Nikon Imaging
Japan
At the heart of the image.

ザ・ワークス Vol.21 COOLPIX3100 / COOLPIX2100

小さくて軽いボディに、撮影を楽しむための多彩な機能を凝縮させた COOLPIX3100 と COOLPIX2100。

発売されて間もないこのカメラの特長やおすすめの使い方、誕生秘話をマーケティング担当の山田が紹介します!!

山田由香子 (やまだ・ゆかこ)

映像カンパニー マーケティング統括部 第一マーケティング部 第二マーケティング課
1996年、株式会社ニコンに入社。当時のカメラ統括部営業課に配属され、北米を中心とした営業を担当。その後、商品統括部マーケティング部第一マーケティング課で、各国の販売会社などとのコミュニケーションがメインのマーケティングの仕事に従事する。現在、主にデジタルカメラCOOLPIXシリーズのマーケティングに携わっている。趣味は、サイクリングやハイキング。「外に出て体を動かすことが好きです。その時は、やはりカメラを持っていきます。会社でカメラをいじるよりは、新鮮味があって楽しいですよ(笑)」

「安心してデジタルカメラの世界に入っていける “誰にでも使いやすいカメラ”を目指しています」

COOLPIX2100の背面写真。操作しやすいように、ボタン
の大きさや配置にこだわった。丸で囲った部分が削除
ボタン。

発売されたばかりのCOOLPIX3100とCOOLPIX2100ですが、ずばり特長を教えてください。

「最大の特徴は、どちらも操作が簡単で、誰もが安心して使えるデジタルカメラだということです。両者の機能はほとんど同じですが、COOLPIX3100は3.2メガピクセル、COOLPIX2100は2.0メガピクセルという有効画素数の違いがあります。現在、デジタルカメラの市場はどんどん広がってきています。いままでフィルムカメラしか使われたことがない方なども、デジタルカメラに興味を持たれていると思います。そういう方たちが、すぐに理解できて楽しく使えるカメラを目指しました」

はじめてでも使いやすいものを目指したとのことですが、その中でもとくにこのような方に使っていただきたいというのはありますか?

「年齢や性別などはいっさい関係ありません。純粋にデジタルカメラがはじめてで不安だったり、いままでデジタルカメラを敬遠されていた方などが、抵抗なくデジタルカメラの世界に入ってくださればいいと思っています」

“誰にでも使えるカメラ”を企画する上で、工夫されたのはどんなところですか?

「まずは操作系をわかりやすくすることです。たとえば、いらない画像を消したいと思えば、どんな場面にいてもすぐに削除ができる“削除ボタン”をつくりました。コンパクトフラッシュに画像をためこんで何枚も持ち歩いている方が、たまにいらっしゃいますよね。デジタルカメラの利点は、いらない画像をどんどん削除して、その分良い写真がたくさん撮れるところなのですが、削除の仕方がわかりづらくて、その特長をいかしきれていないのかなと思いました。そこで、このボタンを押せば、どんな場面にいても画像を削除できますよというシンプルな“削除ボタン”を採用しました」

さまざまな撮影に応えられる多彩な機能 「誰でもカタログに載っているような写真が簡単に撮れます!!」

人物左というモードにすると、写真
のように液晶モニタに人の形をした
補助線が現れる。そこに被写体を合
わせて撮影すると、被写体にピント
が合った写真になる。
メニューは見やすさに重点を置い
た。カラフルで大きな文字がポイ
ント。

COOLPIX3100とCOOLPIX2100は、初心者の方でも簡単で使いやすいカメラということですが、機能も充実していますよね。複雑な機能になればなるほど、操作が難しくなりませんか?

「そうですね。簡単に撮影できるだけではなく、機能的にも充実したものにしたいという気持ちもありました。ですから、このカメラは小さいボディですが、多彩な機能が凝縮されています。だからといって、操作が難しくならないような工夫もしてあります。たとえば、画質と画像サイズの選び方を単純にしました。いままでのCOOLPIXシリーズのデジタルコンパクトカメラの画質選択は、機種によって違いはありますが、 HI、FINE、NORMAL、BASIC、画像サイズは、FULL、XGA、SXGA、VGAや、ヨコ×タテのピクセルの数値などから選んで設定する方法を採っていました。デジタルカメラに慣れていらっしゃる方は良いと思いますが、初心者の方にはちょっとわかりにくいですよね。そこで、 COOLPIX2100は、画質と画像のサイズを組み合わせて、“高画質”、“標準”、“パソコン”、“TV”の4種類、COOLPIX3100は高画質、“標準”、“エコノミー”、“パソコン”、“TV”の5種類にしました。パソコンで見るのならこのサイズでいいのね、と感覚的に選んでいただけるようになっています」

なるほど。簡単操作といえば、COOLPIXシリーズの多くに採用されている“シーンモード”機能は、カメラが自動的に難しい設定をしてくれますよね。COOLPIX3100とCOOLPIX2100でも、“シーンモード”を採用されていますか?

「はい。パーティー、クローズアップ、逆光、打ち上げ花火、海・雲、夜景、ミュージアム、夕焼け、トワイライトの10種類の“シーンモード”が付いています。撮影シーンに応じた露出やピント、ホワイトバランスなどをカメラが最適な状態にセットしてくれます。また、COOLPIX3100とCOOLPIX2100では、“ポートレート”“風景”“スポーツ”“夜景ポートレート”という4種類の“アシスト機能付きシーンモード”をプラスしました。たとえば、“人物左”というモードに設定すると、液晶モニタの左側に人の形をした補助線が現れます。そこに、被写体を合わせ、右側のスペースに背景を入れて撮影すると、被写体にピントが合った写真になります。初心者の方は、被写体を液晶モニタの真ん中に置いて撮影されることが多いようです。しかし、ポートレートの場合、被写体が中心より、やや端に寄っている写真のほうが、見た目にも安定するし、ボケた背景に人物が映えます。この機能で、さまざまな撮影にチャレンジしていただきたいですね」

誰でも簡単にデジタルカメラの世界に入っていただき、さまざまな写真にトライしてみたいという方にも、十分満足のゆくカメラということですね。

「ええ。満足していただけると自負しております(笑)。ほかにも、撮影後に楽しんでいただけるような画像編集機能もたくさん入っています。たとえば、画像を必要な部分だけ切り取る“画像トリミング”や、写真の周囲に白っぽく縁取りをする“センター”という機能もあります。パソコンに取り込んでから編集しなくても、モノクロやセピアなどの画像にもできます。もちろん“動画”や電子メール添付用に小さな画像を作成できる“スモールピクチャー(3種類)”機能もついています。ただ撮影するだけでなく、このカメラだけでいろいろと楽しむことができます」

本当にたくさんの機能が付いているのですね。

「はい。それだけに、これら操作のポイントとなる液晶モニタのメニューの表示方法には本当に苦労しました。最終的にはシンプルでカラフルにし、見やすく誰にでもわかりやすい表示になったと思います」