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ニコン フォトコンテスト インターナショナル 2006-2007は、前回と比較して、応募者数で50%アップ、応募作品も50%アップし、応募総数は47,000点に上りました。このコンテストが世界で多くの人に認知されていることの表れだと思います。世界各国の写真愛好者やプロを目指している人から、ドキュメンタリータッチで現象事象をストレートにとらえた写真や、それよりも自分の感性や感覚を大切にして作られた写真など、様々な作品が寄せられました。

コンテストのテーマAt the heart of the imageを応募者ひとりひとりが真剣に考え、それぞれに解釈し、自分の写真に投影してきました。表現はそれぞれ違うものの、“心に訴える作品”が数多く寄せられたことを喜ばしく思うと同時に、At the heart of the imageをテーマにした意義、その言葉の意味合いを、我々審査員も再確認できた気がしています。そしてその結果、最終的に選ばれたのがグランプリ作品です。

グランプリ選考の最終段階で、漁師とイルカに題材を得た作品が残りました。人間にも地球上の他の生物にも欠かせない、海、水についての作品が最終的に残ったことは大変印象的でした。入賞作品すべてにおいて、表現性を含めて写真の力を強く感じました。今回の入賞作品を世界に発信できることを大変嬉しく思います。

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グランプリ
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crossing waves
Tung Khanh Le (ベトナム) |
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| この作品には何か予感があるわけですね。他の審査員の皆さんもそれを感じてグランプリに選んだのだと思います。事実関係だけではなくて、何か予感があり、構図もその意味でよく、撮っているものはドキュメンタリータッチである。荒海に漕ぎ出していく海の飛沫がぱっと飛び散ってダイナミックな写真です。(中谷) |
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| グランプリには最初は別の写真を推していたのですが、この作品は、何をしに行くのか、この先はどうなるのか全くわからない、想像力をかき立てる作品で、そのイメージが膨らんで、もう一方の写真を上回ってしまいました。(中村) |
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| この後何が起こるんだろう、これから釣りに行くのか、これから嵐に巻き込まれるのか、それともただ戻ってくるだけなのか、なにも起こっていないのかという、想像力をかき立てる点が、自分にとって魅力的であったということです。(Maass) |
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A部門 自由課題1位
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Breaking the silence
Joao Quaresma (ポルトガル) |
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| この作品には夢がありますね。見る者に夢を持たせる写真だと思います。(中谷) |
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| イルカのジャンプというシーンはよく見ますが、これは見たことのない映像です。珍しいし、新しいし、なかなかのものだと思います。グランプリにぜひ推したかった作品です。(三好) |
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| なかなか撮れない写真。躍動感があります。イルカにはイルカの生活があって、その生活をとらえているんだな、という感じがします。(山口) |
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B部門 Smile, Smile, Smile!1位
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Nothing to Laugh
Hanne-Lena Malat (ドイツ) |
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| これはもう笑いたくても笑えない、肉体的な障害を持っているとか、いろいろな事情があるわけです。シニカルだしブラックユーモア的でもある。写真で表現したいという作者の意図がしっかりと定着されていると思いました。(中谷) |
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| 笑えない状況なのにSmileであるという点に面白さがあります。(Pennella) |
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| いくつもの視点があり、ブラックユーモアを感じます。繰り返し見る度に発見のある作品。(今岡) |
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