Nikon Imaging
Japan
At the heart of the image.

Lesson12:室内にいるネコ

撮影シチュエーション

撮影場所:猫カフェ

時期:

時間帯:午前中、日の高い時間帯

天気:曇り

今回は猫カフェを訪れ、室内にいるネコの撮影を行います。愛らしい表情やしぐさを見せるネコは何をしていても画になるとても魅力的な被写体ですが、カメラを前に身構えてしまうネコもいます。自由に過ごすネコたちの自然な表情を引き出すためにも、無理強いせず声をかけたり一緒に遊んだりしながら撮影を楽しみましょう。撮影時はネコを驚かせたり目を傷つけたりしないようカメラの電子音、フラッシュ、AF補助光の設定をオフにしておくことを忘れずに。またカメラの中にネコの毛などが入ってしまうことを防ぐためにネコのいる室内でのレンズ交換はあまりおすすめできません。事前に撮りたいイメージを決めておき、レンズをつけてから撮影に臨みましょう。

撮影協力:猫カフェ MOCHA 原宿店
撮影監修:斎藤 勝則

今回選んだレンズ

広角ズーム

AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

  • 焦点距離10-20mm(35mm判換算で15-30mm相当)の超広角域をカバー、ネコと一緒に室内の雰囲気も広く写すことができます。
  • 最短撮影距離が0.22mと被写体に近寄って撮ることができるため、背景を入れながらネコを大きく強調するパースを活かした写真が撮影できます。
望遠ズーム

AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR

  • 焦点距離300mm(35mm判換算で450mm相当)までの望遠域をカバー、ネコに近寄らなくても大きく写すことができるためカメラを意識しないリラックスした表情を狙うことができます。
  • 望遠でネコだけを大きく切り取ったり背景を大きくボカして写したり、乱雑になりがちな室内の写り込みを整理することができます。
撮影場所と撮影位置

大きな窓があり、天井が高く広々とした猫カフェ。寝たり遊んだりと気ままに過ごすネコたちを、ネコの目線までアングルを下げた状態で撮影しました。天井付近までネコが登って遊べるような台も設置してあり、ネコの様子を下から見上げるように撮ることもできる場所です。多くの人が訪れる猫カフェでの撮影は、周囲の迷惑にならないよう店舗ごとのルールを守って撮影しましょう。
今回は薄曇りの天気でしたが大きな窓から十分な採光があったため、シャッタースピードを早めに設定することができました。もし室内の明るさが足りない場合は被写体ブレを起こさないようISO感度を上げてシャッタースピードを確保しましょう。またネコを撮影する際は、目にピントを合わせるのが基本となります。

撮影した写真の比較

広角ズーム

AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

天井から吊り下げられたかご型の台に乗ったネコにレンズをぐっと近づけるようにして撮影しました。標準レンズで近づいて撮影したものと比べると、ネコの背景にある室内の様子まで広く写しとれていることがわかります。また広角レンズの効果でパースがつきネコと背景の遠近感が強調され、広角ならではの表現を活かした印象的な1枚になりました。

焦点距離:10mmで撮影

同じ位置から標準レンズで撮影

広角ズーム

AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

部屋の中央にある大きな樹の台に登り、足やしっぽをだらりと垂らしながらくつろぐ愛らしいネコ。下からカメラを構えネコをあおるようにフレーミングし、ネコのポーズやその場所の雰囲気が伝わるように撮影しました。天井から下がるライトや樹などを広く入れられる広角レンズならではの遠近感で、高い場所に登ってくつろいでいるネコの様子を強調することができました。

焦点距離:10mmで撮影

同じ位置から標準レンズで撮影

望遠ズーム

AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR

片腕を窓枠にかけ、何とも言えない表情で窓の外を眺めるネコを発見。こちらに気づいてポーズを崩してしまわないように遠くから望遠レンズで狙うことで、その表情まで大きく捉えることができました。カメラが苦手なネコやカメラを意識しない自然な表情を大きく撮影したい場合には、望遠レンズはとても有効です。

焦点距離:300mmで撮影

同じ位置から標準レンズで撮影

単焦点レンズでネコを撮影してみよう

高い描写力を持つ単焦点レンズで、ネコのポートレートを撮影してみましょう。ピントの合った部分は毛の1本1本までシャープに、背景はふんわり美しいボケを作りネコを印象的に写してくれます。
また単焦点レンズは明るいレンズが多く大きなボケを作ることができるため、絞りを開いて撮れば乱雑な背景を整理するのにも役立ちます。光量が少なくなりがちな室内での撮影もISO感度を必要以上に上げずにシャッタースピードを確保できるため、手持ち撮影でもネコが被写体ブレをしにくくなるというメリットもあります。

こんな写真も撮りました

使用レンズ・機材

AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

10-20mm(35mm判換算で15-30mm相当)の超広角域をカバー。最新の光学設計により画像周辺部まで像の歪みや諸収差を抑制し、細部までシャープな描写を実現しています。小型・軽量なので旅行などの持ち歩きにも便利。本格的な超広角撮影を気軽に楽しむことができるレンズです。

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AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR

300mmまでをカバーする超望遠ズームながら小型で軽量。さらに手ブレ補正効果4.0段(CIPA規格準拠)のVR機構も搭載しておりスナップ撮影や運動会、発表会など、多様なシーンで活躍するレンズです。高速で静粛なAFを実現した「AF-Pレンズ」はレンズ駆動音も静かなので動画撮影にも適しています。

※APS-Cサイズ相当の撮像素子を搭載したデジタル一眼レフカメラ使用時。最も望遠側で測定。

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AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

見た目に近い自然な描写が得られる、焦点距離35mm(35mm判換算で52.5mm相当)の標準単焦点レンズ。開放F値1.8の明るいレンズで、光量が少ない室内も手持ち撮影がしやすく、また美しいボケ味を生かした写真を撮ることができます。軽量・コンパクトで持ち歩きにも便利、スナップ撮影や風景撮影にも最適です。

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ギャラリー

このギャラリーでは「レンズレッスン」で撮影した作品を掲載しています。
レンズの種類や目的で絞り込んで作品を検索することができますのでこの種類のレンズでそんな作品が撮れるのか、またお持ちのレンズの参考にしながらご覧ください。

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