15.夕暮れと船宿と

夕暮れと船宿と

日没とほぼ時を同じくして、やっと柳橋へとたどりつきました。橋の上から上流方向を望むと、右手に船宿が並び、屋形船を何艘も送り出しています。思えば御茶ノ水、秋葉原、浅草橋とすすむにつれ、川岸の風情もどこかレトロチックになり、ここでようやく江戸の情緒がしのばれる思いです。そういえば、あの二色のゴムボールは、その後一度も見かけませんでしたが……。



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