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雪面の造形風景

厳寒の2月。積もった雪が風や光の影響でさまざまな姿を見せてくれる頃です。時間帯、天候の具合なども考えながら寒さの中に飛び出して撮影してみましょう。

積もっていた雪面に強烈な風が吹き続けた一夜。静寂と共に夜明けを迎えました。色づいた斜光線で、雪面にきれいな陰影が出ています。
日の出直後の、風が無いタイミングを狙っての撮影。低い位置から雪面に近づき、三脚を使用してブレないよう注意しながら撮りました。

撮影時のポイント

  • 雪面に接近し広角レンズ(20mm)で撮影
  • 露出マイナス(-1.0)で光の当たった所を強調
  • ホワイトバランスを調整してやや青味が出るよう4760Kで撮影
  • 絞って(f/11)全体にシャープなピント
  • 手袋・帽子など充分な防寒対策

撮影情報

撮影データ・使用機材

レンズ:AI AF Nikkor 20mm f/2.8D
焦点距離:20mm
絞り値:f/11
シャッタースピード:1/500秒
ホワイトバランス:色温度(4760K)
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:-1.0段
フォーカスモード:AF-C
ISO感度設定:ISO 400
その他使用機材:三脚

おすすめ機材

単焦点

おすすめのレンズ
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

最新の光学設計で小型・軽量・高画質を実現した、高画素・FXフォーマットカメラの高い鮮鋭感が活きる大口径超広角レンズです。

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この被写体の撮影バリエーション

除雪した後とみられる畑の畔のような所に、やわらかい曲線のポコポコとした盛り上がりが並んでいました。望遠ズーム(AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR)で道路から引きつけて、ちょっとユーモラスな形を大きくとらえてみました。

雪面そのものの形ではないのですが立木の影の直線が美しく、踏み跡のないきれいな雪面に夕方の低い太陽が長いシルエットを見せてくれました。超広角(17mm)で広く遠近感を誇張して撮影してみました。

撮影・解説:芳賀 健二

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