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今回のマップと散策コース 街あるき
其の10 神楽坂界隈編
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路地、石畳、坂、そして和洋今昔の情緒に酔える街
ゆるやかにのびていく坂道、やさしい雑踏、そして誘われるように迷い込む、石畳の路地。
通りを一本隔てただけでピンと張りつめた空気が流れ、気がつくと花柳界という別世界への入口が……。と思えば、朱塗りの鳥居の先にとつぜん、パリのようなカフェテラスが現れたり、思いがけず、江戸のなごりを秘めた坂をくだっていたり。
歴史と伝統ある日本情緒が息づく街に、異国の文化が調和し、さらに現在の新風をも取り込んでいるのが神楽坂。とても奥が深く、見どころたっぷりのエリアです。
ひとたびカメラを持って訪れれば、時間を忘れ、いつまでもどこまでもはまってしまうかも。




1.花柳界の伝統文化が息づく石畳エリアを、静かに撮り歩く。

作品01
1 芸者新道
神楽坂下から通りを上りはじめ、しばらく行くと、右手に仲通りという路地があります。そこを入り、すぐに左へ折れると、ゆるやかな坂の芸者新道があります。左側はビルやマンションが建ち並んでいますが、右側には花街の趣がうかがわれます。
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作品02
2 かくれんぼ横丁
芸者新道と並行し、さらに奥を通る路地が、かくれんぼ横丁です。老舗の名店が軒を連ね、神楽坂界隈ではとても有名なエリアです。一見さんにはなじみのないお店も少なくないと聞き、思わず背筋が、ピン!
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作品03
3 いちばん狭い路地
神楽坂通りの毘沙門天前から兵庫横丁へとつづく、神楽坂でもっとも狭い路地だそうです。この敷石は、かつて都電で使われていたものが再利用されているようです。
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作品04
4 兵庫横丁の路地美
軽子坂から神楽坂通りの毘沙門天前に抜けるこの道は、兵庫横丁とよばれ、平成9年には「第1回新宿区景観まちづくり賞」を受賞しています。以前、下水道管工事で全面舗装を余儀なくされた際、この私道の所有者たちがあえてお金を出し合い、もとの石畳に戻したというエピソードも。
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2.なつかしさが宿る場所にたたずんで、ほっと和む。

作品05
1 崖のような急階段
大久保通りをわたり、瓢箪坂(ひょうたんざか)付近で見つけた急階段。のぼったり、くだったり、またのぼったりと、いそがしい地形も、神楽坂の魅力のひとつです。
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作品06
2 元気あふれる白銀公園
広々とした白銀公園で、少し休憩をとりました。子どもたちの元気な声と若いファミリーであふれかえり、国際色豊かな公園です。ブロンド髪のきれいな女の子に交じって、夢中で遊ぶわが息子は、なかなかここから離れようとはしませんでした(じつはこの日、母子で撮り歩き)。
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作品07
3 町の神輿庫
白銀公園から少し北へ行ったところに赤城神社があります。ここは牛込の総鎮守。境内には、神楽坂界隈を構成する町の名を記した神輿のお蔵が建ち並んでいました。水道町、細工町、神楽坂六丁目町会、西五軒町、箪笥町……と、計7つもあるようです。
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作品08
4 どこかなつかしい通り道
赤城神社の西側から、赤城坂へと抜ける階段がありました。境内を通り、この階段を下っていくのは、たぶん地元の方々がほとんどなのでしょう。西日が射し、なつかしさと街のぬくもりを感じる場所でした。
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夕暮れの神楽坂通り
夕暮れの神楽坂通り
神楽坂とは
飯田橋から早稲田方面に向かってゆるやかにのび、両脇に粋な商店が立ち並ぶ神楽坂通りは、正式には早稲田通りといいます。そして坂の名が「神楽坂」。江戸時代には、武家屋敷や寺院、町家にはさまれていて、かなり急な階段状の坂だったようですが、明治になって現在の形状になりました。名前の由来は、坂の上の穴八幡宮の祭礼で、神楽を奏したことに因むとか、神楽を奉納したら、重い神輿が軽くなって坂道を登ることができたとか、諸説あるようです。

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3.通りのぬくもり、いにしえの面影、江戸のなごりにふれてみる。

作品09
1 神楽坂通りのにぎわい
神楽坂通り商店街は、いつも多くの人でにぎわいます。おいしいもの、なつかしいもの、粋なもの、ここでしか出合えないものが、全国からたくさんの人を惹きつけてやまないのでしょう。そして路地を一本隔てれば、閑静な花街、歴史と伝統が息づく町、昔ながらの住宅街……。
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作品10
2 尾崎紅葉旧居跡
神楽坂通りから、こんどは反対側の朝日坂をのぼり、しばらく行くと、尾崎紅葉の旧居跡がありました。ここで「金色夜叉」などが執筆されたそうな。どこか昔の風情ただよう一画です。
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作品11
3 袖摺り合うも…
石垣に江戸時代のなごりがしのばれる、袖摺坂(そですりざか)です。その名のとおり、すれ違うときに袖がすれあうほど幅の狭い坂道、ということから名付けられたようですが、標柱がなければ、思わず見落としてしまいそうな階段ですね。
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作品12
4 地蔵坂
大久保通りをふたたび渡り、地蔵坂を下って、神楽坂通りに出るあたりです。この坂の上にある光照寺一帯は、かつて牛込城があったところだとか。ちょっと歩くと、容易に歴史深い場所や建物に触れることのできる神楽坂。この街への興味は尽きることがありません。
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4.パリの薫りを感じる街角へ。

作品13
1 和のたたずまいにパリの薫り
神楽坂界隈は、じつはフランス料理店の激戦区でもあります。江戸情緒あふれるこの街に異国の店が集結するとは、ちょっと意外な気もしますが、とてもしっくりと調和しています。たしか、路地や坂の多い、神楽坂の起伏にとんだ地形が、パリの街を彷彿させるからだと、聞いたことがあります。
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作品14
2 迷路のような路地裏階段
神楽坂通りから小栗横丁へと抜ける道には、迷路のような路地裏階段があります。途中、芸者衆のお稽古場である見番や、坂の中腹にもお店の入口がいくつかあり、キョロキョロしながら路地裏探索を楽しめます。
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作品15
3 逢坂と日仏学院
いったん外堀通りに出て、市ヶ谷方面へと歩くと、逢坂という有名な坂があります。悲恋の伝説をもつ坂です。そこに面する建物が日仏学院。敷地に一歩足を踏み入れると、フランス情緒たっぷりの優雅な雰囲気につつまれます。神楽坂とフレンチを結びつける所以は、やっぱりここにあるのかしら?
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作品16
4 外堀沿いの憩い
今回の終点、飯田橋駅の牛込橋付近までもどってきました。外堀通りの一画では、桜の枝越しに、水辺のカフェ、そしてJRの電車が行き交うという、のどかな時間が流れていました。
間もなく、この景色は桜の花で彩られることでしょう。

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宵の口の毘沙門天
宵の口の毘沙門天
街のかお 毘沙門天善国寺
神楽坂の顔といえば、何はさておき、毘沙門天善国寺。かつては江戸城の守護神として幕府や庶民の信仰を集め、のちに山の手七福神のひとつ、福徳神となりました。境内には出世稲荷もあることから、縁日が開かれ、いつも多くの人でにぎわいます。東京ではじめて縁日の夜店が出たのも、ここからだとか。神楽坂歩きの出発点としても親しまれています。

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