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talk! talk! talk! タレント・水野裕子さん


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タレント・水野裕子さん

タレント

水野裕子さん

アスリート系タレントとしてお茶の間で人気を得ているタレント・水野裕子さん。キャスターやリポーターとして幅広く活躍している。華奢な容姿でありながらも身体能力に優れ、“芸能界No.1女子アスリート”の異名を持つほどだ。カメラを毎日持ち歩き、じっくりと被写体に向き合いながら撮影を楽しむという彼女に、写真へのこだわりや目標をお話しいただいた。

プロフィール

1982年、愛知県生まれ。1998年にソニー乾電池の「FACE ON!キャンペーン」のオーディションに合格したことがきっかけでユニットsmAshのメンバーとしてCDデビューし、芸能活動を開始。以降、キャスターやリポーター、MCアシスタントなどタレントとして幅広く活躍している。また、身体能力の高さから“アスリート系タレント”としての知名度も高い。
主な出演テレビ番組として、「ろみひー」(NTV)「アッコにおまかせ!」「王様のブランチ」(TBS)「世界バリバリバリュー」(TBS系)「THEフィッシング」(テレビ東京系)「クロノス」(フジテレビ)など多数。「筋肉番付」(TBS)の企画で「マッスルミュージカル」に出演、「サイボーグ魂」(TBS)の企画で総合格闘技に挑戦した経歴も持つ。
現在、CX「すぽると!」火曜SPORT(FEATURING SPORT)コーナーキャスターを務めている。

Beginning 出会い

写真に詩を添えて楽しんでいたあの頃

いつ頃から写真に興味をお持ちだったのですか?

小学校5年生の頃に、お母さんが昔使っていたポケットインスタマチックカメラをもらって、それから写真を撮るようになりました。フォーマットを標準とパノラマに切り替えられることが面白くて、おもちゃ感覚でカメラを楽しんでいましたね。

何を撮っていたか憶えていらっしゃいますか?

その頃は詩人の銀色夏生さんがすごく好きだったんですね。銀色夏生さんは写真も撮られる方で、詩集には写真もたくさん掲載されているんです。当時の私は、空の写真がたくさん収められた詩集に触発され、空の写真ばかり撮っていましたね。

詩を書かれたりもしたのですか?

恥ずかしいんですが、正直に言うと書いてました(笑)。このあいだ写真を整理していたら、大量の空の写真と一緒に自作の詩が出てきたんです! 初めに空ばかり撮った写真が100枚くらいバサッと出てきて、それらと一緒にルーズリーフがあって……。読んでみたらその頃書いた詩だったんです。恥ずかしくなってしまうようなことがたくさん書いてあったんですが、捨てられず封印だけしておきました。

いい思い出ですね。その後、中高生の頃はどんなふうに写真を楽しまれていたのですか?

レンズ付きフィルムを常に鞄の中に入れて、特にイベントがなくても日常的に写真を撮っていました。学生時代の写真は今もちゃんと残っていて、膨大な量なんです。何を撮ったのかわからないようなものや、ほとんど同じ構図で、写っているメンバーも同じという写真ばかりなんですけどね。高校では写真部だったんですが、実際のところは写真部という名の帰宅部でした。部活に行かなさ過ぎて、顧問の先生から「水野という子に退部届けを出すように言っといてくれ」と言われたんです。先生は私の顔すら知らなかったんです(笑)!

相当な幽霊部員だったのですね(笑)。

今思うと真面目に写真部の活動をしておけばよかったなと思っています。ちゃんと暗室もあって、自分で現像できる環境が整っていたので、惜しいことをしたなという感じです。

水野さんは高校生の頃からお仕事をされていて、撮られる側としての経験もたくさんあると思うのですが、その経験が撮る側に立つときに役立ったことはありますか?

そうですね。お仕事で撮られる側に立つときは、よく「カメラマンを彼氏だと思いなさい」と言われるんです。たとえば芸能事務所に送るオーディション写真を撮るときは彼氏に撮ってもらうのが一番良くて、グラビア撮影をするときはカメラのレンズを彼氏だと思ってポーズをとるのが良いんですよ。そうすると女の子は好きな人に見せる一番いい顔で写真に写ることができて、自然といい写真に仕上がるんです。

撮る側と撮られる側の関係性は本当に大切なんですね。

そうなんです。撮られる側がいかにリラックスできるかということが重要ですね。だから私が人を撮るときは、撮られやすい状況を作ってあげようと心がけます。でもそういったリラックスできるような空気を作るのは難しいんですよね……。フォトグラファーさんはすごいなと思っています。

なるほど。場の空気を作るのも撮る側の仕事ということなんですね。