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Japan
At the heart of the image.

talk! talk! talk! ディスクジョッキー、ナレーター・バッキー木場さん


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ディスクジョッキー、ナレーター・バッキー木場さん

ディスクジョッキー、ナレーター

バッキー木場さん

テレビ番組やCMのナレーション、またラジオDJとしても活躍するバッキー木場さん。顔は知らずともその声を聞けば誰でもわかるというほど、これまでに数多くの声の仕事にたずさわってきた。そんなバッキーさんが写真と出会い夢中になったのは小学生の頃。その思いは今も変わらず、カメラを持ち歩いては大好きな写真を撮っているという。写真を好きになったきっかけ、そしてバッキーさんにとっての写真の魅力とは? たっぷりとお話いただいた。

プロフィール

ばっきー・こば。1956年、鹿児島県生まれ。1977年、俳協養成所4期として活動をスタートさせる。
CM、番組のナレーションなど幅広く活躍を続ける。主なテレビ番組に「真相報道バンキシャ!」「おしゃれカンケイ」(日本テレビ系)「ぴったんこカン・カン」「中居正広の家族会議を開こう」(TBS系)「スーパーニュース」(フジテレビ系)など多数。ラジオのDJとしてもおなじみで、bay fmの人気番組「POWER COUNTDOWN JAPAN HOT 30」などを担当している。

聞けば誰でもすぐにわかるバッキー木場さんのバリトンボイス。そのお声をぜひとも聞いてみたい!ということで今回、「talk! talk! talk!」をご覧の皆様にメッセージをいただきましたのでぜひ聞いてみてください!

Beginning 出会い

カメラ、写真と出会った少年時代 大人になって夢中に

カメラが好きになったきっかけを教えてください。

まず、僕は昭和31年生まれなんですが、僕が小さい頃はまだ今のようにカメラが身近ではなかったんですね。カメラはお金持ちか趣味人が持っているイメージがありましたし、誰かが買ったというとみんなで見に行ってお披露目会が始まるというような感じです。写真を撮られる機会もほとんどなくて、撮るのは特別な日でした。
で、僕が小学校高学年くらいのときに、従兄弟が趣味人でカメラを持っていて撮った写真を僕によく見せてくれたんです。それをきっかけに僕も撮りたい、カメラを持ちたいという気持ちが芽生えました。従兄弟の家は裕福でしたが、わが家ではそんな高級品絶対に買ってくれないとわかっていましたから、なおさらカメラに対して憧れを抱いたわけです。

写真に対してよりまず、カメラを持っているということがうらやましくなったんですね。

それは大きいですね。でも、写真についても好きになった理由があって、母方の祖父が趣味人でカメラを持っていたそうなんです。母の話ではよく撮ってくれたそうで、僕が産まれる前の母の写真が残っているんですよ。そこには僕の知らない世界が写っていたんです。見たことのない若い母が写っていて、こんな着物を着ていたんだ、家の景色はこうだったんだ、門構えがこうで、こういう木が生えていてっていうのがわかって、タイムマシーンみたいだなと思って興味がわいたんです。今はもうないものが記録として残せるという部分で、写真ってすごいな、素晴らしいなと感じたんです。

絶対に買ってもらえないなと思っていたカメラを実際に手にしたのはいつですか?

中学生のときに、母親が買い物するとついてくる得点シールを集めて、120/220 判フィルムを使うコンパクトカメラをもらってきてくれたんです。いわゆる押すだけのおもちゃのようなカメラでしたけど、面白くて夢中になって撮っていましたね。
でもだんだんと本を読んだりしてカメラの知識が付いてくると、レンズに望遠が付いているのがいいとか露出がどうとかなってきて、本格的なカメラが欲しくなってくる。ただ社会に出てもずっと貧乏生活でしたから、実際に手に入れたのはもっと余裕が出てきてから、もうおじさんになってからですね。

カメラが欲しいと思ってから、かなり間が空いてようやくという。

そうなんですよ。だから、そこからは一気にハマりましたね。
撮っていて感じるのは、母親の若い頃の写真がどこか自分の意識の中にあるんですよね。僕に子供はいないんですが、何年か先にこの写真を見て、親父こんなに若かったんだなとか、こんな建物があったんだとか、自分たちが知らなかった時代や時間を感じてくれたらいいなぁという気持ちになるんです。今の時代の記録になればいいなと、不思議とそんな気持ちになるんですよ。