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talk! talk! talk! ミュージシャン・榊いずみ(橘いずみ)さん


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ミュージシャン・榊いずみ(橘いずみ)さん

ミュージシャン

榊いずみ(橘いずみ)さん

ミュージシャンの橘いずみさんは昨年、俳優の榊英雄氏と結婚。それを機に名前を「榊いずみ」に変更し、今年新たなスタートを切った。いずみさんが写真を撮り始めたのは20歳ごろから。それからだんだんと撮影スタイルは変化し、今では身体の一部となっていずみさんの毎日をとらえているという。オフィシャルサイトで綴られている日記と写真には、飾らない日常が写し出されている。「いずみさんにとってカメラの楽しさとは?」など、今後の夢などもうかがいながら、たっぷりとお伝えします。

プロフィール

橘いずみあらため榊いずみ
さかきいずみ。1968年12月11日、兵庫県生まれ。関西学院大学中退。
1992年、ソニーよりアルバム「君なら大丈夫だよ」でデビュー。鋭い言語感覚と叙情的な世界を同時に持つシンガーソングライター。「失格」「バニラ」「サルの歌」「永遠のパズル」などのヒット曲は未だに愛聴され、多くのフォロワーを生んでいる。8枚のフルアルバム、3枚のミニアルバムを発表。ニューアルバムは2007年3月にリリースの予定。
その他の表現活動として、作/演出を手がけたひとり芝居「真空パック症」、舞台「モンテ・クリスト伯」、公開が待たれる映画「LOVEDEATH」にカメオ出演。ハーレー・ダヴィッドソンスポーツスターに乗り、現在HOT BIKE JAPAN別冊「Sportster」に連載中。一方、書道は九段。自然体で歌うように流れる書に定評があり、木村充揮氏アルバム「小さな花」題字、殺陣集団かむゐDVD「斬雪」題字、その他映画の題字なども手がけ、表現そのものをますます楽しんでいる。そして、2006年結婚を機にアーティスト名を「橘いずみ」から「榊いずみ」に改名。
10月9日(祝)に下北沢440にて金子マリ、坂本美雨をゲストに迎えアコースティックイベントを開催するなどライブ活動も活発、12月23日には渋谷O-WESTにてワンマンライブも決定している。オフィシャルサイトはこちら(http://sakakiizumi.comイメージ:ポップアップウィンドウ)。

Beginning 出会い

美しいものや ほわんとした色合いのものが好き

写真を撮り始めたのはいつ頃ですか?

20歳くらいだと思います。周囲に写真好きの人が多かったりフォトグラファーの友人がいたりしたので、その影響で写真を撮るようになりました。レンズを通して見ると、目で見るよりも詩的だなぁなんて思ったりして。その頃は、どこかに撮影に行く事もありましたし、仕事の合間にスタッフを撮ったりしていましたね。でも今はもっと気軽に撮影をしているというか、写真を撮ることに対してフットワークが軽くなりました。

それは頻繁に撮影をしているということですか?

はい、そうです。毎日カメラを持ち歩いて撮るようになりました。特にどこか撮りに 行くのではなくて、歩いているときに撮ったり部屋の中でもふと目に入ったものを撮っ たり。しかも適当にシャッターを押しているんです。撮るものを見ずにパチリという感覚に近いですね。だからピントもちゃんと合ってないんです。ぼんやりとした写真ばっかり(笑)。でも、そういうのもいいなぁって思うんです。これも味かなって。

最初の頃と写真を撮る感覚が変わったというのは何かきっかけがあったのでしょうか?

デジタルカメラを使うようになったのは大きいですね。あとは自分のサイトを立ち上げて7、8年くらいになるんですが、最初の頃はたまに撮影した写真を掲載していたんです。それが3年くらい前から日記のページに必ず1枚写真を載せるようになったんです。その頃からだんだんと毎日気軽にパチリパチリと撮っていくというスタイルになっていったのだと思います。
ただ、昔からわざと手ブレをさせて撮ったりはしていたので、ぼやーんとした写真はもともと好きだったのかも知れません。でも、毎日撮影するようになったのはここ数年ですね。

主にどんなものを撮影しているのでしょうか?

うーん、どんなものかって聞かれると自分でもよくわからないんですけど……(笑)、難しいんですが、たぶん、みんなが一斉に見て気づくものではなくて、みんなが見ているのに誰も気づかないもの、見つかっていないものを見つけると「わーっ」って興奮して撮りたくなっちゃうんです。「こんなものがあったんだ!」って、そういうものが好きですね。
それから自分なりに美しいなと思うものを撮っているように思います。特に色、色彩が美しいものに目がいきます。全体的にほわんとした色合いのもの、私は特に青系が好きですね。

美しいものが好きなんですね。

好きですね。私はこれまで、どちらかというとちょっと美しくないものっていうのを唄ってきたりしていたんですね。撮る写真も渋谷の街角のゴミとかカラスとかそういうものが好きで、眉間にしわを寄せて撮っていたと思います。でもいつの間にか撮る写真がきれいなものになってきたんです。
最近はこのきれいなものを歌にしたらどうなるのかな?って思ったりもするんです。写真を見て曲を作ったこともあるんですよ。撮った写真を見て、散文詩を書いて、それに曲をつけました。特にどういう風に撮ろうと意図して写真を撮ってはいないので、あとで撮ったものを 見て「あっ!」って思いついたり感じたりすることがあるんです。