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今回のマップと散策コース 街あるき
其の8 都電荒川線編
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21世紀の東京に都電が描く、なつかしい街角風景
「チンチン電車」の愛称で親しまれる路面電車。かつて東京がまだ市だったころの最盛期には、41系統もあった路線も、現在では「都電荒川線」を残すのみ。「三ノ輪橋」駅から「早稲田」駅にかけて、都心北部に広がる下町の生活路線として、唯一生き残っています。
「チンチン……」と警笛を鳴らしながら、のんびりと走り行くレトロチックな都電の姿は、都市化が進み、日々進化しつづける東京の街に、どのような風景をなしているのでしょうか。
小銭を握りしめ、昭和の面影ただようなつかしい街角へと、プチ・タイムスリップしてみました。




1.高田馬場の繁華街や池袋の都会ぶりをよそに、古のたたずまいにふれる。

作品01
1 西の出発点、早稲田駅
都電荒川線の西の終着点「早稲田」駅です。新目白通りに面します。右のホームは降車専用で、乗車は左のホームから。大人の運賃は一律160円ですが、今回のように途中下車しながら撮り歩く場合は、400円で一日乗車券を購入するのがおすすめです。
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作品02
2 運転席にかぶりつき
「早稲田」駅を出発し、「面影橋」駅を過ぎて「学習院下」駅へと向かう車両のフロントです。思わず子どものように、前方を見入ってしまいます。 運転席のハンドルカバーがお茶目で愛らしいです。
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作品03
3 ちょっと、鬼子母神様まで
「鬼子母神前」駅で途中下車し、鬼子母神様へお参りを……と思って歩きつつ、そういえば、鬼子母神は神社ではなく、お寺なんだっけ。ま、いずれにしても、日ごろ育児に手を焼く私としては、素通りできないスポットです。境内やその付近では、いつもネコたんがくつろぎモード。
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作品04
4 都市のコントラスト
「雑司が谷」駅の周辺は、現在空き地が目立ち、とてもさっぱりとしています。一説には、道路用地として土地の買収が進んでいるのだとか。建設中の地下鉄13号線の駅も、ちょうどこの下に完成する予定です。雑司が谷霊園をしたがえたレトロな町並みは、この先徐々に失われていくのでしょうか。
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2.縁側のような電停で、和むひととき。

作品05
1 電車でにぎわう
JR大塚駅前の風景です。正面には山手線の高架ホームが。早稲田方面からゆるやかな坂道を下り、カーブしながらやって来たのが、左手の車両。右手の車両は、都電「大塚駅前」駅を出発して、坂道の専用軌道へと向かいます。電車たちでにぎわう駅前の日常的な風景です。
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作品06
2 軒先の都電と猫
「巣鴨新田」駅は、まるで民家の庭先にあるかのよう。軒先にネコがたたずみ、その向こうを都電が走る、のどかな昼下がりです。
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作品07
3 縁側気分で
「庚申塚」駅のホームに入り口があるお茶屋さんで、おはぎをいただきながら、いっぷくしました。この駅は「巣鴨地蔵通り商店街」からつづく通り沿いにあるため、利用客の年齢層も高め。ホームの待合席は、まさに縁側そのものです。
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作品08
4 電車のような、バスのような
「飛鳥山」駅付近から次の電停「王子駅前」までは併用軌道となり、もっとも路面電車らしい姿で一般道を走ります。歩道橋の上から眺めていると、バスのようにも見えますね。都電の運賃は、支払いにパスネットカードは利用できませんが、バスカードはOKなのです。
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荒川線運転席
 
都電荒川線とは
全30駅、所要時間約53分の都電荒川線は、前身は「王子電気鉄道」といい、北区にある王子駅前を通り、荒川区、豊島区、新宿区にまたがって走ります。他の路線は戦後の高度経済成長時代に相次いで姿を消していった中、荒川線だけが生き残ったのは、ほとんどが専用軌道だったことと、沿線住民の生活の足として欠かせなかったこと。今でも都電荒川線の車内は、つねに利用客でにぎわっているのです。乗車みやげは、梶原駅前の「都電もなか」と荒川遊園前の「都電ウイスキー」が有名です。

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3.童心を道ずれに、生活感あふれる家並みを、ひた走る。

作品09
1 駅のホームに直結!
「梶原」駅のホームには、キオスクのような売店が……と思いきや、なんと本屋さん! 駅と書店の一部が一体化してました。もしかして、元祖「エキナカ」?
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作品10
2 お花のギャラリーたち
「梶原」駅から「荒川車庫前」駅のひと区間は、都電に沿って歩いてみました。このあたりは中央専用軌道で、都電の軌道を中心にして両側に道路が並びます。いろどりを添える沿道の花たちに見送られるように、ガタン、ゴトンと、チンチン電車が通り過ぎていきました。
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作品11
3 童心を売る店
「荒川遊園前」駅の通り沿いに、駄菓子や玩具をあつかうお店がありました。子ども相手のお店かなとも思いましたが、店先のサインは、おとなたちに向けてか「童心に戻れるお店です」とも。昔なつかしい商品とともに童心を買ってみようかしら。
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作品12
4 路地探検
「町屋駅前」で降り、隣接する京成線「町屋」駅の高架下の風景です。商業ビルが立ちならぶ方とは逆の側道を行くと、一瞬路地に迷い込み、細い迷路を探検するような気分を味わいました。生活感の濃いスポットです。
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4.ふみきり音をBGMに、線路脇の庶民的な町並みを歩く。

作品13
1 ふみきりにて
京成線「町屋」駅をくぐる、都電のふみきりです。わりと頻繁にチンチン電車がやって来るので、ふみきりの警報音が、まるでBGMのようです。
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作品14
2 都電のかたわらで
「荒川一中前」駅付近の都電の側道です。おとなひとりが通れるくらいの道幅に、ネコがひっそりとたたずんでいました。チンチン電車とネコって、なんとなく似つかわしく思えます。
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作品15
3 東の終着点、三ノ輪橋駅
ようやく東の終着点「三ノ輪橋」駅に到着です。駅前広場には、約40種類ものバラが植樹されていて、春の見ごろを迎えると、バラ美術館のようになるのだとか。この先の白いアーチをくぐりぬけると、とーってもレトロな風情ただよう「三ノ輪橋商店街」へとつづきます。
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作品16
4 なつかしい町角
「三ノ輪橋商店街」の一画にある果物屋さん。なつかしさを感じる店頭風景って、最近あまりお目にかかれなくなりましたよね。都電が現役でいるおかげで、なつかしい街角も、ともに遺されているのかもしれません。
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