Nikon Imaging
Japan
At the heart of the image.

まとめ方の基本 〜写真レイアウト編〜

デジタルカメラで撮影した写真の場合は特に、ついついデータのままためておきがちではありませんか? みんなで思い出をふり返るなら写真をアルバムとしてまとめておくのがおすすめです。写真がいっそう引き立つ写真レイアウトのコツを知って、みんながもっと楽しめるアルバムを作ってみませんか?

写真の持つ2つの性質を意識しよう

写真は大きく分けて、写真を見る人の視線を誘導する「向きがある写真」と、視線を留める「向きがない写真」の2つがあります。この2つの性質を活かしながら写真をレイアウトしていくと、よりバランスよくまとめることができます。

1、「向きがある写真」

「向きがある写真」とは、被写体の向きや動きなどで写真を見た人の視線を誘導する写真のことです。「向きがある写真」は並べ方によっては違和感が出るため、注意が必要です。また、写真の向きが外側に向いていると広がり感を与え、内側に向いていると視線を中央に集める効果があります。

人物の視線や体の向き

人物が被写体の写真は、写っている人物の視線や体の向きでその写真を見る人の視線が誘導され、その方向が写真の向きになります。

被写体の向きや動き

風景やスナップ写真にも写真の向きがあります。写っている被写体の向きや動きで見る人の視線が誘導されるだけでなく、一本道や曲線などのラインに沿っても視線が誘導されます。

被写体と余白の関係

被写体が中心ではなく端に配置され余白のある写真は、被写体から余白へと見る人の視線が流れやすくなります。

2、「向きがない写真」

「向きがない写真」とは被写体を正面から撮ったり、日の丸構図やシンメトリー構図で撮ったりして、写真を見た人の視線を被写体に留めさせる写真のことです。「向きがない写真」は、アルバムの表紙に使ったり、複数の写真をレイアウトする際に真ん中に配置したりするのに向いています。

視線が留まる人物の写真

写っている人物がカメラ目線だったり、日の丸構図だったりする写真は視線を留めます。

視線が留まる被写体の写真

被写体を正面から撮っている写真やシンメトリーに写した写真は視線を留めます。

写真をレイアウトしてみよう

「向きがある写真」と「向きがない写真」を理解したところで早速、写真をアルバムに並べてみましょう。レイアウトするときは、あまり難しく考えず、「収まりがいいな」、「なんだかしっくりこないな」といった感覚で配置していきましょう。うまくレイアウトできない場合は写真を選び直したり入れ替えたりしながら、「いいな」と感じるレイアウトを探してみましょう。

見開き単位で考える

アルバムのレイアウトは見開き単位で考えるのが基本です。左右のページの写真の向き、色のバランスなどを意識して写真を選びましょう。

見開きでバランスがよい例

左右のページでピンク色をポイントにして写真を選びました。写真の向きは内側を向いているので、視線が中央に集まりやすいレイアウトです。

見開きでバランスが悪い例

左にシルエットのシックなイメージの写真、右にピンクの服を着たナチュラルなイメージの写真というふうに、雰囲気が違う写真を並べると統一感が出ません。また写真の向きが両方ともアルバムをめくる方向と逆のため、違和感のある配置になります。

複数の写真をレイアウトする場合

最初のうちはページ単位で写真の向きや色を意識してまとめてみると、徐々に感覚がつかめてきます。
こちらは、左ページは赤い色がポイントになる写真を、右ページでは縦のラインが強調されている写真を選びまとめたアルバムです。空を写した写真や、室内でも天井に近い被写体などを写した写真は上部に配置し、地面に近い被写体の写真は下部に配置することで、安定感のある配置になりました。

アルバムのテーマを作ろう

アルバムを制作するときに、そのアルバムの「テーマ」を作っておくとまとまりのよい内容になります。ここではアルバムに向いているテーマのヒントをご紹介します。

「イベント」をテーマにまとめる

「旅行」や「子どもの運動会」、「結婚式」など、何かひとつのイベントをまとめるときは、最初と最後の写真がポイントです。イベントのはじまりを予感させる写真と、終わりを感じさせる写真を選び、時系列でその間にあった写真を並べていくと、ストーリーが感じられる1冊になります。たとえば旅のパンフレットや地図、結婚式でもらったメニューなど、そのときの思い出の品を一緒に貼りつけてスクラップブッキングにするのもおすすめです。

「ひとつのシーン」をテーマにまとめる

「子どもの日常」や「マタニティの時期」、「愛犬との散歩」など、何かひとつのシーンもアルバムにしやすいテーマです。写真と一緒にそのとき感じた気持ちや様子を書き残しておくと、将来アルバムを開いたとき、より思い出深いものになります。それぞれのシーンでの主役の写真ばかり選んでしまうと、似たような印象になりがちです。「後ろ姿」や「被写体に関するアイテム」など、脇役の写真も入れるとアルバムにメリハリがつきます。

まとめかたの基本

まとめかたの基本では「写真のある生活」のための第一歩となる写真の整理方法をはじめ、プリントのコツ、写真の飾りかたからアルバムやフォト雑貨を作るうえで大切な基本となる知識などをわかりやすくご紹介します。

まとめかたの基本 〜写真整理編〜
まとめかたの基本 〜プリント編〜
まとめかたの基本 〜写真の選びかた編〜

撮った写真でなに作る?

かわいくすてきに撮れた写真。プリントして部屋に飾ったり、アルバムにまとめたり、持ち歩いたり、プリントした写真を生活の中に取り入れ、写真をもっと楽しむアイデアをご紹介します。

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撮影シーンポイントガイド

写真を飾る前にまず、すてきな写真が撮りたい。そんな方におすすめなのがこちらのコンテンツ。イベントごとや特別な日だけに限らず、様々なシーンごとに残しておきたいベストショットや、撮っておくとよいシーンのアイデアなどをご紹介します。

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