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冬の使者、白鳥を追いかける生き物

冬の寒さや雪を共に運んでくる雰囲気を持つ白鳥は、この時期の格好の被写体といえるでしょう。防寒をしっかりして、外に撮りに行きましょう。

川で泳ぐ白鳥が、時折、浅い川底に顔を入れてエサをとっていたため、周りにきれいな波紋が広がっていました。水面よりやや高い位置から見下ろすような感じで、カメラを手持ちして撮影しています。リング状にできた波が作品のポイント。写真の奥に見える白い部分は、対岸の白い建物が写り込んでいる様子です。

撮影時のポイント

  • 対岸を入れずに川の広がりを出すよう、水面だけで画面を構成
  • 白鳥が水中から顔を上げた瞬間、かつ、波紋のきれいなタイミングを狙った
  • 暗めの水面であったため、ややマイナス(-0.7)気味の露出補正をした

撮影情報

撮影データ・使用機材

レンズ:AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
焦点距離:70mm
絞り値:f/9
シャッタースピード:1/160秒
ホワイトバランス:晴天
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:-0.7段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 400

おすすめ機材

標準ズーム

おすすめのレンズ
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR

VR機構を搭載し、NIKKOR初のED非球面レンズを採用。極限の画質を追求した高性能大口径標準ズームレンズ。

製品の情報はこちら

この被写体の撮影バリエーション

凍った湖面上で突然喧嘩が始まった際のショットです。おとなしそうに見える白鳥ですが、意外と激しい争いをしていたため、高速シャッター(1/1000秒)で動きを止め、瞬間を捉えています。白い雪の反射が強かったため、露出補正はプラス(+1.0)。迫力を出すため、望遠レンズで大きく撮りました。

露出補正についての情報はこちら

日没間際の色づく湖面に、静かに白鳥達が休んでいました。シルエットの白鳥も雰囲気があっていい被写体です。湖面の光の中に、白鳥が入ったタイミングを計って撮影しています。

撮影・解説:芳賀 健二

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