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talk! talk! talk! 俳優・阿部力さん


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俳優・阿部力さん

俳優

阿部力さん

人気マンガを実写化し話題となったドラマ「花より男子」の出演が記憶に新しい俳優、阿部力さん。日本と中国のクオーターだという彼は、得意の語学を活かしながら日本をはじめアジアで活躍を続ける注目の若手俳優だ。そんな阿部さんがもうひとつの生活の拠点である台湾でよく手にするというのが、2005年に購入した一眼レフカメラだ。今回は独自の鋭い感性を活かした写真の数々を紹介いただきながら、カメラを手にしたきっかけからその楽しさまで、カメラについてたっぷりと語っていただいた。

プロフィール

あべ・つよし。1982年、中国黒龍江省出身。中国と日本のクオーター。9歳で日本へ移住、その後帰化する。18歳で北京に留学し、1年間北京電影学院で研修を受ける。香港屈指の監督フルーツ・チャンの映画「人民公厠(PUBLIC TOILET)」に主役に抜てきされ香港でデビュー、同作はヴェネチア国際映画祭の招待作品となる。台湾や中国で活躍を続け、2005年に映画「大停電の夜に」(源孝志監督)で日本映画デビュー。ちなみにこのときの役名、李冬冬(リー・トントン)は帰化前の本名だったそう。
2005年に人気マンガをドラマ化した「花より男子」(TBS系)に美作あきら役で出演、一躍話題になる。現在は台湾と日本を行き来しながら、国境を越えて活躍を続けている。
今後、映画「ラフ」(大谷健太郎監督)に水泳自由形の日本記録保持者という仲西弘樹役で出演する。長澤まさみさん演じるヒロインをめぐり、速水もこみちさん演じるライバルの大和圭介と恋と水泳で火花を散らすとか。「ラフ」は2006年8月26日公開予定。

Beginning 出会い

シャッター音に惹かれて 友だちに感化され手に入れたFM3A

写真を撮り始めたきっかけを教えてください。

18歳のとき北京に留学したんです。そのときに、行った場所を記念に残したいなと思って最初にビデオカメラを持っていって撮影をしていたんです。それが楽しくなってしばらく撮っていたんですが、もっと手軽に残せる方がいいなと思ってデジタルカメラを買いました。デジタルカメラはすぐに撮れてすぐに見れて、こっちの方が実用性があるんじゃないかと思って、それからデジタルカメラで写真を撮るようになりました。旅行や友だちと遊びに行くときには必ず持って行って撮っていましたね。

今日お持ちいただいたのは一眼レフカメラですね。

はい、FM3Aです。これを買ったのは去年の2月くらいだったと思います。友だちの紹介であるフォトグラファーさんと友だちになって、その方がFM3Aを使っていたんですよ。
最初、フォトグラファーさんのFM3Aを借りて撮らせてもらったんです。マニュアルのカメラはピントを自分の合わせたいところに自由に合わせられるからいいって聞いて、撮ってみたいなと思ったんです。実際にカメラを借りて撮ってみたら、“自分の欲しいところだけ撮れる”という感じがして面白いなと思いました。それに撮っているときのシャッター音がいいんですよね。「バシッバシッ」っていう感じがすごく気持ちよくて、自分も欲しくなって同じカメラを買ったんです。

同じFM3Aを。

はい、色もレンズもまったく同じものを買いました。あまりカメラに詳しくありませんでしたし、使いやすいと聞いたので同じものがいいなと思って。それに見た目もかっこいいですよね。別に撮らなくてもただ身に付けているだけでファッションアイテムになりそうですよね。

カメラの使い方などは、そのフォトグラファーさんに教えてもらったりしたのですか?

ちょっとだけ教わりましたけど、あとは自分でなんとなく……だから技術的なことはまだ全然わからないんですよ。今はカメラまかせで感覚で撮っているというか、自分では撮りたい構図を切り取るだけで、光の加減を調節したりそういうことはまだ考えられないですね。
特別に勉強したりはしていないんですが、写真の出来上がりを見ながらこう撮るとこうなるんだっていうのを確認したりはしています。そうやって撮りながら少しずつ理解していけたらいいなと思います。まずこのカメラを使いこなせるようになるまでは次のカメラに進めないと思っていますし、とにかくこれでしっかり撮れるようになることが目標ですね。