ガーデニング フォトライフ

インフォーマルなイングリッシュガーデンの夏をご紹介します。インフォーマルガーデンとは、正方形、三角形、ひし形、五角形など整然とした構成のフォーマルガーデンとは違い、曲線を活かした左右不対象な庭です。日本庭園を想像していただければいいでしょうか。ナチュラル感の強い庭です。
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イギリス北西部、湖水地方(カンブリア・コニストン)にあるBrantwood Gardenが今回ご紹介するイングリッシュガーデン。ここBrantwood Gardenは、私がイギリス滞在中に働いていたガーデンです。![]() |
Brantwood Gardenは、イギリスの作家・美術評論家・社会思想家であるジョン・ラスキン(John Ruskin 1819〜1900)のプライベートガーデン。彼は自然をこよなく愛し、植物の生態・形に興味を抱き、計画的にガーデンを造り、数多くの植物を育てました。今だラスキンの書物を元に、ガーデンを造り続けています。



奥に見える管理人住居のさらに奥の家でラスキンは暮らしていた。
湖水地方にあるガーデンなので、ガーデンの下にはコニストン湖があり、森の中を切り開きながら8つのテーマに分かれた庭があります。元々あった森の木々をうまく利用して、その木々も計算した伐採でガーデンに日を入れて、植物を育てるようにしています。
あたかも自然に生えているようにひっそりと咲く「ブルーポピー」も私たちが種から育て、その年は10箇所ほど植え込みました。周りの自然を害することのない植栽選びと色合いが特徴のボーダーガーデンも、インフォーマルの特徴かもしれません。

あたかも自然に生えているようにひっそりと咲く「ブルーポピー」も私たちが種から育て、その年は10箇所ほど植え込みました。周りの自然を害することのない植栽選びと色合いが特徴のボーダーガーデンも、インフォーマルの特徴かもしれません。
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![]() 野に咲く美しさそのもののブルーポピー。 |

対岸からボートで渡れるコニストン湖を西洋ブナの林から望む。
ひと言で表現すれば、派手さはないガーデン。その理由は、通常雑草として扱われるワイルドフラワーも主役として部分的に残していて、自然なままの可憐な花を楽しんでいるところにあります。
自然に咲く5月の「ブルーベル」のカーペット!私たちの造るガーデンが負けてしまいそうなほど美しい花々が咲き誇ります!何も手を加えず、自然でこんなに美しくなると、もう「自然にカンパイ!」と叫びたい気分。自然の美しさと、人間の造った美しさを堪能できるのも、このガーデンならではですね。

自然に咲く5月の「ブルーベル」のカーペット!私たちの造るガーデンが負けてしまいそうなほど美しい花々が咲き誇ります!何も手を加えず、自然でこんなに美しくなると、もう「自然にカンパイ!」と叫びたい気分。自然の美しさと、人間の造った美しさを堪能できるのも、このガーデンならではですね。
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![]() 5月になると柵の手前にブルーベルがカーペットのように開花。 |

The Trellis Walk
ラスキンが散歩に朝出かけたというガーデン。宿根草とトレリスにつる性植物が絡むボーダーガーデンです。クレマチス、ラナンキュラス、アスカーなど自然な花々に囲まれている。


1884年にコニストンに移住。「自然をありのままに再現すべきだ」という信条から晩年は創作活動を行い、自分の理想とするガーデンを手掛けます。イギリスのナショナルトラスト運動の発起人。著書には「胡麻と百合」の他、児童書の「黄金河の王さま」などがあります。



