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talk! talk! talk! シンガーソングライター・植村花菜さん


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シンガーソングライター・植村花菜さん

シンガーソングライター

植村花菜さん

シンガーソングライターとして活躍をされている植村さんは、昨年念願の一眼カメラデビュー。海や空などさまざまな光景を独自のセンスで切り取り、写真に収める。本格的なカメラでの撮影ははじめたばかりだというが、作品の完成度は高く、プロのフォトグラファーにも絶賛されるほど。思い出が色あせずに残るという写真の魅力や、本格的な撮影をはじめたことで感じた創作活動への影響などをうかがいました。

プロフィール

うえむら・かな 1983年1月4日生まれ。兵庫県出身。シンガーソングライター。大阪でストリートライブをおこなっていた際に声をかけられた「ストリートミュージシャンオーディション」に参加し、1200組の中からグランプリを受賞。2005年に「大切な人」でメジャーデビューを果たし、透明感のある独特の歌声で老若男女から人気が集まる。2010年リリースのミニアルバム「わたしのかけらたち」に収録された「トイレの神様」が発表されるやいなや、大反響を呼び、オリコンや着うたランキングの上位を占める。さらに曲をモチーフにした小説やドラマ、絵本なども作られ、社会現象となった。同年7月には上海万博にてパフォーマンスを成功させ、さらに注目を集めた。ツアーやライブ、イベントなど精力的な活動を続ける。「わたしのかけらたち」以来1年10か月ぶりとなる待望のニューアルバム「手と手」が2012年1月25日に発売。

Beginning 出会い

これまではどんなカメラをお使いになってきましたか?

以前はコンパクトデジタルカメラを持っていたのですが、記録用といった使い方で、構図を意識したり光の差し込みを気にすることはありませんでした。ほかにも魚眼カメラやトイカメラを持ってみては撮って遊んでいたので、カメラはいつも身近にある存在でした。魚眼カメラはフィルムだったので、現像するまでどんなものができあがるかわからないというドキドキ感が気にいっていましたね。トイカメラはそれ自体が可愛かったので、持ち歩くだけで楽しいんです。お遊びでいろいろ撮るのはすごく楽しいのですが、カメラというもの自体が好きなので、漠然と「いつか本格的に一眼カメラを持ちたいな」と思っていました。ただきっかけがなく、二の足を踏んでいたんです。

そんな植村さんが、一眼カメラを使いはじめたのは何がきっかけだったのでしょうか?

1年くらい前にカメラに詳しい人と話すことがあって、そのときふと「前から本格的にカメラはじめてみたかったんだよ」といったら「じゃあ、今から買いに行こう!」とおっしゃるので、その足で家電量販店へ行ってしまいました(笑)。今まで買いたいと思いながらチャンスを逃してきたので、今度こそ熱が冷めないうちに買おうと勢い込んだんです。本格的なカメラを使うのははじめてだし、初心者向けのものを選んでもらって、ついに一眼カメラデビューを果たしたんです。使ってみたら楽しくて、すぐにのめり込んでしまいました。これまで躊躇していたのはもったいなかったですね。

一眼カメラデビューしてすぐの頃は、どんな写真を撮られましたか?

最初のうちはとにかくいつでも首から下げて、目につくものすべてが被写体でした。ツアーで地方に行くときにも持っていって、しょっちゅうパシャパシャとシャッターを切っていました。例えば楽屋にあるミネラルウォーターのペットボトルをいかに格好よく写すか考えて、構図を変えたり、カメラの設定をいじったりと試行錯誤の連続でした。ツアーで地方に行くときも常に持っていって、いろいろな被写体に挑戦しました。