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talk! talk! talk! タレント・篠原ともえさん


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タレント・篠原ともえさん

タレント

篠原ともえさん

テレビの中に突如現れたウルトラ級に明るくハイテンションな女の子。
“シノラー”の愛称ですぐに人気者になった彼女はいつでも元気いっぱいに飛び回っていた。
あれから少し大人になった今、タレント・篠原ともえさんにその頃の話をうかがうと、夢が叶ってうれしくてしかたなかったのだという。
これからもたくさんの経験を積み、歌手として女優として、またデザイナーとして様々に自分を表現していきたいという篠原さん。
撮るのも撮られるのも大好きという写真についての話とともに、常に表現し続けるそのパワーの秘密をさぐった。

プロフィール

しのはら・ともえ。1979年、東京都生まれ。オーディションをきっかけに1995年『チャイム』で歌手デビュー。1996年発売の『クルクルミラクル』がヒットし、篠原さんの元気なキャラクターやカラフルでかわいいビジュアルが話題となり、シノラーの愛称で人気者に。その後、自らも作詞作曲をしながら定期的に楽曲を発表、ユースケ・サンタマリアさんや宇崎竜童さんとデュオを組んだり台湾でもデビューを果たすなど、枠にとらわれず活動の幅を広げる。2004年1月には松本英子さんとのデュオ“ZuTTO”を結成、『明日に続く空』を発売。
バラエティー番組への出演も多く、これまでに『LOVE・LOVE愛してる』(フジテレビ系)など数多くの番組に出演。女優としては1997年、ドラマ『FIVE』(日本テレビ系)で本格デビュー後、多くのドラマで活躍。また、デザインや物作りが好きで、衣装やCDジャケットを制作したり、さらにファッションショー、衣装・音楽をプロデュースした舞台公演などを行っている。
現在は舞台の活動も精力的に行っており、2000年に初舞台を踏んでから『ありがとうサボテン先生』、『ファウスト』、ミュージカル『ピッピ』など様々な役柄にチャレンジしている。2004年12月13日からは後藤ひろひと作・演出『スプーキー・ハウス』に出演する。

学生服にカメラをぶら下げて 写真を撮り続けた高校時代

タレント 篠原ともえさん

写真を撮るようになったのはいつ頃からですか?

すごくハマったのは高校生のときです。高校で天文部に入っていたんですけど、星を観察するだけじゃなくて、星の写真を撮るっていうことをしていて。それで、夜は星を見るけど、昼間に活動することがないから、じゃあカメラの撮り方を覚えようって一眼レフを1人1台渡されたんです。それで昼間に写真を撮りに行って、それを文化祭で展示したりしていました。

写真部も兼ねているような感じですね。

そう、ほんとに写真部みたい。だって暗室使って自分たちで焼いたりもしていましたから。高校ではデザイン科に通っていたんです。だから学校に暗室があってカメラの授業もあっていろいろ習ったんですよ。たとえばピーマンやオレンジをいかにおいしそうに撮るかっていうので、油を塗ったりスプレーかけたり、並べ方や照明を考えたりして撮影しました。そのときはなんでこんなことしているんだろうって思ってたけど、今思うとすごく本格的な授業をやってたのかも。

それで技術を学んで。

そうですね。カメラはいつも持ち歩いてました。重いカメラ(一眼レフカメラ)を首からぶら下げている自分、かっこいいなって思ってたし……あの頃カメラを持ち歩くのが流行っていたんですよ。“カメラー”っていうの(笑)? 学生服にカメラを下げて、よく街の中とか学校とか歩き回っていましたよ。

どんなものを撮っていたんですか?

カラフルなものとか、街の風景とか、友だち同士でも撮りあったりしていましたよ。あと、空がきれいって思って撮っていたらそれだけでフィルム1本使ってたとか、自分の楽しい顔とか悲しい顔も撮ってましたね。そう、男の子にフラれた時に今の顔を写真に撮っておかなきゃって、自分へカメラを向けて撮ったこともあります(笑)。自分では笑ってるつもりなんだけどすごくひきつった顔しているの。きっと失恋も笑いに変えようという思いを込めて撮ったんだと思うんですけどね。
とにかくやたらと撮ってました。だから高校生のときに写した写真ってすごくたくさんあるんです。人生の中で、もうこんなに撮ることはないってぐらい撮りました。

撮った写真はアルバムに整理 お手製のファッション雑誌の出来上がり

これは、パーティの時に「アフロにどろぼう」ファッションをした記念にパチリ。自分で自分を撮るのはお手のもの!!!
これは、パーティの時に「アフロにどろぼう」ファッションを
した記念にパチリ。
自分で自分を撮るのはお手のもの!!!
2004年10月の撮影で山梨のコスモス畑に行きました☆ 花を撮るのは大好き!
2004年10月の撮影で山梨のコスモス畑に行きました☆
花を撮るのは大好き!

今も頻繁に写真を撮っているんですか?

撮ります、今もすごく撮りますよ。最近はめっきり人が多いですけどね。
舞台をやっていたときも、楽屋に来ていただいた方と一緒に撮って楽屋フ鏡の横にバーッて貼るんです。これだけの方が応援してくれているんだわ! って思いながら舞台をやって、舞台が終わったら舞台の思い出として全部まとめて一冊のアルバムにするんです。これは舞台を始めてからずっとやっていること。
最近はそうやってアルバムを作るのがすごく楽しいんです。写真箱っていうのを作っていて、撮った写真をどんどんそこに入れていく。あとで、これはアップのともえ、誰かと写っているともえ、洋服のともえ、とかジャンルごとに分けて、アルバムにまとめて貼るんです。

“洋服のともえ”っていうのは?

洋服を買ったら家でファッションショーをするんです。これと、これを合わせてって着てみる。で、ファッションショーしながらセルフタイマーでカシャカシャ自分を撮って、それを写真箱に入れておくの。たまったらスポーティーな感じ、とか見やすく分けてアルバムにしておくと、オリジナルのモード雑誌みたいになって面白いんですよ。

その写真を見て洋服を選ぶときの参考にするんですか?

いや、一度着ればそれを覚えているから、洋服を選ぶときに見たりはしないですよ。これは多分、純粋に私のお楽しみなんです。好きな音楽かけながら鏡の前で、ポーズしたり、何か手に持ったりして撮るの(笑)。すごく楽しいですよ。あとで見直してみると、ちょっとずつ自分の感じが変わっていたりするのもおもしろいんです。自分を撮るの大好きですもん。あと、人に撮られるのも好きです。

撮って撮られてプレゼントして 写真は大事なコミュニケーションツール

晴れてる日は、カメラを持ってお散歩することも。近所のお花をパチリ!
晴れてる日は、カメラを持ってお散歩することも。近所のお花をパチリ!
晴れてる日は、カメラを持ってお散歩することも。
近所のお花をパチリ!

自然な姿とか普段の顔というのは、ポーズを取ったり構えたりしていない表情ということですか?

そうです。話しているときにふっとみせる表情とか……そう言えば私、高校生の頃、授業中に友だちの写真を撮っていたことがある。気づかれないように友だちを撮って、現像して「はい」ってあげるの。いろんな人にそれやっていた気がします。勉強しなさいって感じですよねぇ(笑)。

先生にも気づかれないように撮らないと(笑)。

そうそう、机の上にカメラ置いて撮って。でも、あげたら絶対に大切にすると思うんですよ。ポーズを取ったりしていない普段の自分の姿が写っている写真ってみんなあんまり持ってないでしょう? だからあなたの姿はこんなのですよってこっそり撮ってあげるんです。
写真をパソコンに取り込んで加工するのに凝っていたときは、人の顔をいじったりしていました。気持ち悪いー! って言いながら目をぐにーって離したりとか(笑)。喜ぶと思ってそれをプリントしてあげたりもしていましたよ。だいたい「何だこれ、ひどい!!」って怒られましたけど。

撮るのも、撮られるのも、それからプレゼントするのも好きなんですね。

そう、えへへ。高校生のときにそうやってさんざんフィルムを使って勉強したのが、今すごく活かされていると思うんです。アングルとか基本的なことは先生に教えてもらったから、みんなで記念写真を撮るときも「ここの位置でこう撮って」って指示しちゃったりするし。それから、授業中の練習の成果かどうかはわからないですけど、その人の表情を素敵に撮る自信はちょっとあるんですよ、普通の人よりも。