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ガーデニング フォトライフ


行って観て楽しく撮る! ガーデニングテクニック


昼も夜も撮影スポットがいっぱい!「あしかがフラワーパーク」で600畳の大藤を撮る


清少納言も愛した藤の花をめでる風雅
清少納言も愛した藤の花をめでる風雅

爽やかな季節に開花する藤は色も姿も美しく、大変人気がある木です。薫風に揺れる花房はたおやかで、見るものを惹きつけます。
清少納言も藤が好きだったようで、『枕草子』のなかで「めでたき(立派な)もの」「あてなる(上品な)もの」として藤の花をあげるだけでなく、長い房に文(ラブレター)を付けた情景を「なまめかしき(優美な)もの」と記述しています。藤は平安朝の昔から愛好されてきた花なのですね。
さて、今回は藤がみごとに咲いているという情報をキャッチして、新機種のD5000を携えて栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」に向かいました。名物園長の塚本こなみさんに案内していただきながら、雅な藤の写真をたくさん撮りました。どうぞお楽しみください!



塚本園長の職人魂が花の園を再生した


塚本こなみ園長と。園長の紫色のスカーフは藤染め

塚本こなみ園長と。園長の紫色のスカーフは藤染め
あしかがフラワーパーク(1997年4月開園)は、足利市の再開発にともなって市街地から移転した植物園です。旧植物園(故・早川和俊さん経営の早川農園)には、樹齢140年を越える大藤4本や160本の藤、2000本のクルメツツジなどが大切に育てられていました。塚本園長は引き受け手がいなかった大藤などの巨木を移植するという難題に挑戦し、世界で初めて成功させた"職人"です。日本の女性樹木医第一号で環境緑化コンサルタント、とたくさんの肩書きをお持ちの方でもあります。
私・福渡にとっては園芸の道の大先輩ですので、ちょっと緊張しながらお話を伺いました。木を眺めるだけでは分からない"藤ものがたり"に、花が一層輝いて見えた1日でした。



移植は木の生命力を信じて

丹精のたまものの長い花房

丹精のたまものの長い花房
福渡先生 こんなにみごとな藤は初めて見ました。移植は大変な作業だったでしょうね。

塚本園長 それはもう(笑)。文献を調べると直径1メートルもある藤の移植の成功例はなかったのです。でも、手入れが行き届いていた木の生命力を信じて、根切りなどの周到な準備を開始しました。先代の早川さんが残してくれた宝物であり、地元の皆さんには「250畳の大藤」と呼ばれて愛されてきた木です。失敗するわけにはいきません。
掘り出した根を毛布でくるむ、幹には外科治療で使う石膏包帯を巻くなどして20kmの道のりをゆっくりとトレーラー移送し、2年掛かりの大作戦を関係者の皆さんの協力で成功させました。もちろん、この間に新植物園の土を藤に合うように改良しました。

福渡先生 ここは近くの山の新緑もまぶしい、花が映えるステージだと思いますが、湿地だったそうですね。藤は水が好きな植物だとはいっても、水はけが悪いと根腐れが心配ですね。

塚本園長 ええ、ヨシが生える粘土質の湿地でしたから。元の土の上に厚さ50cmほど小石を敷きつめ、その上に備長炭を20cm、元の植物園の土をトラック500台分運んで30cm重ねました。そして1996年、藤が休眠している厳冬の2月後半に大藤を移植しました。4本とも成功して、10年経った今ではそれぞれ600畳の棚に成長しました。私たちは「世界一の藤」だと自負しています。

福渡先生 日本で2本しかない「八重黒龍藤」や花房が最も長いもので180cmにもなる「野田の長藤」、白藤、きばな藤(キングサリ)などがある "藤の大博覧会"のような園ですね。これらの木は旧植物園から運んだのですか。
周辺の新緑に浮かび上がる藤の紫

周辺の新緑に浮かび上がる藤の紫

藤棚の下で語らう

藤棚の下で語らう

塚本園長
色っぽい藤。たおやかな姿に惹きつけられる

色っぽい藤。たおやかな姿に惹きつけられる
いいえ、きばな藤のトンネルはこの園の新たな名物にしたくて全国を探して、6年半ほど前に植えたものです。今年やっと、黄金に輝くまでに成長しました。高温多湿を嫌うので、夏は何台もの扇風機で風を送り、寒冷紗で西日を避けて育てました。
また私が「園内で一番色っぽい藤」と呼んでいる、幹が「くの字」に曲がった大藤があるのですが、これはお父様の形見の木を美しいまま残すことができないという方から相談があって引き取ったものです。9年経った今、日本画のような優美な姿をみせてくれています。

国内では唯一のきばな藤のトンネルで

国内では唯一のきばな藤のトンネルで
咲き始めのきばな藤

咲き始めのきばな藤
ブドウの房のような八重黒龍藤

ブドウの房のような八重黒龍藤



藤の観賞は立って、座って、振り返って

福渡先生

塚本園長
コンドルが羽を広げているような藤棚

コンドルが羽を広げているような藤棚
どの木も色、香り、たたずまい、すべてが素敵ですが、藤をより美しく見る方法はありますか。

棚仕立ての藤の根元をご覧ください。盛り土をして、木そのものを上げています。そのうえでコンドルが羽を広げて飛んでいる形に枝を仕立てて、雨傘や日傘をさしても藤棚の下を通れるようにしたのです。ほら、見上げると空のキャンバスに描いたような花が見えますね。
各藤棚には「腰をおろして見あげてごらんください」という札を付けています。こうすると花房の長さも葉も立体的に見えるからです。藤を堪能するには立って、座って、振り返ってと、いろいろな方向や角度からご覧いただきたいですね。


腰を下ろして藤を鑑賞。見上げると花の間に青空が

腰を下ろして藤を鑑賞。見上げると花の間に青空が

水路の上の木道。藤が終わると水路に戻る

水路の上の木道。藤が終わると水路に戻る
福渡先生 この園の設計もなさったそうですね。水路の上に板を渡して、そこから藤を眺めるという発想は独創的です。藤が終われば板を外して、花菖蒲が咲き乱れるスポットに早変わりするというのは、歌舞伎の舞台装置のような仕掛けですね。

塚本園長 庭の設計は私の専門ですから、湿地だった元の地勢を生かしながら、どうすれば多くの人に多彩な花を楽しんでいただけるかを考えました。特に藤の時期にはたくさんの方に集中的にお越しいただくものですから、気持ちよく見ていただけるようにビューポイントになる通路、くつろげる通路を多く整備する必要もありました。池に水上花壇を作ったのも、そんな発想です。



藤の花のアップ。マメ科特有の花の形をしている

藤の花のアップ。マメ科特有の花の形をしている
水鏡効果も楽しめる水上花壇。撮影も散策も楽しい

水鏡効果も楽しめる水上花壇。撮影も散策も楽しい
咲き乱れるクルメツツジと藤は名コンビ

咲き乱れるクルメツツジと藤は名コンビ



美の瞬間を見逃さないで

福渡先生 花が美しく見え、そのうえ人が分散する動線を作ったわけですね。園内の随所で行われるライトアップも魅力的です。

塚本園長 ライトアップされた「白藤の滝」の美しさは格別です。花の純白と新芽の若草色が映えて、それは美しい光景が闇に浮かび上がります。撮影を楽しむ皆さんは、ライトアップされた藤棚が池の水面に映り込む幻想的な写真を撮られますね。朝、夕方、薄暮、夜とその時間だからこそ見られる美の瞬間があります。来園されたら、じっくりと時の流れを楽しんでいただきたいですね。
藤は種類によって花期がずれていますから長く楽しめます。シーズン中に何回かお越しください。スタッフ一同、皆さまの"花のような笑顔"にお会いできることを楽しみにしております。
「白藤の滝の正面に休憩場所を設けました」と園長

「白藤の滝の正面に休憩場所を設けました」と園長

咲き始めたばかりの「白藤の滝」のライトアップ

咲き始めたばかりの「白藤の滝」のライトアップ

園内には藤以外の花々もいっぱい

園内には藤以外の花々もいっぱい
平安文学の世界のようなボタンと藤の組み合わせ

平安文学の世界のようなボタンと藤の組み合わせ
水面にも藤の花が咲く

水面にも藤の花が咲く

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話題の新機種・D5000が楽しい!


D5000
発売されたばかりのD5000で午前から夜まで、撮影を楽しみました。
D5000は「自在に動く2.7型バリアングル液晶モニターでライブビュー撮影ができる」「多彩なシーンモードでイメージ通りの写真が簡単に撮影できる」という新機能つきです。
コンパクトデジタルカメラからステップアップしたい方や、デジタル一眼レフカメラの初心者の方におすすめしたい機種です。これだけの機能が付いていても小型で軽量ですから、女性にも"やさしいカメラ"になっています。
ますます楽しく簡単に、きれいに撮れる新一眼レフカメラの"実力"を紹介しましょう。



バリアングル液晶モニターを使って撮影しました

VR18-55mm F/3.5-5.6G

VR18-55mm F/3.5-5.6G
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地面から見上げるようなアングル

地面から見上げるようなアングル
ファインダーをのぞいてのローアングル写真

ファインダーをのぞいてのローアングル写真
DX 10-24mm F3.5-4.5G ED

DX 10-24mm F3.5-4.5G ED
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自分の姿を確認しながら

自分の姿を確認しながら
VR 18-55mm F/3.5-5.6G

VR 18-55mm F/3.5-5.6G

ローアングル

今までにないローアングルから被写体をねらえます。液晶モニターがぐるりと回転して、ライブビュー撮影で撮りたいシーンが狙えます。


自分撮り

撮影や風景を楽しむ自分の姿を記録しておきたい時にもこの通り。液晶モニターを見ながら顔の位置の調整ができます。



VR 18-55mm F/3.5-5.6G

障害物をさけるアングルで
VR 18-55mm F/3.5-5.6G
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障害物をさけるアングルで

ハイアングル

人垣の向こうにある花も、液晶モニターを見ながら思い通りに記録できます。


ED 105mm F2.8G

マイクロレンズでローアングル
ED 105mm F2.8G
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マイクロレンズでローアングル

ローアングル

低い位置にあるものを撮りたい。そんなとき、カメラを地面に置けば今まで撮れなかった大胆な構図での撮影ができます。



DX 10-24mm F3.5-4.5G ED

同じ位置でローアングルとハイアングルの撮影が可能
DX 10-24mm F3.5-4.5G ED
 拡大 
DX 10-24mm F3.5-4.5G ED

同じ位置でローアングルとハイアングルの撮影が可能
DX 10-24mm F3.5-4.5G ED
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同じ位置でローアングルとハイアングルの撮影が可能

左のローアングルは寝そべることなく、右のハイアングルでは脚立などを使うこともなく、同じ位置にいながらまったく違うショットが撮れます。





使用レンズ



広大な風景の撮影に超広角ズームレンズ

AF-S DX NIKKOR 10-24mm F3.5-4.5G ED

AF-S DX NIKKOR 10-24mm F3.5-4.5G ED
花や虫のクローズアップの撮影に105mmマイクロレンズ

AF-S VR Micro-Nikkor ED 105mm F2.8G

AF-S VR Micro-Nikkor ED 105mm F2.8G
VR機能を搭載した標準ズームレンズ

AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR

AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR







シーンモードを使って撮影しました

D5000にはそのシーンに最適な設定ができる「19のシーンモード」が搭載されています。夜明けや日没など撮りたい一瞬を逃さず、思い通りの写真が撮れます。シーンを設定し、構図が決まればあとはシャッターを押すだけの"進化した"デジタル一眼レフカメラです。

オート

 オート
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カメラが撮影に合わせて最適な露出をセットしてくれる
ハイキー

 ハイキー
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明るめの被写体がより明るく華やかに。オートより花の白さが輝く
クローズアップ

 クローズアップ
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草花や昆虫など小さな被写体を大きく、繊細に(三脚使用)

風景

 風景
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自然の風景や町並みが色鮮やかに(三脚使用)
桜

 
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桜や花畑など花がたくさん咲いている風景がより映える(三脚使用)
シルエット

 シルエット
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背景が明るいシーンでは意図的にシルエットで表現(三脚使用)

夕焼け

 夕焼け
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夕焼けや朝焼けの微妙な色合いまで美しく再現する(三脚使用)
トワイライト

 トワイライト
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夜明け前や日没後のわずかな自然光で、風景をきれいに映す(三脚使用)
夜景

 夜景
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ノイズや不自然な発色を抑え、ライトやネオンなどの光を鮮やかにする(三脚使用)

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D90 D90
甘い香りに誘われて

甘い香りに誘われて

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  A

D80 D80
古木の風格

古木の風格

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  B

D90 D90
さながら一幅の絵

さながら一幅の絵

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  C



D80 D80
八重黒龍藤

八重黒龍藤

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  D

D300 D300
超広角レンズで撮った藤棚

超広角レンズで撮った藤棚

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  E

D300 D300
キバナ藤のトンネル

キバナ藤のトンネル

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  F



D90 D90
ライトアップで妖艶に

ライトアップで妖艶に

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  G

D80 D80
シャクナゲ
"ウィリアムオースチン"


シャクナゲ ウィリアムオースチン

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  H

D5000 D5000
藤色のソフトクリーム

藤色のソフトクリーム

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  I



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