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Japan
At the heart of the image.

talk! talk! talk! シンガーソングライター・矢井田瞳さん


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シンガーソングライター・矢井田瞳さん

シンガーソングライター

矢井田瞳さん

「ヤイコ」の愛称で知られ、老若男女問わず人気の高い矢井田さん。色々な場所に行ってシャッターを切り、そのときの思い出と一緒にパッケージする。「写真って音楽と似てる」という矢井田さんに、日々撮り続ける街のスナップ写真や、シャッター音へのこだわりなど、カメラの楽しみ方をうかがいました。

プロフィール

やいだ・ひとみ

1978年、大阪府生まれ。

2000年『Howling』でインディーズデビュー。同年7月『B'coz I Love You』でメジャーデビュー。圧倒的な歌唱力と人間らしい唄に人気が出、同年『My Sweet darlin'』、ファーストアルバム『daiya-monde』を立て続けにリリースし、大ヒット。翌年には初のドームツアーを行った。

『I'm here saying nothing』、『Ring my bell』、『孤独なカウボーイ』、『モノクロレター』、『STARTLiNE』、『恋バス』など、数々のヒット曲を生む。全国ツアーや音楽イベントへの出演にも精力的に活動している。
約2年間の充電期間を経て、2011年2月9日に再始動シングル『Simple is Best』をリリース。4月20日にシングル『同情みたいなLOVE』を、5月18日には3年2ヶ月ぶりとなる通算8枚目のオリジナル・アルバム『VIVID MOMENTS』がリリースされた。

Beginning 出会い

加工を目的にデジタルカメラを持ったら、創作の幅が広がった

カメラとの出会いはいつ頃ですか?

はじめてデジタルカメラを持つようになったのは、11年前くらいです。ちょうどデジタルカメラが浸透しはじめた頃で、これは面白そうだ! と思って手に入れました。当時のデジタルカメラは、今のコンパクトなものとは比べ物にならないほど大きかったのに、液晶モニターは小さくて見づらかったんですよ。

「面白そうだ!」と思ったきっかけは何ですか? 写真を撮ることでどのような楽しみ方をしようと思ったのでしょうか。

もともとパソコンで画像を加工したり合成をして編集するのが好きだったんですが、カメラをはじめたら自分で素材を作れるから、すごい世界が広がると思ったんです。ブログをやりはじめて、自分で撮った写真を人に見せる場ができたというのもきっかけのひとつでした。

ご自身で撮られた写真を素材にして、どんな加工を楽しまれていたのですか?

撮った写真をパソコンに入れて加工するのですが、「温泉に行きたいなぁ」と言っていた友だちには、写真をこっそり撮っておいて、「サァ、どこに連れてってやろうか」って、友だちの顔写真と温泉の写真を合成させて、温泉に入っているみたいにする(笑)。それを友だちに送って、くすっとした笑いというか、ちょっとしたサプライズを提供してました。顔写真の編集でも、髪の毛の細かいところまでこだわって、顔を切り抜いてましたね。

かなりデザインも凝った楽しまれかたをしていたのですね! 昔から、カメラや写真がお好きだったんですか?

デビューしたての頃は写真を撮られることが苦手でした。レンズを向けられると身構えてしまって、心を閉ざしていたんです。でも自分が写真を撮るようになってからは、レンズの奥には人間がいるということがわかったので、苦手意識はなくなりました。写真を撮られるときって、カメラマンと私がいて、その間にレンズ—カメラがあるというだけなんです。カメラは、色んな人に届けるためのツールで、あくまで人間と人間のコミュニケーションだなって思えるようになってからは、苦手だった撮影も苦ではなくなり、すんなりいくようになりました。