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冬の寒さのなか、雪景色を撮る風景

白いベールに包まれる冬。静寂の中にも季節の移ろいが感じられます。降る雪の中の光景もいいですし、雪がやんだ後の静かで晴れ上がった様子も絵になります。
その季節特有の風景を求め外に出かけると、素敵な瞬間に出会えるかもしれません。

シンシンと降り続く雪の中、白い世界に形のいい木々の一群が見えてきました。レンズ表面に雪がつかないよう、フードをつけて撮っています。光は無い状況下での撮影です。

撮影時のポイント

  • 灰色の雪にならないように、露出をプラス(+1.3)に補正
  • 手前の木々と右奥上の木々とのバランスに注意
  • 空から舞い降りてくる雪の一瞬を捉えるために手持ちで早く撮らなければならなかったので、シャッタースピードを速くし手ブレしないよう気をつけた

撮影情報

撮影データ・使用機材

レンズ:AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
焦点距離:55mm
絞り値:f/8
シャッタースピード:1/800秒
ホワイトバランス:晴天
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:+1.3段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 400

おすすめ機材

標準ズーム

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AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR

VR機構を搭載し、NIKKOR初のED非球面レンズを採用。極限の画質を追求した高性能大口径標準ズームレンズ。

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この被写体の撮影バリエーション

雪が止んだ午前中。谷間にかかる赤い橋に光が当たり始めました。雪がのった杉などの木立にも陰影がついてくれ、ボリューム感が出ています。空を入れないことで、山の斜面がずっと上まで続く感じになり、山深い印象になっています。

朝日を期待していたのですが、シンシンと降る雪の朝になってしまいました。柳の木々が並ぶ中にバランスの良さそうな所を見つけたので、スピードライトを発光させ降る雪を止め、白い点々となるよう表現しました。

撮影・解説:芳賀 健二

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