をファインダーに近づけるだけですぐに電子ビューファインダーに切り換わり、ファインダー撮影が行えます。外光の影響で背面の画像モニターが見えにくい場合や、超望遠時に撮影姿勢を安定させたいときに有効。ファインダーから目を離すと、再度モニター撮影に切り換わるので、被写体や状況に応じて最適な撮影スタイルをスピーディーに選択できます。DISPボタンを押すたびに撮影時や再生時の画面に表示する内容を切り換えられます。また、メニューアイコンのモニター設定で、明るさや色合いの調整も可能です※。
マニュアルで細かい設定をしたい方向けの、高精度かつ快適に行うためのサポート機能が充実しています。
マニュアルフォーカスを設定すると、画像の中央部を拡大表示できます。拡大率は2倍または4倍から選択可能。より細かなピント合わせが行えます。オートフォーカスでピントを合わせてから、マニュアルフォーカスでピントをコントロールすることも可能です。
マニュアルフォーカス時のモニター画面で、ピントの合っている部分をピーキング(白色で強調)表示。視覚的にピントを確認しながら、より高精度なピント合わせが行えます。
新フォーカス機構の搭載により、シャッターボタンを押してから実際にシャッターがきれるまでのタイムラグを、広角側で約0.1秒※まで短縮。日没直後や薄暗い室内などの低輝度シーンにも強いので、さまざまなシーンで撮りたいと思ったその瞬間を逃さず撮影できます。
アクセサリーシューとアクセサリーターミナルを装備しており、多様なアクセサリーにフレキシブル対応します。アクセサリーシューには超望遠撮影に便利な照準器、ドットサイト DF-M1や高性能なニコンスピードライトを装着可能。アクセサリーシューカバーも用意しています。アクセサリーターミナルには、ワイヤレスリモートコントローラー WR-1やWR-R10を直接接続できます。
超低反射ARコート採用と高い光学性能の実現でレンズ本来の描写力に極限まで迫る、77mm径の高性能保護フィルターです。