Nikon Imaging
Japan
At the heart of the image.
日向 瞬 × D5300

パーティーシーンをきれいに撮る

今日は友達の香織ちゃんの誕生日。「今夜、誕生日パーティーをするのでぜひ来て!」とのお誘いに、瞬はさっそくカメラを持って出かけよう……と思ったものの、「夜の室内だと内蔵フラッシュを使って撮らないとブレちゃいそうだけど、光が強いから自然な色合いで撮れないんだよなぁ」と、カメラを手に何やら考え込んでいる様子。というわけで今回はそんな悩みを解決するために、 パーティーシーンをきれいに撮るためのアイデアを紹介したいと思います。さぁ、カメラの準備が整ったら楽しいパーティーの始まりです!

撮影監修:斎藤 勝則

Step1 室内で大活躍、きれいに撮れるバウンス撮影

誕生日やクリスマスなどのホームパーティー。記念写真を撮ろうと思ったら、ノンフラッシュで撮るとブレてしまう、かといって内蔵フラッシュを発光させると光が強過ぎて自然な色合いで撮れない……という状況に困った経験がある方も多いのではないでしょうか?
そんな問題を解決してくれるのが「バウンス撮影」です。バウンス撮影とはフラッシュヘッド部分が回転する外付けスピードライトを使う方法で、フラッシュヘッドを上向きにして発光させ光を天井や壁に反射させて撮影します。反射によりやわらかくなった光で被写体を包み込み、フラッシュを直接当てたときに比べ被写体の影もやわらぎ自然な雰囲気の写真を撮ることができるのです。バウンス撮影は専門的な技術のいらない、簡単にできるライティングテクニックです。しかも室内など様々な場面で高い効果を発揮します。外付けスピードライトをお持ちの方は少ないかもしれませんが、これを機に1台準備しておくのもおすすめです。

今回用意したスピードライト、SB-300です

天井に光を反射させることで被写体にあたる光をやわらげることができる

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ノンフラッシュで撮影:室内の灯りの雰囲気は出るものの、シャッタースピードが遅く人物がブレてしまった

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内蔵フラッシュを使って撮影:強い光で早いシャッタースピードも確保。ブレずにはっきり写すことができた

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バウンス撮影:天井に光を反射させて撮影。はっきりきれい、さらに自然な光で肌色もナチュラルに写った

スピードライトの操作方法

操作は簡単、カメラ上部にスピードライトを取り付けたらスイッチをONに。赤いライトが点いたら準備OK

フラッシュヘッドを上向きに回転させ、天井に光を反射させて撮影してみよう

Step2 集合写真はWi-Fi機能で簡単に!

D5300にはWi-Fi(無線LAN)が内蔵されているので、お手持ちのスマートフォンなどのスマートデバイスと接続すればカメラをリモート操作することができます。まるで液晶モニターを見ながら撮影しているような感覚で、手元のスマートデバイスに被写体を写しながら撮影することができるのです。たとえば大人数の集合写真などこれまでセルフタイマーを使って撮影していた場面でも、手元でフレーミングを確認、シャッターボタンも手元で押すことができます。
さらに撮影した画像をスマートデバイスで確認することができ、好きな画像を取り込むことも簡単。撮影したその場ですぐにSNSにコメントを添えて写真をアップ!なんてこともスムーズに行える、とても便利な機能です。

香織ちゃんは彼と2人で、Wi-Fiを使ったツーショット写真撮影にチャレンジ。ご覧のとおり、スマートフォンの画面が液晶モニターに早変わり(※)。「ちゃんと真ん中に入っているかな?」カメラをセットするときにフレーミングを決め、あとはスマートフォンを見ながら2人の入る位置を微調整しよう

※専用アプリ(Wireless Mobile Utility)をダウンロードしたスマートデバイスを用意、カメラに内蔵されている無線LANと接続して使用します。詳細はこちらからご覧ください

フレーミングが決まったら目線をカメラに向けて手元の画面をタッチ! リモコンのように手元でシャッターボタンを切ることができる

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ファインダーを覗きながら位置調整、タイマーをセットしてカメラとの間を行ったり来たり……なんて手間はもう必要なし。簡単にツーショットが撮れました!

撮影のコツ

カメラの設置は三脚がなくても大丈夫。本を重ねた上に置くなど工夫すればカメラの高さを調整できる

撮影した写真はすぐにスマートフォンで確認。セレクトした写真をすぐに取り込めるのでSNSへのアップも簡単♪

Step3 ろうそくの雰囲気を出して撮ろう

部屋の灯りを消してケーキのろうそくを吹き消すシーンは1番のシャッターチャンス。ろうそくを灯したケーキやろうそくをあしらったテーブルコーディネートなどもパーティーらしい被写体です。そんなパーティーの必須アイテムですが、撮影する際には注意が必要です。
まず、ろうそくの静かな灯りの雰囲気を出すためにフラッシュモードを「発光禁止」に設定、フラッシュをたかずに撮影しましょう。暗い室内でのノンフラッシュ撮影はどうしてもシャッタースピードが遅くなりますので手ブレに十分気を付けて、必要ならばISO感度を上げて撮影してください。
また、ろうそくの灯りはもともと赤みがかった色をしているので、オートホワイトバランスで撮影すると白い色に補正されます。そこであえて赤みを出す「晴天」や「晴天日陰」のホワイトバランスに変えて撮影すると、ろうそくの灯りが温かい色味に変わりぐっと雰囲気を出すことができます。その他、いろいろなホワイトバランスを試して、好みの色合いを探してみるのも楽しいですよ。

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ホワイトバランス:オート

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ホワイトバランス:晴天

ホワイトバランスの設定方法

i(アイ)ボタンを押してインフォ画面を表示、ホワイトバランスの設定画面を表示させる

ホワイトバランスを「晴天」に変更し、OKを押す

ノンフラッシュ撮影では手ブレに要注意。シャッタースピードを確保できない場合はISO感度を上げて撮影しよう

ワンポイントアドバイス

レンズを変えて、背景をボカして撮ろう

料理やケーキ、趣向を凝らしたテーブルコーディネートもパーティー時におさえておきたい被写体です。さまざまなものが並ぶテーブル上の被写体は背景にものが写り込んでしまうため、背景を整理するためにボカして撮影したいところ。単焦点レンズ「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」はそんなシーンで活躍するレンズです。美しいボケ味を活かした撮影が可能なだけでなく、開放F値1.8 の明るいレンズなので、光量が少ない室内でもブレにくく手持ち撮影がしやすいのもうれしいポイントです。

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標準ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II」で撮影。背景が少しごちゃごちゃしている

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単焦点レンズ「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」で「HAPPY BIRTHDAY」の文字にピントを合わせて撮影。手前と背景が美しくボケ、文字部分を際立たせて撮ることができた