<写真展内容>
作者には、スポットライトを当てられたかのように、その被写体が風景の中で浮かび上がって見えた。日常、それらは人間によってある特定の理由からある特定の名前で呼ばれているが、もしその理由や名前が除かれたならば、いったい何であるのかという疑問にたどりつく。
夜昼問わず、何度も同じ道をドライブしていて、あるふとした瞬間にそれらと巡り会ったというよりは、普段何度も目にしていたけれども、ある時突然、それらの放つ微細なエナジーや、独自の美しさ、奇妙さに気付かされ、作者はシャッターを押した。
それらは、ある特定の場所や特別の人間しか立ち入ることのできない場所にあるのではなく、我々が生活している日常の風景の中にあった。
8×10インチ大型カメラにより3年間アメリカで撮影した作品。コンタクトプリント、Silver Gelatin Print。今回は、一部の作品をスキャニングし、コンピュータによって処理したプリント制作を試みた。モノクロ30点。
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