Nikon Imaging
Japan
At the heart of the image.

talk! talk! talk! ミュージシャン・布袋寅泰さん


バックナンバー
ミュージシャン・布袋寅泰さん

ミュージシャン
布袋寅泰さん

独自のロックンロールを貫き、ファンを魅了し続けるミュージシャン・布袋寅泰さん。その圧倒的なパワーを持つ音楽は、世代、国境を超えて多くの人の熱い視線を浴びている。2002年元旦。そんな布袋さんの新しいプロジェクトとしてスタートした「hotei.com beat crazy」。このサイトでの布袋さんの新しい表現ツールとなったのがニコンのデジタルカメラ・D1Xである。「beat crazy」で彼が目指すものは一体何か?そして表現するうえでのこだわり、信念とはどんなものなのか?もはや音楽にとどまらず様々な分野で活躍する布袋さんに、クリエイターという視点でカメラについて語っていただいた。

プロフィール

ほてい・ともやす。1962年生まれ。1979年にロックバンドBOφWYを結成し、ギタリストとして活躍。発表するアルバム、シングルのセールス枚数やライブの動員数など、次々に驚異的な記録を打ちだし瞬く間にロックバンドNO.1の地位を確立した。1988年に解散。東京ドームにて行われた解散ライブ“LAST GIGS”では、11万人分のチケットが10分でソールド・アウト。チケット入手のために殺到した電話で都内電話回線がパンクしたという。
解散後はソロ活動を中心に作品を発表し続け、常に日本のロックシーンの第一線で活躍している。他アーティストへの作品提供も数多いほか、海外の様々なイベントにおいても日本を代表するギタリストとして一流ミュージシャンとの競演を果たすなど、国内外から熱い注目を集める。独特の存在感で映画やCM出演のラブコールも絶えない。2月6日にオリジナルシングルとしては約1年半ぶりの「RUSSIAN ROULETTE」、3月にはアルバム「SCORPIO RISING」をリリース予定。さらに5月からは全国ツアーもスタートするなど、2002年もパワー全開だ。2002年元旦に、布袋寅泰のオフィシャルファンサイトである「hotei.com」から、ファンと布袋寅泰の双方向のコミュニケートを実現させるための会員制サイト「hotei.com beat crazy」がオープンした。クリエイティブな作品を発表しあう場としても新たな可能性を秘めたこのサイトでは、ニコンのD1Xを使って撮影した彼の作品も見ることができる。

クリエイティブを実現するサイト「hotei.com beat crazy」

布袋寅泰さん

2002年の元旦に布袋さんは会員制の新サイト「hotei.com beat crazy」を立ち上げられましたね。これは、どういったサイトなのでしょうか?

本体の僕のオフィシャルサイトである「hotei.com」は、オープンから2年半が経ち、このサイトを通じて、ファンの皆さんとの距離感もどんどん近くなりました。そこで、情報を発信するだけでなく、そろそろ本当の意味合いでの双方向性のサイトを立ち上げよう!と思ったことから誕生したのが「beat crazy」です。
 コンピューターの普及により、WEBデザインを筆頭にグラフィックや音楽など、個人でもレベルの高い作品を創作できる時代になってきましたよね。この「beat crazy」では、僕も含めてこのサイトのメンバーになっていただいた方全員がそういったクリエイティブな

作品を発表できる場として解放したいと思っています。チケットの先行販売もありますし、今後はメンバー専用のイベントの開催なども考えています。コンテンツもこれからどんどん増えていきますが、メンバーの意見を最大限に取り入れ、一緒にこのサイトを育てていく、という発想で充実させていきたいですね。

「一緒に育てていく」という発想はニコンイメージングと同じですね!具体的には、一般の方からのどのような作品を期待されていますか?

それこそまさにデジカメならではの醍醐味だと思うんですが、撮影した写真をアートの世界に広げていける若い才能みたいなものに出会えたらうれしいですね。また、逆にプロのカメラマンの方にも、雑誌や展覧会だけでは表現できないものを、うちの「beat crazy」というシステムを使って発表してほしいです。
 ウェブサイトの特性を活かすことで音楽と写真との密接な関係みたいなものも模索していけるんじゃないかな、という期待もしています。

では、布袋さんご自身は「beat crazy」でどんなものを表現していきたいと思っていますか?

意外と僕らの日常というのは、作品を通してしかみなさんにお見せすることがないんです。でも、写真というのは、優れたカメラマンの方々の作品を見ればわかるように、人間の心の中のものを写しだしますよね。普段、肉眼で見ている現実の向こう側のようなもの、もしくは、その現実の手前側にある、自分の気持ちのようなもの。
 だから、自分を表現する手段の一つとして、僕もこれまで音楽では表現できなかった新しい世界をデジタルカメラによって広げていきたいと思っています。また、カメラというツールと戯れることによって自分の違った部分が開花すれば、それは非常にうれしいですね。そういう今は自分自身でも未知な部分をどんどん表現していけたらいいな、と思います。

普段からデジタルカメラはお使いになっていたんでしょうか?

Photo 撮影・布袋寅泰氏
撮影・布袋寅泰 使用機種・D1X

ええ。もともと僕はカメラはあまり手にする方ではなかったんです。従来のカメラだと、やっぱり現像までやってそこまでで一つのプロセスという感じでしたよね。
 でもデジタルカメラ時代が到来したときに「お、これは僕にもカメラを持てる時代がきたかな」と思いました。だからデジカメは、初期の本当にまだ画素数が粗いものから歴代何十台も持っています。でももっといいもの、もっといいものを、とだんだん欲が出てきて、ついにここ(D1X)まで行き着いたな、と(笑)。使い始めたばかりで自信はまだまだないんですけど、とにかくクリエイトすることはなんでも好きですから、新しい遊びから始まってあとはどこまで本気になるか、ですよね。そうやって楽しみながら、「beat crazy」で僕の作品もこれからどんどん発表していきたいと思っています。

布袋さんも含めたメンバー全員の世界が新しく広がる、という意味でも限りない可能性を持ったサイトなのですね。

ええ。たくさんの人が自分の作品を発表しあうことで、音楽だけでなく総合芸術的な視野で語り合い、人間同士の絆も深まる。僕らが目指しているのはそんなサイトなんです。